/ 2018.12.25

いよいよ12月。年末で慌ただしくなる前に年賀状を出さなきゃ…と焦ってしまうもの。せっかくなら楽しく準備をして、喜ばれる年賀状にしたいですね。ママたちはどんな年賀状を作っているのか、どんなものが喜ばれるのか、年賀状事情を聞いてみました!

question来年の年賀状は送る予定ですか?

「送る」人は84%。喪中を理由に送らない人を除くと、実に約90%の人が年賀状を送る予定のようです。なんでもLINEで済ませることが当たり前になってきているなか、年賀状という文化が廃れていないようです。

「送らない」人は新年のあいさつをどうするのか聞いてみると、「LINEやメールで済ませる」という回答がもっとも多く52%。次いで「直接会ったときにあいさつをする」という人が30%でした。

question年賀状はいつごろから準備しますか?

準備に取りかかる人が多いのが、12月上旬から中旬の時期。郵便局も含め、年賀状印刷のお得な早期割引キャンペーンを行っているところが多いことから、11月中に準備をするという人も28%いました。

  • 毎年この時期になるとクーポン券が送られてきます。有効期限内に早期割引で注文したいので、毎年早くつくる習慣ができました。年末をバタバタせずに過ごせますよ!(37歳・神奈川県)

question自分の名前で送る枚数はどのくらいですか?

夫や子どもの名前で送る枚数は除く

一番多かったのは20~30枚を送っている人。年齢とともに知り合いの数は増えていくものですが、SNSの普及もあって、わざわざ住所を教え合う習慣がなくなってきたのかもしれません。

question誰に送る予定ですか?

1位 友人 87%
2位 自分の親戚 67%
3位 自分の両親 66%
4位 夫の両親 59%
5位 夫の親戚 56%
6位 保育園や幼稚園など学校のママ友 32%
7位 職場の上司 25%
7位 職場の同僚 25%

 
※複数回答

送る相手の第1位は「友人」。その後「自分の親戚」、「自分の両親」、「夫の両親」、「夫の親戚」と続きます。職場の上司や同僚など、会社関係に送っている人は25%どまり、年賀状はプライベートなものと考えている人が多いようです。

なかには、毎年自分の子どもたちにも年賀状を送っているというステキな回答も。

  • 子どもたちに家族写真が入った年賀状を毎年送っています。毎年パパとママからのメッセージを書き添えているので、大きくなったら1冊にまとめてあげようと思います。(32歳・福島県)

question例年、年賀状には何の写真を入れていますか?

1位はやはり「子どもの写真」(36%)。たまにしか会えない両親や親戚に、子どもの成長した姿を見せてあげたいと、成長記録として子どもの写真を載せている人が多いようです。同じ理由で、家族全員の写真を載せている人も17%います。

  • ご無沙汰している知人に、家族の成長を見てもらうため、アップの家族写真をドーンと載せています。写真は12月に慌てて撮りに行っていますが、みんなが揃っていい顔しているものがなかなかなくて、毎回数十枚は撮るはめに。(46歳・埼玉県)
  • 子どもが小学校高学年になったときに、自分の写真を入れないでほしいと懇願されました。成長したんだな~と思うと同時に、ちょっと寂しくなりました。(47歳・東京都)

2位は対照的な「特に写真は入れない」でした(29%)。仕事関係など親密ではない相手、独身や子どもがいない人には子どもの写真を入れないなど、送る相手によって写真ありと写真なしを使い分けている人も多いよう。特に子どもの写真は相手がどういう状況かわからないなら、不快に思われないように入れないと回答した方もいました。

  • 夫の仕事関係はイラストと文字のみの年賀状。親しい友人や親戚関係は家族写真&子ども写真入りというように使い分けています。(45歳・千葉県)
  • 子どもがいる人と親族は子ども入りの写真年賀状、独身や子どもがいない人には写真なしを送っている。(36歳・神奈川県)

question年賀状をどのようにつくっていますか?

1位 素材集やムック本等を使用して自宅で印刷 28%
2位 自分でイチからデザインを考えて自宅で印刷 25%
2位 ネットでデザインや写真を指定して業者に注文 25%
4位 その他 11%
5位 既製品を購入し、一言添えて作成 8%
6位 すべて手書きで作成 4%

 
他にも、ネットで無料もしくはお手頃価格のテンプレートをダウンロードし、ひと手間加えて個性を出す人も多いようです。

マスキングテープとシールは大活躍!

  • 基本は家族写真と年賀のイラストを載せて、そこに一言を添えています。マスキングテープやシール、色ペンなどで飾りつけをプラスすることも。(34歳・東京都)
  • 干支のシール貼ったり、カラーペンでメッセージを書いています。ただテンプレートを印刷しただけにならないように、心を込もった温かい年賀状になるように工夫しています。(32歳・愛知県)
  • お正月用イラストが描かれたマスキングテープを購入。余白が気になるときに使うととっても便利。正月らしいシールも、貼ると華やかで可愛くなってよかったです。(32歳・東京都)

question年賀状にまつわるおもしろ&失敗!エピソード

現実と写真のギャップ

  • フォトショップを使って私が年賀状の写真を加工してるのですが、私のシミやシワ、日焼け、果ては太ったお腹をこっそり修正してます。久しぶりに会った私の親戚が、現実の私を見てツッコんでいて、夫の親戚は目が泳いでました。(34歳・和歌山県)
  • 夫が写真を勝手に選んで年賀状を作ったのですが、私の顔が疲れ切った老け顔だった。もう作り直せないので、心の中で静かに泣いた。それ以降は、写真のないシンプルな年賀状になった。(39歳・青森県)

年賀状の恨みは怖い!

  • 甥っ子からわが家に送られてきた年賀状に、私と子どもたち2人の名前しか書いていなく、主人の名前は書いてありませんでした。ショックをうけた主人は、甥っ子にお年玉を渡すのを渋っていました。(32歳、愛知県)

ああ、勘違い…

  • 親戚用のちょっとかたい文章の年賀状と、友人用のくだけた楽しい文章の年賀状を間違えてしまった。後日その親戚に会ったとき、「楽しくて仲がいいお友達付き合いしてるのね~!」と笑われた。(48歳・静岡県)
  • イチから自作のわが家。意気揚々と年賀状を送ったところ、友人から「日付けが翌年の元旦になっているよ。」と指摘されました。歳のせいか、今年が何年か分からなくなっています。でも、全く気付かなかった人も多数いてホッとしました。(36歳・兵庫県)

意外と楽しいコスプレもの

  • 赤ちゃんの頃は干支の衣装を着せて、それを年賀状にしていました!着ぐるみみたいで、とら年がみんなから好評でした。(34歳・東京都)
  • 毎年、友人から子どもをネタに使った写真年賀状が届きます。子どもに全身白い服を着せて頭にミカンをのせるなど、センスがあるので毎年届くのを楽しみにしています。(36歳・神奈川県)
  • 毎年家族3人が干支の仮装して、コタツに入ってテレビを見ながら年越しそばを食べている、という友人の写真が毎年の楽しみです。(46歳・大阪府)

年賀状は新年最初のあいさつ。心のこもった年賀状が届いて嬉しくない人はいません。送る相手のことを思いながら、楽しく自分だけの年賀状をつくってみてくださいね。