おうちの中で犬や猫などのペットと一緒に暮らす家庭は年々増えてきていると言われていますが、子どもがいる家庭では、どのように生活スペースを工夫しながら暮らしているのでしょうか。実際に犬・猫と暮らす読者に聞いてみました。
犬との暮らし
おうちの中で気をつけていることは?
犬に禁忌の香りがあるので、香りがブレンドされたアロマオイルやルームディフューザーは極力焚かないようにしています。使用したいときは犬がリラックスできる香りを中心に使用することを心がけています。
また、子どもがまだ乳幼児の頃は犬のおもちゃを口にしないように気をつけていました。子ども中心の生活になって犬のストレスがたまらないように、子どもと公園に行くときは犬も連れて行ける公園に行くようにするなど、可能な限り一緒に過ごすような工夫をしています。
生活スペースの分け方は?
主にリビングや脱衣所やお風呂場など滞在時間や使用時間が長い場所は共用スペースとしているので、洗濯物を浴室に干しているときやお風呂に入る際などは脱衣所で犬がくつろいでいます。また寝室や子ども部屋も分けていて、リビングの中でもキッチンと書斎部分にはガードを置いて生活スペースを分けるようにしています。
理想のペットと暮らす家
雨の日はベランダに短時間出していますが、敷いている人工芝が気に入っているようなので、もっとベランダを広くして走り回れるスペースを増やしてあげたいです。
床は無垢材で足に負担がかからないおうちづくりを
子どもとペット、おうちの中で気をつけていることは?
犬が食いしん坊なため、私たちの食事の時間や料理をしている間はご飯を狙って足元にいることが多くて危ないため、ゲージの中に入ってもらっています。
生活スペースの分け方は?
犬が寝るスペースとして、専用ゲージを用意しています。逆に寝る時以外はどこの部屋にも行けるようにしています。
犬を飼いはじめた頃、住むマンションはリノベーションを行ってから住み始めました。犬の足に負担がかからないように、走っても滑りにくい床にしたく、素材を無垢材を選びました。また、トイレまでの行き来を自由にできるよう犬専用の通り道を作りました。
理想のペットと暮らす家
リノベーションした際にもそうしたのですが、足に負担がかからないよう、床は無垢材などで作り、家の中で走っても滑らないような環境にしてあげたいと思っています。
猫との暮らし
子どもとペット、おうちの中で気をつけていることは?
3匹の猫と一緒に暮らしているのですが、小学3年生の兄と、小学1年生の双子の妹たちは触り方や力加減はもうマスターしているので、猫たちととても仲良しです。日頃の猫たちのブラッシングのお手伝いや、おやつをあげたり、お気に入りのおもちゃで遊んだりもしてくれます。
天井の高さまであるキャットタワーを窓際に置くことで外を見やすくし、上下運動をたくさんして猫たちのストレスを少しでも軽減できたらなと思っています。また、猫は綺麗好きな動物なので、トイレは4つ置いていて、こまめにお掃除するようにしています。
生活スペースの分け方は?
夫の仕事部屋とパントリーは侵入禁止にしています。でも3匹ともに基本的には人間と同じスペースで生活しています。ペットも大切な家族の一員なので、ソファなどでくつろいだり、寝る時は寝室で一緒に寝たりする子もいます。
理想のペットと暮らす家
1階や2階を吹き抜けにしてリビングの壁にキャットステップ、キャットウォークを設置するのに憧れます。猫たちが開放的にくつろぐところを見つつ、家族でもくつろげる、そんな空間が憧れです。またお庭やベランダ等に猫たちが日向ぼっこできるようなスペースを作ってあげるのも理想です。