芦ノ湖を渡る海賊船、大自然を肌で感じる大涌谷、登山電車にロープウエイ。箱根湯本駅前商店街を散策したり、スイーツやグルメも楽しめる街。親子で満喫できる「箱根」を紹介します。

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子連れで箱根へ行こう

子連れでの箱根旅、どこに行って何をしようかな?と悩みますよね。今回はわが家が利用した公共機関の情報、訪れた場所の情報をまとめて「親子で楽しむ箱根」を紹介したいと思います。

子どもにも旅雑誌を見せよう

我が家の場合、スマホの画像や旅雑誌で現地のスイーツ、海賊船やロープウエイを事前に見せておきました。子どもは「これに乗りたい」「これおいしそう」とワクワクした状態で箱根入りしました。(特に、乗り物好きな子には旅雑誌で乗り物を見せるのがお薦めです)

移動方法は事前に確認しておきましょう

箱根内での移動手段をしっかりと把握しておくのが最大のポイントです。子連れだと大人都合では動けませんし、乗車寸前に「トイレ行きたい!」なんてこともあると思います。その辺を想定して時刻表を確認しましょう。

施設の滞在時間も子どもが何にロックオンして動かなくなるのか?想定不可能です。大人があまり興味を示さない物に子どもが興味を示す事って多いですよね?そこを考えると無理な移動は子どものストレスのもとです。

箱根の施設は子ども向けに作られている場所が比較的少ないので、ちょっとでも遊べる場所や、子どもが興味を示すものがありそうな場所をメインにすると良いと思います。

箱根内は公共の乗り物がベスト

箱根湯本駅をスタートして箱根山を越えて芦ノ湖経由で箱根町港・元箱根港に向かう場合は、乗り物を4つ乗り継ぎます。

  1. 【箱根登山電車】で強羅まで移動
  2. 【箱根登山ケーブルカー】に乗り換えて早雲山まで移動
  3. 【箱根ロープウェイ】で桃源台に着いたら、そこで下車して芦ノ湖へ
  4. 【海賊船】で桃源台から箱根町港・元箱根港まで移動します

この一連の乗り物だけでも充分子どもは楽しめます。乗り物好きな子にはパラダイス状態だと思います。公共機関で移動したい場合は、お得に回れるパスポートなどを利用しましょう。お得な切符情報は、箱根ナビでチェックを。

乗り物に乗ったらここをチェック

登山電車に乗った時は、外の景色とともに進行方向に注目してください。箱根の登山電車はジグザグに山を登っていくように作られているので、進行方向が途中で変わるのです。それに子どもが気が付くか?楽しみですね。

箱根登山ケーブルカー

ケーブルカーの車内に注目。車内は傾斜に合わせた作りになっていて、なんと「階段状」の車内なのです。これは是非、見ていただきたいです。

箱根ロープウェイ

ロープウエイは段々と山の頂上へ近くなっていく様子をしっかりと見る事ができますし、じわじわと遠方に見えてくる大涌谷の煙もワクワク感が増します。

海賊船に乗ったら、元箱根港付近から少し離れた場所に見える「平和の鳥居」を見ておきましょう。こちらの鳥居は箱根神社の下に位置する場所になりますが、鳥居は完全に湖に立っています。その姿がとても素敵なので海賊船から是非見ていただきたいです。

海賊船は全部で3種類

海賊船は全部で3種類ありますので、行きと帰りで違う海賊船に乗るのがオススメです。海賊船には特別船室があり、別料金を払うと入れます。人が多いときは特別船室でゆっくり座って移動するのがおすすめ。

箱根湯本駅前の商店街を食べ歩こう

箱根湯本駅周辺の商店街にはおいしい物がたくさんあります。人力車にも乗れるんです。お店もずらり、お土産屋さんも多いので是非商店街を歩いてみて下さい。

スイーツから珍味まで豊富な品揃え

直近で箱根湯本に行ったのはまだ暑い時季でしたので、商店街でソフトクリームを買い求める人がとても多かったです。

箱根と言うと饅頭を思い浮かべる人もいると思いますが、饅頭はそれぞれに特徴があり、どれもおいしいのでお好みでチョイスしましょう。店頭で作っている様子を見る事ができるお店もあります。子どもは興味津々です。

試食コーナーがある干物のお店もあります。お店の横に焼き場があり、自分で干物を焼いて試食できます。

【山安箱根湯本店】神奈川県足柄下郡箱根町湯本692

大人気、湯もちのお店。湯もちは絶対食べてほしいです。口の中でとろけます、これは絶品。

【湯もち本舗ちもと】神奈川県足柄下郡箱根町湯本690

大涌谷

箱根といったら、外せないのが大涌谷。箱根は現在(2017年12月初旬)噴火警戒レベル1に下がり観光を楽しめますが、ぜん息がある人、乳児や妊婦さんなどははガスの影響に注意しましょう。

火山ガスの影響で箱根ロープウェイが運行中止になる事もあります。2017年9月に大涌谷に行ったときは、雷雲の影響でロープウエイが運行中止になり、登山バスで下山しました。もし、ロープウエイが止まってしまっても、バスがあるので、再開の見通しが立たないときや、急ぎで下山したいときはバスを利用するといいです。

大涌谷に行ったら、必ず食べてほしいのが「黒たまご」(5個入り500円)、「1個食べると7年寿命が延びる」と言われていますよ。

子連れおすすめ施設情報

見所いっぱいの箱根。この他にも、子連れ旅におすすめのスポットをご紹介します。

箱根小涌園ユネッサン

水着で入る温泉施設で、小さい子向けの水深30センチのお風呂もあります。ベビールーム完備など、子連れに優しい施設です。
(神奈川県足柄下郡箱根町二ノ平1297)

恩賜箱根公園

芦ノ湖畔にある、広い公園です。園内の遊歩道を行くと、目の前に芦ノ湖。園内には湖畔展望館や展示室もあります。子連れにうれしい休憩室あり。
(神奈川県足柄下郡箱根町元箱根171)

箱根 彫刻の森美術館

なんと、子どもが入って遊べるプレイスカルプチャー(遊戯彫刻)があります。我が家はまだ未体験なのですが行ってみたい場所の一つです。
(神奈川県足柄下郡箱根町二ノ平1121)

おまけ情報

駅伝がお好きな人、箱根駅伝ミュージアム(神奈川県足柄下郡箱根町箱根167)に立ち寄ってはどうですか?ミュージアムのすぐそばに、箱根駅伝芦ノ湖ゴール・スタート位置があります。

週末の日帰り旅にもお薦め

東京や名古屋方面からのアクセスも良いので、週末の日帰り旅にもお薦めです。
全ての場所を日帰りで回るのはちょっと厳しいですが、公共交通機関をうまく使えば意外とスムーズに移動できます。

仕事の関係でなかなか泊まりで行けない場合でも、旅している感覚を満喫できる場所が箱根だと思います。箱根独特の雰囲気を家族で楽しんで下さい。

箱根観光情報

公式サイト 箱根町観光協会公式サイト
※観光地情報、イベント等の最新の情報はこちらで確認して下さい。
おすすめ年齢 0歳~大人(大涌谷など火山ガス発生地域に関しては、小さい子ども・妊婦さんは注意が必要です。)
入館料・運賃・利用料金等 施設や交通機関によって料金が違います。利用予定の施設及び交通機関のサイト等で確認してください。
アクセス 箱根湯本駅までのアクセス
小田急ロマンスカー利用
新宿発→箱根湯本着 約85分
車利用の場合
東京方面から:西湘バイパス箱根口ICから約15分、名古屋方面から:東名高速御殿場ICから約50分
駐車場 施設によって駐車場が少ない(ない場合もあります)ため、箱根内の移動は公共機関利用が便利です。

箱根内の移動は、ロープウエイ・登山ケーブルカー・登山鉄道・登山バス・高速バス・シャトルバス・海賊船などがあります。箱根フリーパス・一日乗車券などお得なチケットの利用がおすすめ
※お得な切符情報→箱根ナビ(外部リンク)

サービス 各施設の公式サイト等で確認してください。

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めぐみさん

すでに手が離れた2人の子どもと現在育児中の2人の子ども、計4人のお母さんです。コスメと着物と甘いものが大好き。

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