8歳の長男を筆頭に、3人の子どもたちを育てる番場さん。ママは4人目を妊娠中で、パパと力を合わせて日々奮闘中です。子どもの自主性を伸ばす工夫がいっぱいの、ある一日を紹介します。

番場夏苗さん(35歳・事務)

パパの洸介さん(35歳)、陸くん(8歳)、麻衣ちゃん(6歳)、蓮くん(3歳)の5人家族で、第4子を妊娠中。「子どもたちには『自分のことは自分で』と伝えて、できることを少しずつ増やしています。親が助かるだけでなく、子どもにも自信がつくと思うから。時間がなくて手伝うときも『次はこうしてみよう』と声掛けしています」

番場さんのタイムスケジュール

子ども3人の自主性を上手に伸ばす!

  • 6:40
    起床
  • 7:00
    朝食

    パパは朝食後に出発

  • 8:10
    家を出る

    小学生の長男を見送ってから園へ

  • 8:30
    登園
  • 9:30
    出社

    通勤中に家庭モードから仕事モードに切り替え

  • 17:00
    退社
  • 18:15
    お迎え
  • 18:30
    帰宅
  • 19:30
    夕食
  • 20:00
    パパ帰宅
  • 20:30
    お風呂

    パパと子どもが先に入り、ママはその後で

  • 21:00
    子ども就寝

    寝落ちしなければ、パパとのコミュニケーションタイムに

  • 0:00
    ママ・パパ就寝

morning朝の家事は役割分担せず、できる方がやるスタイル

夫婦の家事分担は明確に決めておらず、できる方がやります。一人が朝食の準備を始めたら、もう一人は子どもたちを起こして準備の確認。服や持ち物は、前日の夜に子どもたちが自分で準備しているのでスムーズです。

私は食後、片付けや夕食の炊飯器をセットして出発。

朝食はワンプレート。トレーを使うと食べこぼし処理や下膳もラク

working社内のシステム担当。進行を先読みして残業も

社内のシステム担当。課員とのチームワークを意識しています。IT分野は常に新しい知識が必要なのでついていくのは大変ですが、理解できると面白く、日常生活でも役立ちます。

進行を先読みしてパパや子どもたちに状況を伝えておき、調整ができた日は残業することも。

evening夕食は各自で取り分け。洗濯は夜のうちに2回

帰宅後すぐ1回目の洗濯。平日の夕食はメニューを定番化し、ご飯もおかずも大皿に盛って、食べる分だけ自分で取る方式です。

食後は長男の宿題を確認、食器の片付け、洗濯干し。子どもたちが寝たら2回目の洗濯ですが、私が寝落ちしていたらパパが担当してくれます。

コップや箸は子どもの届く位置に収納し、飲み水も各自で準備

パパ’VOICE自分ができない部分を担ってくれるママに感謝

保育園の送迎や自分ができないときの家事をママが担ってくれて、感謝しています。子育てで意識しているのは、あいさつをきちんとすることと、自主性を伸ばすこと。子どもに親の意見を押しつけないようにしています。

取材後、生まれました!

相互理解が深まっても相手を思いやる心を大切に

親になって8年以上経ち、相互理解が深まってきましたが、今も夫婦で意識して「○○やるね」「○○やってあるよ」と声を掛け、「相手がやっているはず」をなくしています。これからもお互いに思いやる心を忘れずにいたいです。

子どもたちと外遊びに行ってくれるのも助かります

※この記事は、2021年5月発行の「ぎゅって首都圏版6月号」に掲載した記事を再編集したものです