/ 2022.02.28

ヒガシマル醤油のヒット商品「牡蠣だし醤油」。うすくちしょうゆメーカーならではのこだわりがたっぷり詰まった、商品開発のウラ話を聞きました

出典:あんふぁんWeb

素材を生かす、うすくちしょうゆの魅力を生かしつつ、「牡蠣」のうま味で味に深みを出した「牡蠣だし醤油」。2014年に発売され、今やヒガシマル醤油の看板商品の一翼を担うヒット商品に。400ml・プラボトル

この人に聞きました

西山 貴士さんヒガシマル醤油 商品開発担当 主任

入社以来、つゆ・だしなどの液体調味料の開発に携わる。「牡蠣だし醤油」の商品開発を担当。3歳の女の子のパパ。

まろやかで深いコクが特長!素材の味を引き出し、味を調えてくれる

ヒミツ1:「うすくち」メーカーのこだわりが原点に

開発当時、調理の時短志向、健康志向の高まりなどから、食卓で“つける・かける”ができ、塩分が控えめな「だししょうゆ」市場が伸長していました。そこで「ヒガシマル醤油らしい新しいだししょうゆを」と、開発がスタート。

通常、だししょうゆは「こいくち」がベースですが、当社はうすくちしょうゆのメーカーとしてのこだわりから、「うすくち」をベースにしただししょうゆの開発を目指しました。ただ、煮炊きものに使用することが多い「うすくち」は、食材の味を引き立てるためにしょうゆ風味は控えめに作られています。そこに、カツオ・コンブのだしをプラスしても味が上品すぎる…。そこで、かけしょうゆとしてしっかり存在感のある商品に仕上げるために、さまざまな素材を試した結果、「牡蠣」に行き着きました。

ヒミツ2:最終的な試作数は150以上

担当したのは入社2年目で、まだまだ業務知識が乏しいとき。課題をひとつずつ自分なりにかみくだき、上司と相談しながら対処することを徹底しました。中でも大きな課題だったのは、「うすくち」ベースのかけしょうゆが市場になかったために、目標となる「味」が存在しないことでした。

そこで、社内のメンバーはもちろん、当時イベントのお手伝い(うどんを湯がく、つゆの提供など)をさせていただいている幼稚園があり、イベント後に保護者の方に味見をしていただくなど、試行錯誤を重ね、最終的な試作数は150以上にのぼりました。

ヒミツ3:つける・かける、味付けもこれ1本でOK

「牡蠣だし醤油」の味は一言でいうと、「まろやか」です。しっかりとしたコクも感じられ、どこのしょうゆよりもおいしく仕上がった自信があります。うすくちしょうゆは卵との相性がいいので、この商品も卵に合わせて設計しています。

一番のおすすめメニューは「卵かけご飯」。また薬味の風味が引き立つように仕上げているので、冷ややっことも相性バツグンです。個人的には、厚揚げをカリカリに焼いて、ワサビを載せ、このしょうゆをかけて食べるのが好きです。お酒に合いますよ!そのほか、さまざまな調理にも活用できます。卵焼きや唐揚げ、チンジャオロースなどの味付けは、これ一本でOK。煮物で「味がちょっと足りない…」というときには、ちょい足しするだけで味が調います。ぜひ試してみてくださいね。

プレゼント

出典:あんふぁんWeb

ヒガシマル醤油の「牡蠣だし醤油」「京風割烹白だし」をセットにして5人にプレゼントします。

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【応募締切:2022年3月22日(火)】