子どもにとって、親とは違う存在の、おじいちゃんおばあちゃん。なかなか会えない代わりに、絵本に出てくるステキなおじいちゃんおばあちゃんに会いに行きませんか?

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敬老の日に向けて読みたい絵本

2021年の敬老の日は9月20日。電話をしたり、手紙を書いたり、プレゼントを用意する子どももいるのではないでしょうか。最近はステイホームでさらに会う機会が減ってしまった家庭も多いと思います。思わず会いたくなってしまう、おじいちゃん、おばあちゃんとの温かいふれあいを感じられる絵本を集めました。

【1】うさこちゃんのおじいちゃんへのおくりもの


ディック・ブルーナ(作・絵)、まつおか きょうこ(訳)/福音館書店

もうすぐおじいちゃんの誕生日です。うさこちゃんは、毛糸を見つけて、贈り物を作り出しました。毛糸を使って何やら編み始めるのですが、どんどん長くなるこれは何を作っているのでしょうか。うさこちゃんとおじいちゃんのほほえましいやりとりがうれしい作品。

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【2】はやく あいたいな

五味 太郎(作)/絵本館

ある日、とつぜん会いたくなった、よおちゃんとおばあちゃん。2人は同時にお互いの家から出かけます。何度もすれ違ってしまいなかなか会えない2人は、無事に会うことができるのでしょうか。

おばあちゃんのことが大好きな女の子とおばあちゃんのお話。想い合う気持ちがステキだと感じられる絵本です。

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【3】おじいちゃんとおばあちゃん

E・H・ミナリック(作)、モーリス・センダック(絵)、松岡 享子(訳)/福音館書店

くまくんは森のおじいさんぐま、おばあさんぐまの小さな家を訪ねるのが大好きです。おじいさんと遊んでおばあさんにお話をしてもらって…。温かくやさしい世界が広がるお話です。

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【4】たんじょうび

ハンス・フィッシャー(作・絵)、大塚 勇三(訳)/福音館書店

たくさんの動物に囲まれて暮らしているおばあちゃん。中でも猫のマウリとルリ、犬のべロはおばあちゃんと一番仲良しで、家の中の仕事も手伝っていました。ある日、3匹はおばあちゃんの誕生日をお祝いしようと一生懸命知恵をしぼって計画します。お誕生日会はどうなるのでしょうか。

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【5】ピヨピヨ おばあちゃんのうち

工藤 ノリコ(作・絵)/佼成出版社

「ノラネコぐんだん」シリーズでおなじみ、工藤ノリコさんの5匹のヒヨコの兄弟がとっても愛らしい「ピヨピヨ」シリーズ第6弾。暑い夏の日におばあちゃんの家に行って、みんなでお手伝い。みんなが集めた材料を使って、おばあちゃんが作った夏にぴったりの飲みものとひんやりデザートは何でしょうか?

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【6】ぼくは孫

板橋 雅弘(作)、西村 敏雄(絵)/岩崎書店

パパとママはおでかけ。ぼくはおじいちゃんとおばあちゃんのうちに泊まることになった。やさしくて楽しくて大好き。でも、どうしてそんなにやさしいの? ぼくが孫だから?

子どもにとっては、不思議な「孫」の意味を、イラストや言葉で教えてくれます。おじいちゃんおばあちゃんが、自分にやさしい理由がわかるかも?

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【7】おばあちゃんの小さかったとき

おち とよこ(著)、ながた はるみ(イラスト)/福音館書店

石けり、おままごと、紙芝居屋さん、お手玉、お風呂屋さん…。どれも昭和のなつかしい暮らしの一つ一つです。おばあちゃんが孫2人に昔の様子を話しながら話が広がっていきます。この本は、1950年代から1960年代ごろの子どもたちの暮らしを描いた「母さんの小さかったとき」(1988年刊行)をあらためて作り直した本です。

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【8】おじいさんならできる

フィービ ギルマン(作・絵)、芦田 ルリ(翻訳)/福音館書店

ヨゼフが赤ちゃんのとき、おじいさんがブランケットを縫ってくれました。そのブランケットが古くなるとジャケットに。そしてベスト、ネクタイ、ハンカチへとおじいさんは次々にステキなものへリフォームしてくれます。

おじいさんが仕立て直すたびに、その端切れを使ってステキなものを作る床下の小さな生き物たちの生活も平行して描かれています。本のすみずみまで楽しんでください。

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【9】おじいちゃん

ジョン・バーニンガム(作)、谷川 俊太郎(訳)/ほるぷ出版

元気なころのおじいちゃんと孫娘のなにげないやりとり。子どもにはわかりにくい「老い」とは何かを考えさせながら、「生」について描いていきます。かけがえのない時間を大切にしたくなる絵本です。

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【10】おばあちゃん、ぼくに できること ある?

ジェシカ・シェパード(作)おびか ゆうこ(訳)/偕成社

オスカーは、ばあちゃんのことが大好き。公園で遊んだり、本を読んであげたり、お皿を洗ったり、いつも一緒にすごします。でも、最近おばあちゃんは、いろいろ忘れてしまって、できないことが増えてきて…。「ねえ、おばあちゃん、ぼくにできることある?」巻末には、認知症についての解説があり、子どもにわかりやすい言葉でつづられています。

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まとめ

子どもには特別な距離感の存在であるおじいちゃん、おばあちゃん。絵本を読んで、大切に感じる気持ちが強くなるかもしれませんね。

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