/ 2021.07.08

日用品メーカー・ライオンで働く一児の母が立ち上げた「ご近所シェフトモ」。 夕飯作りを近所のお店にLINEで依頼できる新サービスが誕生したいきさつを聞きました。

index目次

この人に聞きました

廣岡 茜さん
ライオン ビジネス開発センター ビジネスインキュベーション

2006年ライオン入社。営業や商品企画、マーケティングに携わった後、社内コンペを経て2019年から新規事業「ご近所シェフトモ」を担当。5歳の女の子のママ。

“料理をやめた”働く母が起案
昭和と令和のハイブリッドサービス

近所のお店に夕飯のおかずをお任せできるテイクアウトサービス「ご近所シェフトモ」。 LINEで翌1週間分をまとめて注文し、当日お店で受け取るだけ。献立も主菜の肉か魚を選ぶ2択なので、考える・作る手間から解放してくれます。
「顔が見えるお店にLINEで注文する」—昭和のご近所付き合いと令和の便利さを兼ね備えたハイブリッドな取り組みです。
※主菜1品+副菜2品で1食840円〜(キッズセットの用意がある店舗もあり)。2021年6月現在の加盟店舗は東京都内の約40店

メニュー例(お皿は廣岡さん私物)

きっかけは5年前
笑顔でいるために“料理をやめた”

元々あまり料理が好きではなかったという廣岡さん。結婚当初は手作り料理が愛情表現の一つだと、市販品を駆使しながら毎日の食事から弁当まで孤軍奮闘。しかし、献立を考えることや、義実家から送られてくる食材を使い切れないことがストレスに…。

夫は出張が多く、育児もワンオペになりがちだったある日、「料理をやめる」と宣言! 保育園の前にあった飲食店に「わが家の夕飯を作ってもらえませんか?」と尋ねたことが、このサービスの始まりだったそう。

献立を考えるのも、アプリのダウンロードも面倒!
LINEなら誰もが毎日チェックするはず

注文時のイメージ画面

当時は今のように飲食店のテイクアウトやデリバリーが普及していない時代。けれど、思っていた以上に協力してくれるお店が多く、また周りのママ友からも「私もお願いしてみたい」という声があり、思い切って事業化を決意して社内コンペに参加。今年2月に新規事業として本格スタートしました。

プロが作ってくれるから料理の味については心配不要、大事なのはいかに“注文の手間を省けるか”ということ。忙しい日々の中では、アプリをダウンロードしたり、専用サイトにアクセスしたりすることさえ面倒に思うもの。そこで、誰もが毎日チェックするであろう「LINE」を活用しています。

ママ友・パパ友の次はぜひ「シェフトモ」で
料理をしなくても、幸せな食卓は作れる!

料理から解放された廣岡さん、時間も心にもゆとりが生まれ、いいことがたくさんあったと言います。「家に帰ったらすぐ夕食にできること。バタバタせずに子どもと向き合えること。注文はLINEだけれど、受け取りに行ったときに店主と交わす何気ない会話で心が和んだり…。そして圧倒的に自分が作るよりおいしい(笑)」。
ママ友・パパ友に加え、近所のお店と“シェフトモ”になってみては?

東京都内で加盟してほしいお店があったら、「ご近所シェフトモ」ホームページの問い合わせフォームから、ぜひリクエストを!

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