ぬりえのスゴ技を親子でマスター。色鉛筆＋αで驚きの仕上がりに

用意するもの

今回はレースペーパーを使って、子どもでも綺麗に塗れる方法をご紹介します。

くまちゃんを、塗っていきます。

塗るのは、こちらのイラスト。記事下にダウンロードできるPDFファイルを用意しているので、使ってくださいね。

キャラクターの輪郭を1～2mm程度白く残して、内側から塗っていきます。

しっぽは、影になる部分が左下になるように、中心を濃く外側に向かってボカして、塗っていきます。

マントや肌が重なる部分は、線を描くようにはっきり濃く載って大丈夫です。

赤の斜線部分が濃く塗る場所です。そこから段々薄くボカして塗ってみてください。

肌色の濃淡だけで肌質が出てきました。次は、オレンジ・ピンク色を足して立体感を出していきます。

まずはオレンジ色で、一番濃い場所に色を付けていくイメージで、結構ハッキリ色を塗ります。

外に向かって薄くボカしていきながら、しっぽも丸く塗っていきます。

同じように、ピンク色も重ねて塗ってみて下さい。頬の部分は、可愛らしくしっかりピンク色を付けて下さい。肌色はこれで完成です。

リボン・マントを塗っていきます

はじめに、リボンを全体的に薄くピンク色で塗ります。リボンと顔が接する部分は、少し濃く塗っておきます。

ハート部分は、最初に濃い部分を塗ります。細かな所は、先に濃い部分から塗ったほうが分かりやすいです。

リボンは、①ピンク ②オレンジ ③イエローの順で濃い部分を重ね塗りします。赤のハートは「濃く」から「薄く」の順で、赤だけで。黄色のハートは「黄色」から「オレンジ」の順で、濃い部分から重ね塗りします。

マントも同じように塗って、くまちゃんは完成です。

レースペーパーを使って背景を塗ります

ここでは子どもに塗ってもらえるよう、レースペーパーを用意し、マスキングテープで動かないように固定します。

レースペーパーにイラストを重ねます。重ねた紙が動かないようにテープで留めて固定します。

色鉛筆は寝かせて塗る範囲を広くして、ピンク色で塗っていきます。鉛筆の先をレースの淵に添わせ、ハッキリ柄が出るように強めにこすって下さいね。

ピンクにオレンジを重ね塗りしたら、次にオレンジ色に黄色を重ね塗りします。キャラクターに掛からない程度に、グラデーションを出します。

一旦テープを剥がします。今度は下半分を塗っていきます。再度、レースとイラスト紙をテープで動かないように固定します。

先ほどと同じ手順で塗っていきます。

完成

余白も綺麗に塗って完成です。

塗り方4つのポイント

1. 余白を残したり塗り方の強弱をつけることで、立体感が出ます
2. 3色を重ね塗りすることで色に深みが出て、質感が増します
3. 色の濃淡がグラデーションが綺麗に見える“コツ”です
4. 色鉛筆の先はとがらせます。広い範囲を塗るときは、色鉛筆を寝かせて塗ってみてください

末っ子の息子は何度も溶連菌になる子でした。自宅で療養しているときに、親子でぬりえをはじめたのが極めるきっかけでした。

外出できないときや病院の待合時間などに、コツを掴んで「親子でぬりえ」を楽しんでくださいね。

ぬりえダウンロード

こちらからダウンロードできます。よろしければプリントアウトして使ってみてください。

次回は、ユニコーンを塗ります

髪のツヤ、羽根のグラデーションもご紹介したいと思います。お楽しみに！