長男のことが大好きな次男

まだわが家に、にに(長男)しかいなかった頃、第2子を望むかどうか頻繁に妻と相談していたことを時々思い出します。論点はさまざまでしたが、集約するといつも1つの課題にいきつきました。

それは「第2子の誕生が、第1子にとっての不利益となることをいかに防ぐか」ということです。経済的な観点や時間的な観点であれば、簡単なことではないものの大人側の創意工夫である程度対処することができそうに思えました。

しかし子ども同士の相性だけは、蓋を開けてみないとわかりません。できることならば仲良しでいてほしいですが、こればかりはなかなかコントロールできない。私たち夫婦にとって、これは一番の懸念事項でした。

とと(次男)が生まれて4年がたちます。とてもラッキーなことに、少なくとも今のところはににとは仲良しでいてくれています。ととはににが大好きで、2人が幼稚園にいた頃は自由時間の度に、ににのところに駆け寄っていく程でした。

ににが卒園してしまい、今までと同じように元気に通ってくれるか心配していましたが、どうやら彼には新しい目標ができたみたいです。進学し、小学校でににと再会するという目標が。