すっぱいトマトもこの「メープルトマト」にするとフルーツトマトのように甘くなり、デザート感覚で食べられます。生でトマトを食べられなかったわが家の娘は、このレシピでトマトを克服できました。

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メープルシロップに漬けたミニトマト

ミニトマトを生で食べられなかった娘が、3歳の時にこの「メープルトマト」を試してみたところ、苺のようにガツガツ食べてくれました。今ではトマトが大好きです!

すっぱいトマトもこの「メープルトマト」にするとフルーツトマトのように甘くなり、デザート感覚で食べられます。半日から一晩漬けておくとちょうどいい塩梅になりますよ。

残ったつけ汁はドレッシングに

シンプルに酢と塩を加えてもいいですし、私はメープルシロップとしょうゆを合わせるのが好きなので、しょうゆ少々とたまねぎのみじん切りを加えてドレッシングにしています。他にも、そのまま飲んだり水で割っても◎ですよ。

メープルシロップとは

メープルシロップとはサトウカエデなどの樹液を濃縮した甘味料。多くのミネラルやビタミン、ポリフェノール、抗酸化物質が多く含まれていて、上白糖やハチミツに比べてカロリーが低く、少量でも甘みを感じやすいのが特徴です。

私はメープルシロップが好きなので料理にもお菓子作りにもよく登場します。酢やしょうゆ、味噌との相性も良いので、和食を作るときにも大活躍。みりんや砂糖を加える代わりに使うと味の深みが増します。

パンケーキにかけるだけではもったいない!色々試してみてくださいね。

材料3つの簡単レシピ

このレシピは材料3つで簡単に作れます。手間と言えばミニトマトの皮を湯剥きすることくらい。皮を剥いたほうが味がしみこみやすいからなのですが、皮付きのまま作ってもOK!絶対に皮を剥かなくてはいけないわけではありません。

けれど娘は、生のトマトは皮つきのままでも食べられるようになったのに、この「メープルトマト」は皮つきだと食べてくれません。最初の印象って大事なのかしら?

ちなみに、ミニトマトではなく普通の大きなトマトでも同様に作れます。丸ごとだと味がしみこむのに時間がかかりますが、インパクト大!切って漬けると中の種が出てしまい見た目があまりきれいではなかったので、取り除くほうが良いかもしれません。

メープルトマト

材料(作りやすい分量)

  • ミニトマト…1パック(10~12個)
  • A メープルシロップ…大さじ3
  • A レモン汁…大さじ2

作り方

  1. 保存容器にAを入れて合わせておく
  2. ミニトマトは洗ってヘタを取り、耐熱容器に入れ熱湯を注ぐ
  3. すぐに皮がプチっと裂けるので、スプーンで取り出し皮を剥き取り、(1)の容器に入れ冷蔵庫で冷やす
    *なかなか皮が剥けない時はつまようじや包丁で切り込みを入れ、もう一度熱湯につけてみてください

わが家では生のミニトマトよりこの「メープルトマト」のほうが消費が早くなり1日で食べ切ってしまいますが、2~3日冷蔵庫で保存できるので常備菜にしても便利ですよ!

紹介したレシピではメープルシロップで作っていますが、ハチミツでも同様に作ることができます。ハチミツの場合は1.5倍量を目安に加えてみてくださいね。

この記事を書いたライター

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田村佳奈子さん

フードスタイリスト、フードコーディネーター、フードアナリスト。Web、雑誌、ドラマなどのレシピ開発やスタイリング、フードコーディネーターとして活動中。

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