/ 2021.06.21

私はO脚だから、自分の子どももO脚だったらどうしよう?子どもがO脚気味な気がするけど、まだ小さいから気にしなくて大丈夫?などなど気になる子どもの脚の形。でも大丈夫!どんなに美脚な人でも小さい頃はO脚なのが普通です。

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どんな美脚の人でも赤ちゃんの頃はほぼО脚

赤ちゃんは誕生するまでママのお腹の中で育つため、重力関節と言われる「股関節」や「膝関節」は未発達な状態で生まれてきます。そのため【歩き始めの頃】は「O脚」(がに股)であるのが普通です。

がに股歩行は【2歳頃】まで続き、この頃に起こるО脚を「生理的О脚」とも言います。

それが【3歳頃】になると少しX脚気味(生理的X脚)になっていきます。そして就学を迎える【6歳頃】には、大人と同じような脚の形になっていくのです。

※生理的О脚と生理的X脚のほとんどは自然に矯正されていきます。生理的範囲を超えた変形の場合は専門医の診察を受けましょう

そもそもなぜO脚になる?

O脚は、左右のくるぶしをつけ、つま先を正面に向けたときに膝が外方へ向き、左右の膝がくっつかなくなった状態のことを言います。

膝関節のかたさが股関節や足関節に影響を与えることもあります。ただし関節の変形は、怪我・体重・加重が加わらない限り起こらないのです。

そのためО脚が起こる最初の瞬間は小さな怪我にあるとも言われています。膝をついて転ぶ、捻るなど、気を付けるのは実は小さな怪我かもしれません。

O脚は遺伝だとしょうがない?予防法は

外見的な要素が似る親子、骨格も似るとも言われています。親自身がО脚で悩んでいたりすると子どもの脚も気になりますが、大きな異常を感じない限り、成長を見守りましょう。

生まれたときはみんなO脚。そして3歳頃にX脚になるのは普通のことなのです。

どうしても気になる場合は、まずはママやパパ自身が自分の関節の可動性をチェックしてみてください。そして子どもも同じようなかたさがある場合には、親子で軽くストレッチをして柔軟性をUPさせていくと良いかもしれません。膝関節や股関節をほぐすようなストレッチを行うと良いと思います。

6歳以降でも改善はまだ間に合う!

関節の可動域を良好にすることが大切です。そのため、膝関節・股関節を動かすストレッチを積極的に行うと良いでしょう。

関節の柔軟性はうんこ座り(和式トイレに座る座り方)ができるどうかにも関わってきます。まずはそこからチェックしてみてください。

この記事を書いたライター

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光永雅代さん
絵日記・漫画家

接骨院の副院長を務める2児のママ。骨格のプロとしての知識に主婦の知恵をプラスした、ママにオススメなエクササイズを提案します。

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