昨年発売前から予約購入になるほど、超話題だった無印良品のコーヒーミル搭載の全自動「豆から挽けるコーヒーメーカー」。わが家でも昨年6月にようやく購入しました。購入後半年以上が経過したので、メリットや使い勝手などをレビューします。

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ようやくわが家にやってきたコーヒーメーカー

わが家では、毎朝コーヒーを飲みます。習慣になっているので、コーヒーがないと少し物足りない感じがします。また、水筒に入れて会社へ持参する分も含め、朝に2回ほどコーヒーを淹れるという時間を取られていました。

ただでさえ、バタバタ忙しい朝なのに、おいしいコーヒーを諦められないため、ハンドドリップで毎朝コーヒーを淹れるという、やや不毛な作業を続けていました。今考えると、「われながらよくやっていた」とか、「やけになっていた」という感じです。

手動のミルでガリガリして、鉄瓶で沸かしたお湯をホーローの口が細いポットに移し、ハンドドリップ。特に豆をガリガリするのが、本当に面倒くさい!でも、おいしいコーヒーは飲みたい!

そんなときに無印良品から、コーヒーミル搭載の全自動「豆から挽けるコーヒーメーカー」が発売されたのです!しかし、昨年の発売当初(2017年1月31日から先行予約開始、2月16日発売)はかなり話題で、どの店舗もネットストアも売り切れ状態で、全く買えずじまいでした。

私の誕生日が5月末なのですが、夫がサプライズで、このコーヒーメーカーを購入してきてくれたときも、受け渡しは7月下旬と言われ、予約伝票をプレゼントとしてもらいました。その後、予定よりも少し早い昨年6月に「豆から挽けるコーヒーメーカー」はやってきました。

「豆から挽けるコーヒーメーカー」29630円(税別)

購入を決めたポイント

購入を決めたポイントは、以下の3点です。

【1】コーヒーミル搭載

なんといっても、手動でコーヒー豆をガリガリする作業から解放されました。高速でキレイに豆を挽いてくれます。豆だけ挽いて、ハンドドリップで淹れるという使い方もできます。そして、挽く豆の細かさも調整できます。

挽く豆の大きさはメモリで選びます

ミルの音については、私的には許容範囲です。音は個人の感じ方の差があると思いますが、豆を高速で挽くので、このくらいは音が出ても仕方ないレベルです。

特にうるさいというレベルではありませんし、ガリガリという大きな音は、豆を挽いている間の短時間なので、それほど気にならないというのが私の正直な感想です。

【2】コンパクトでオシャレなデザイン

やはりさすが無印良品。見た目のデザインがとても良く、コンパクト設計です。機械自体は、145×285×345mm(幅×奥行き×高さ)でとてもスリムです。遠目で見ても、様になるデザインです。主張しすぎず、しっくりと収まっているので、かなり気に入っています。

【3】プロのバリスタが淹れてくれたコーヒーのようにおいしい

そして、最大のポイントは「おいしい」ということです。無印良品のウェブサイトでも売りのコピーは「めざしたのは、プロが淹れる味と香り。」です。

プロのバリスタ監修のもと、一番コーヒーがおいしいとされる87℃の温度設定、30秒の蒸らし時間、斜めシャワーのドリップなど、徹底的にこだわった開発で、宣伝に間違いなく本当においしいコーヒーが飲めます。

素人レベルの私が淹れるハンドドリップのコーヒーと比べると、これで淹れたコーヒーの方が断然おいしかったという、むなしい結果でした。

購入前に気を付けたいこと

コーヒーメーカー自体は、コンパクト設計なのですが、使用する際に左右に開くため、左右のスペースも必要です。左右に開くので、単純に考えてコーヒーメーカーの幅の3倍の設置幅は確保した方がいいということになります。

スペースをそれなりに確保しないと、コーヒーメーカーは設置できません。これは購入前にチェックしておくべきポイントです。見た目がスリムなので、場所を取らずに置けると私は思い込んでいたのですが、念のため調べておいてよかったです。

左右にスペースがこのくらい必要です

使用してみて注意が必要だったポイント

約半年間使用してみて、1点だけ改良してほしいポイントがあります。それは、コーヒー豆が詰まる点です。すべての豆が詰まりやすいというわけではなく、特に油分が多い深煎りの豆が要注意。

タイマーをつけて、深煎りの豆で全自動、という使い方はおすすめできません。豆が途中までしか挽けていなくて、薄いコーヒーができあがる可能性があります。

深煎りではない場合は、定期的にお手入れすれば、それほど豆の詰まりは気になりません。お手入れは簡単で、本体上部が開くので、ぱかっと外して、付属のブラシで残った粉を落とすだけです。


深煎り豆がたまに詰まること以外に不満はないです。ほぼ全自動で、本当においしいコーヒーが飲めるようになり、見た目も気に入っているので、わが家にとっては、正解のお買い物でした。朝のコーヒータイムが少し贅沢になっています。

この記事を書いたライター

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タマキチハルさん

4歳と6歳の2人の子どもを持つ、フルタイムで働くワーキングマザーです。いろいろ「ためない暮らし」を目指して、日々工夫の毎日です。

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