毎日子どもの行動に振り回されてもうヘトヘト。「この状態、なんとかならないの?」と悩んでいるママは多いのではないでしょうか。でも、「男の子ってこういうもの」と理解し、その対応法を知ることで、グンとラクになりますよ。

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“男の子”ってこんな感じです

ママにとって「男の子」は自分とは違う性別の生き物。「なんでこんなことするの?」と女性のママには考えられないような行動をします。

意味不明なことや危険なことなど、想像を超える行動ばかり。なので、ママからはよく「男の子ってわからない」という言葉が聞かれます。

確かに、女性であるママは、男の子の性質や行動が理解しにくいのかもしれません。すべてがそうであるわけではありませんが、男の子ってこんな感じなのではないでしょうか。

好奇心旺盛

とにかく気になるものを何でも触る、試しに動かしてみる。音が出るものやボタンなどの押すものが好き。空いている穴にはなんでも入れる。

目の前のものに興味を持つ

自分の目の前のものに興味を持つので、周りのことは考えない。自分の興味のあるものだけに集中する。興味のないものには見向きもしない。

活発で衝動的

すぐに走り出す。じっとしていられない。落ち着きがない。突然何かを始める。危ないことをする。ちょっとしたスリルが大好き。

いたずら大好き

すぐにふざける。いたずらすることが大好き。下品な言葉を使う。すぐに裸になる。人の笑いをとるのが好き。

競争が好き

一番になりたがる。ヒーローや強いものが好き。戦隊ごっこなどで挌闘する。ゲームで勝ちたがる。

汚れても平気

服や靴が泥だらけでも気にしない。道端に落ちているものをすぐ拾う。手を洗わない。

こだわりが強い

電車や車などにやたら詳しい。同じものばかりで遊ぶ。同じ服ばかり着る。虫などの生き物が好き。機械的なものが好き。

ママにとってはどれも「なんで?」と思うものばかりですよね。でもこれが男の子なのです!男の子を育てるうえで、まずは「男の子ってこんな感じ」ということを知っておくと、少しは気持ちがラクになるかもしれません。

困った行動はママのイライラの原因に

とはいえ、このような行動はママにとってはイライラの原因。つい「ダメ!」「やめなさい」「何やってるの!」「もういいかげんにして!」とガミガミ叱ってしまいがちです。

でも、頭ごなしに叱られると子どもはその行動をやめるどころか、ムキになってさらにやり続けてしまうことも。こうなると、ママもそれに応戦してしまい、もうヘトヘト。

どうすれば子どもは困った行動をやめてくれるのでしょうか?

困った行動の対応法とは?

人は誰でも、叱られるのは好きではありません。かえって、反発したくなってしまいます。子どもの困った行動にだけ目を向けて叱ってばかりでは、この状況は変わらないのです。

これを変えるには、

できていることに目を向けて、ほめてあげること

特にほめるところを探す必要はありません。今その場でできていることを言葉にしてあげるだけでOK。

たとえば、子どもがハミガキをしているなら「お、ハミガキできているね!」、着替えているなら「お着替えバッチリだね」というように。

これによって“ママはボクのことを気にかけてくれている”と感じることができます

できないことを叱るばかりではなくできていることを認めてあげるのがコツ

いつも電車の中で騒いでしまうなら、静かにしていられたときに(ほんの一瞬でも!)「今日は電車の中で静かにしていてくれて、ママとっても助かったよ」と声をかけます。

もしかしたら、その後もこの行動はすぐにはやめられないかもしれません。でも、このような声かけを根気よく続けていくことによって、子どもの困った行動がだんだんと少なくなっていきます。

一見遠回りにも感じますが、「叱る」よりも、「できていることに目を向けてほめる」ことで、やんちゃな男の子が少しずつ変わっていきますよ。

この記事を書いたライター

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佐藤麻依子さん
専門家

男児2人の母。心理カウンセラー。2006年から子育てに悩むママの子育て相談を開始。現在は、講演、講座、子育て相談、中学受験相談、執筆活動に力を入れている。「子育て3ステップ会話法」を考案し、書籍『男の子のための魔法のこえかけ 3ステップしつけ法』を出版。

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