なかなかお金が貯まらないけど、わが家の何が問題なの!? やりくりに悩んだときは、「理想の家計バランス」を参考にすると良いかもしれません。月収の〇〇%を貯蓄した方が良い!? 貯めるコツとあわせて、理想の家計バランスを教えちゃいます!

question理想の家計バランスは?

家計バランスは、一般的にはこれくらいが理想と言われています。
いろんなやりくり雑誌や本を読み、主婦生活&FP資格取得の過程で学んだことなどを踏まえて私が思うバランスです。諸説ありますが、一番参考になったのは以下の本でした。

このバランスで考えると、例えば、月収(手取り)が30万円の場合、住居費はその25%が理想なので「7万5000円が理想」ということになります。

一度、家庭の月収(手取り)の家計バランスを計算してみて、どこに問題があるか考えてみると良いと思います。もちろん、住む地域(平均家賃の高い/低い)や家族構成(夫婦のみ/多子家庭など)によって「理想のバランス」も変わります。

あくまで参考ではありますが、「わが家は通信費の割合が高すぎるから、格安スマホにしようかな?」など、問題点もわかり、対策を立てやすくなると思います。ちなみにわが家の家計バランスは現在、こんな感じです。

住宅ローンは毎年繰り上げ返済をし、既に完済したので、住居費は0%と少なくなっています。食費・日用品費の割合が少ないのは、旬の野菜の積極的な活用や買い物メモの徹底など、食事作りに工夫しているからだと思います。

代わりに、わが家は「おこづかい」や「子ども費」などが多くなっています。

「おこづかい」の割合が高い理由は、夫婦のやりくりストレスを溜めないように余裕のある額にしているためと、飲み会やちょっとしたお祝いのプレゼントなどに支払う交際費も含まれているからです。

また、「子ども費」の割合が高い理由は、二人の子どもの習い事費と幼稚園代が含まれているからです。子どもが就学するまでは(高校生以上もですが)「子ども費」の割合はどうしても高くなりがちなので、ここは今は仕方ないと割り切っています。

何より30%を貯蓄にまわせているので、わが家はこれで満足しています。家庭によっては「外食費は削れない!」「習い事は絶対やめさせたくない!」など、こだわりがあると思いますし、それで良いと思います。

ただ「あれもこれも削れない…。」では大問題!お金を貯める上で気をつけることが一つあります。それは…

point「貯蓄10%」は絶対キープすべし!

まずは月収(手取り)の10%以上は必ず貯蓄すると決め(財形貯蓄などの先取り貯蓄がおすすめです!)、残りの費目バランスを調整してください。

お金は「貯める」だけでなく「使う」ことも大事です。全部の費目をやみくもに削るとストレスが溜まったり、家庭内がギスギスしたりすることも…。それでは、お金が貯まっても幸せとは感じられません。

笑顔で暮らしていく上で「わが家はこの出費は譲れない!」というこだわりを大事にすることも大切なのです。目指すべきは「こだわりつつも、貯まる家計」。理想の家計バランスを下敷きにして、自分たちらしい家計バランスを考えてみると良いと思います。

貯蓄10%以上をキープしつつ、家計バランスを見直し、自分たちに合った「こだわりつつも、貯まる家計」を目指しませんか

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マミーさん

2児の母。住宅ローン(新築)完済のやりくり上手。「合理的」「簡単」大好き!家事や節約に役立つアイテムなどをご紹介☆

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