大人になると毎日の生活に追われがちで自然と向き合う時間もなかなか持てません。広い空を仰いだり、山の空気を肌で感じたり、子どもがいる今だからこそ、一緒に楽しめる大自然を満喫してみませんか?

index目次

公共機関利用での移動がおすすめ

2017年11月。息子の5歳の誕生日に御岳山の神社に行こうと思い、ケーブルカーの乗車駅になる御岳登山鉄道「滝本」駅を目指して車で出かけました。

ここで、母親の私は痛恨のミスを犯してしまいました。11月と言えば、紅葉のシーズン。御岳山の紅葉も、まだ残っている状況…。滝本駅駐車場の手前500m付近から車がほどんど進まない。しかし、引き返すことも難しく待つこと約1時間。なんとか無事に滝本駅の駐車場に車を停めることができました。

※お休みの日は人が多い場所なので、可能であればマイカーではなく公共の乗り物で行くことをおすすめします

ケーブルカーは最前列乗車で楽しもう

ケーブルに引っ張られて上ったり下ったりしていく状況を先頭で見ることができます。登りと下りのケーブルカーが交差する場所に近くなると運転手さんがアナウンスしてくれますので、前方に注目しましょう。


ケーブルカーは最前列が一番楽しいです。特に下り時の最前列。傾斜が強い場所は、アトラクションを楽しんでいる気分になれます。登りも下りも可能な限り最前列をキープしましょう。

リフトも楽しいよ

リフトはスキー場などで使っているものを想像していただければ一番わかりやすいと思います。怖がりの子どもにはちょっと抵抗があるかもしれません。大丈夫そうなら体験させてあげましょう。

※リフトは季節・お天気によって運休することがあります

街を一望できる場所

大人だとごく当たり前に感じることも、子どもには不思議がたくさん。普段見ている家や車が小さいおもちゃのサイズに見える状況も子どもにとってはとても楽しいのです。

ケーブルカーを降り御岳山駅からすぐの場所にある休憩スペースの一角に山からの眺めがとても良い場所があります。そこで小休止。周りにいた子どもたちが「ここから、家が見えるの?」「家はどっちの方なの?」と、楽しそうにしていました。

望遠鏡での眺めは大人でも楽しめるので、時間があれば体験を。5歳の息子は街を一望した後にまったりとお茶を飲んでました。いい景色は大人も子どもも気持ちが和むんだな、と実感しました。

御岳に行ったらおいしいものを食べよう

写真の三福団子は滝本駅で購入したのですが、色に特徴があると思いませんか?実はこの団子は、さつまいも団子なのです。

さつまいも団子に特製醤油を付けて、仕上げに軽くあぶってでき上がり。醤油味以外に味噌味もあり、確かクルミ味噌だったと思います。

ササっと買って食べられるものもたくさんありますし、店内でゆっくりと食べる環境もあります。時間があれば、お店でゆっくりランチするのもおすすめです。

店じまいが早かったり、商品が売り切れて16時ごろに閉まる店もあったので、気になるものは早めに食べておくほうが無難です。土産物店も多くあるので、駅の売店に限らず道中にある店にも注目してみてくださいね。

おすすめお土産は「生わさび」。滝本駅で販売されている「生わさび」は要チェックです。

子どもにはケーブルカーがデザインされたパッケージのクッキーがおすすめです。

カーナビの設定に気を付けよう

車で行く場合は、ナビの設定の際の注意点が「みたけ山観光協会公式サイト」にて掲載されています。

「カーナビゲーションシステム(カーナビ)を使ってみたけ山へお越しの皆さまへ 目的地は「御岳登山鉄道 滝本駅」あるいは「青梅市御岳2丁目482番地」 電話番号の場合は 0428-78-8121(御岳登山鉄道「滝本駅」)をお使いください」

出典:http://www.mt-mitake.gr.jp/

実際に私も御岳山と検索してみましたが、駅とは違う方向に案内されます。最終地点が滝本駅になっているのか?など細かい部分を確認してから出発しましょう。

子連れ御岳山チェックポイント

気軽に行ける場所だけど、御岳山の観光スポットは自然と共存している場所です。

自然の山の中に観光スポットが点在しています。遊園地と違いトイレも自動販売機もたくさん設置されているわけではありません。その点を頭に入れて最低限の準備をしていきましょう。

ポイント1:簡易トイレを持ち歩こう

簡易トイレが手元にない場合は使っていない紙おむつを丈夫なビニールに入れて簡易トイレ代わりにする方法もありますが、できれば市販の簡易トイレがあると安心。特に、トイレをギリギリ、あでガマンしてしまう場合は、簡易トイレの持参を強くおすすめします。

ポイント2:軽い食べ物と水分は必須

山道は想像以上に疲れます、ちょっと甘いものを口にするだけでも元気が出ますので、甘いお菓子と水分は必ず携帯しましょう。小分けされたお菓子、気温や体温で溶けにくいラムネを持って行くと便利です。

ポイント3:履き慣れた靴で行く

舗装された道ばかりではありませんし、天候によっては足元が悪い場合もあります。歩きやすい靴はもちろんですが、履き慣れている靴を履いていきましょう。

ポイント4:現地に着いたら地図を入手

ケーブルカーの運行情報をスマホ撮影してから山へ向かいましょう。繁忙期は増便されますが、時刻表を確認する手間は惜しまないでください。

ケーブルカーの最終便時刻は必ずチェックしておくことをおすすめします。乗り遅れたら、徒歩で下山となります。御岳山駅から滝本駅まで徒歩移動で約1時間ほどかかります。子連れだとそれ以上かかる可能性あります。

ポイント5:荷物はリュックに入れる

特に子どもの荷物には気を付けて、手に物を持たせて歩かせない工夫をしましょう。急な坂道や階段など大人でも危なく感じる場所があります。子どもはバランスを崩しやすいので、とっさのときに地面に手が付けるよう手には荷物を持たない装備で歩きましょう。

施設情報

公式サイト みたけ山観光協会公式サイト
※最新の情報はこちらでご確認を
おすすめ年齢 歩ける子ども~大人(危険な場所もあるので目が離せない年齢の子どもは注意が必要)
ケーブルカー&リフト乗車料金 【ケーブルカー料金】
片道:大人590円・子ども300円
往復:大人1110円・子ども560円

【リフト料金】
片道:100円
往復:190円

ケーブルカーとリフトに関する最新情報は、御岳登山鉄道公式サイトで最新情報を確認してください。
※ケーブルカーはペット乗車可能

アクセス 電車利用の場合
JR立川駅からJR青梅線乗車(奥多摩方面)約50分。JR御嶽駅下車後にケーブル下行のバス乗車。ケーブル下行バスで約10分。バス終点停下車後、徒歩3分ほどでケーブルカー滝本駅到着。

車利用の場合
中央道から八王子I.C.より国道411号、都道経由で約60分、圏央道から青梅I.C.より国道411号、都道経由で約40分。日の出I.C.より国道411号、都道経由で約30分

駐車場(滝本駅) 営業時間 7:10~19:00
駐車台数 136台
軽・普通車:350円/1時間※上限額1400円/1日
※滝本駅に到着するまでの道中に民間駐車場もあります。
サービス 赤ちゃん用に特別に設備が整っている場所はありません。

この記事を書いたライター

ライター一覧 arrow-right
めぐみさん

すでに手が離れた2人の子どもと現在育児中の2人の子ども、計4人のお母さんです。コスメと着物と甘いものが大好き。

めぐみさんの記事一覧 v-right