2018.01.28
スプーンを持ちたがるのに、うまく扱えずにかんしゃくを起こしてしまう息子。食卓ごとちゃぶ台返しする激しさで、ホトホト困り果てていました。そんなとき、通っていた療育の先生に教えていただいた、スプーン練習のひと工夫がこちらです。
index目次
練習用スプーンを作ってみよう
- 材料
-
- プラスチックのスプーン
- 1本
- 梱包材
- 適量
- ビニールテープ
- 1本
- 紙コップ
- 2個
- ティッシュ
- 1〜2枚
まずは、練習用のスプーンを作ります。コンビニなどでお弁当を買うとついてくる使い捨てのスプーンに、梱包材をくるくるっと巻き、ビニールテープで固定します。持ち手を極端に太くして、不器用な子どもでも持ちやすくしてあげてくださいね。
介護用のスプーンに似ていますが、実際の介護用のスプーンは子どもには重すぎるし、なにより値段が高い。使ってくれなかったときのダメージが大きくなっちゃうので、自作で作るのがいいです!
スプーンを持つ練習をしよう
ティッシュをビー玉くらいの大きさに丸めたものをいくつか用意して、カップに入れて、スプーンで別の容器に移し替えます。集中できるように、最初はティッシュ1枚分くらいの少なめの量でスタート。
持ち方ですが、上から掴む「順手持ち」、慣れてきたら「逆手持ち」、最終的に「鉛筆の持ち方」と、少しずつ慣らしていきます。
子どもが楽しみながら練習ができるように、ティッシュの代わりに、100円ショップにある手芸用のポンポンを入れるのも◎。
カップの底に子どもの大好きなキャラクターの絵を描いたり、シールを貼っておいたりすると、最後まで移し替えする励みにもなりますよ。
こちらはわが家のスプーンです。絵本の「おさじさん」(松谷みよこ著)に出てくるキャラクターを真似て、顔を描いてみました。
“自分でやりたい”うさぎのぼうやと、強くて優しいおさじさんのお話です。赤ちゃんの頃から何度も息子に読み聞かせているので、息子も私もすっかり内容を覚えてしまいました。
手遊び歌の代わりに暗唱すると、得意げにスプーンですくう真似をしたり、好きな場面になるとここぞとばかり声を合わせたり、いいコミュニケーションツールになっています。ぜひ試してみてください!
この記事を書いたライター
ライター一覧- みずちさん
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発達凸凹のある5才息子がいます。仕事を辞めて、幼稚園ママデビューいたしました。ゆるっと就活しながら、子育てや就学先について考えていきたいです。