湘南・江の島にある新江ノ島水族館(通称:えのすい)は、江ノ島や富士山も見える相模湾に面した開放的なロケーションの水族館で、ショーや展示のほかに体験学習施設「なぎさの体験学習館」も併設されています。

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開放的なロケーションが魅力の新江ノ島水族館

まずは建物が相模湾に面していて開放的。海側は富士山や江ノ島が見えて素晴らしいロケーションです!

そして、広くて見どころ盛り沢山の新江ノ島水族館。子連れで楽しむなら「ショー&ふれあいプログラム」や「なぎさの体験学習館のワークショップ」の時間に合わせてスケジュールを立てるのがおすすめです。ほかにも新江ノ島水族館ならではの見逃せないスポットをご紹介します。

新感覚イルカパフォーマンス「ドルフェリア」&赤ちゃんイルカ

イルカショースタジアム 「ドルフェリア」

新江ノ島水族館ならではの、人とイルカのコラボレーションショー「ドルフェリア」は、土曜、日曜、祝日、年末年始、春の大型連休、夏休みにだけ開催される人気のショーです。

イルカと言葉を交わせるという“アクアン”のミュージカルのような歌と動き、迫力あるイルカたちのジャンプ!楽しくて美しい演出が楽しめます♪

イルカショースタジアムからも景色が楽しめます。後ろが海で、屋外ですが屋根があります。プールが近くて大迫力です。ほかにも、イルカ・アシカショー「きずな / kizuna」も人気で、こちらは元気で楽しいプログラムになっています。

赤ちゃんイルカも見逃さないで!

ブリーディング・プール(イルカショースタジアム / メインプール横)

イルカショースタジアムのメインプール横にあるブリーディング・プールでは、ここで生まれた赤ちゃんイルカが両親と一緒に泳いでいます。ショーの前後にぜひ立ち寄ってみてください♪とっても人懐っこくてかわいいです。

大充実の相模湾ゾーン「相模湾大水槽」

相模湾ゾーン 「相模湾大水槽」

館内で一番大きい「相模湾大水槽」は高低差のある相模湾を再現していて、見下ろしたり見上げたりスロープでぐるりと色々な角度から見ることができます。えのすいトリーターの水中パフォーマンスは毎日開催です!

造波装置により常に波が発生していて、天井が開いているので波の音と潮のかおりもして臨場感があります。潮だまりには魚の種類も豊富で、足元までガラスなので海底にいるお魚も見やすいです。

相模湾ゾーン「相模湾キッズ水槽」

潜水艦の窓からのぞく感じの「相模湾キッズ水槽」もあり、子ども目線の高さに小さな小魚たちが紹介されています。大水槽では見つけにくい小さなお魚も探検気分で発見できます。

相模湾ゾーン「相模の海の水槽群」

ほかにも、深さや環境ごとの生き物を紹介した水槽「相模の海の水槽群」、川魚のジャンプが見られる「川魚のジャンプ水槽」、海藻の森が癒してくれる「岩礁水槽」など、豊かな海“相模湾”の色んな面を見ることができます!

癒しと科学「クラゲファンタジーホール」「クラゲサイエンス」

クラゲファンタジーホール 球型水槽「クラゲプラネット(海月の惑星)」

幻想的で美しい球型水槽「クラゲプラネット(海月の惑星)」は必見です!なんとクラゲショーまであります。飼育員さんからのメッセージボードなどもあり愛を感じます♪

クラゲ展示は、癒しメインの「クラゲファンタジーホール」と、クラゲの飼育展示や研究の「クラゲサイエンス」と分かれています。現在、50種類ほどのクラゲが展示されているそうです。冬季限定で「クリオネ」がいることも。

館内にはタイプの違うカフェが3つ!

オーシャンカフェ テラス

オーシャンカフェ

オーシャンカフェには、ホットドッグやソフトドリンクがあり、テラス席では海を見ながらお食事できます。湘南名物しらすを使った「しらすドック」や、見た目もキレイな「クラゲファンタジーソーダ」、「自家製!厚切りチップス」などどれも美味しかったです。

スタジアムカフェ

イルカショースタジアム2階にある飲食売店です。ショーを見ながらでも食べやすい片手で持てるアイスやアクアンサンデー、肉まんやたこ焼きなどもありました。

湘南カフェ

館内からだと出口付近、入館していなくても利用できます。カレーや丼ものなど、海で遊んだ帰りでもよさそうなメニューです。

室内にはペンギン・アザラシ、外にはウミガメもいます!

ペンギン・アザラシ

ペンギンもアザラシもガラス越しにすぐ近くに見ることができます。こちらも水中での様子が観察しやすくなっていて、小さな子どももそのまま見ることができます。目の前をスィーと泳ぐ姿はとってもかわいいです。

ウミガメの浜辺

外にはウミガメの浜辺があります。階段とスロープですぐ近くまで下りて行ってえさやりの様子も見ることができます。ここまで本格的にたくさんのウミガメを飼育している水族館は珍しいです!相模湾にはアカウミガメ、アオウミガメ、タイマイ、オサガメの4種が回遊するそうで、綺麗な砂浜・自然を守る産卵巣保全活動も行われているそうです。

タッチプールにはサメもいっぱい

イルカと握手、ウミガメにタッチなど「ふれあいプログラム」もありますが人数限定・年齢制限もあるので、もしダメでも大丈夫!だれでも参加できるタッチプールがあります♪江ノ島の磯や相模湾に住む生きものを直接観察できます。ドチザメやネコザメもいましたよ、ドキドキ!

水族館で工作もできちゃう「なぎさの体験学習館」

お子様連れに嬉しい♪新江ノ島水族館に併設された「なぎさの体験学習館」では、子どもにも分かりやすく工夫された湘南のなぎさを中心にした水槽や展示があります。装置をさわれたり、パズルがあったり、楽しく海のお勉強ができそうです。

工作ワークショップなどの体験学習プログラムに参加できるスペースもあり、無料で誰でも参加できるものから、事前申込の本格的なものまで色々あるので、気になる方はプログラムをチェックしてみてください。
体験学習プログラム

水族館の前の砂浜でスタッフの方が集めてきてくれた貝殻や流木などを使って、海モチーフの簡単工作ができて、思い出を持ち帰れます。

「深海Ⅰ・Ⅱ」深海好き興奮の「しんかい2000」が常設展示!

深海Ⅱ~しんかい2000~

えのすいには、深海ファンにはたまらないJAMSTEC(国立研究開発法人海洋研究開発機構)の有人潜水調査船「しんかい2000」が常設展示されています!

「しんかい2000」とはですね、人を乗せて深度2000mまで潜航することができる日本の潜水調査船で20年以上実際に使われていた実機で「機械遺産」にも認定されています。引退後、一番多く潜った相模湾にある新江ノ島水族館で常設展示されています。

潜水艦のガラスの厚み!凄いッ。海底での調査方法や、深海生物の研究なども見れて、ラブカとゴブリン・シャーク(ミツクリザメ)の標本もありました。きゃー、貴重!深海Ⅰ~JAMSTECとの共同研究~ ゾーンでは生きた「ゴエモンコシオリエビ」もいました!(マニアックッ)深海生物を長期飼育できる『化学合成生態系水槽』があり、個人的に熱かったですッ!!

当日中の再入場もできるので、すぐ横の砂浜を散歩したり、江ノ島まで行くこともできます。

日本屈指の豊かな海”相模湾”を大満喫できますよ♪

施設情報(アクセス・サービスなど)

公式サイト 新江ノ島水族館
※最新の情報はこちらでご確認を
一般入場料 大人2,100円、高校生1,500円、中学生・小学生1,000円、幼児(3歳以上)600円
開館時間 3月~11月 9:00~17:00
12月~2月 10:00~17:00(最終入場16:00) イベントにより変更あり
休館日 年中無休(施設点検のため臨時休館あり)
おすすめ年齢 子どもから大人まで
所在地 神奈川県藤沢市片瀬海岸2-19-1
お問い合わせ 0466-29-9960
最寄駅 小田急江ノ島線「片瀬江ノ島」駅から徒歩3分
江ノ島電鉄「江ノ島」駅から徒歩10分
湘南モノレール「湘南江の島」駅から徒歩10分
サービス 授乳室 / おむつ交換設備 / 貸出用の車いす / ベビーカー / コインロッカー

この記事を書いたライター

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ヨーコリンさん

鉄道好き×お魚好き親子です。豪華列車で行く世界一周水族館めぐりを夢見ています。自分へのご褒美はおしゃれカフェ。写真を撮るのが大好きです!人生思い出づくり!

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