2018.04.15
子どもがいるとちょこちょこ発生する「ボタン付け」や「お名前付け」などのちょっとした針仕事…いちいち裁縫箱を出してくるのが面倒!というママやパパのために、いつでもさっと手に取れる場所に「飾っておける裁縫セット」の作り方を紹介します。
index目次
はじめに
みなさん、裁縫は好きですか~?「好き!」というママも「苦手…。」というママも、ボタン付けやお名前付けなどの「ちょこっと裁縫」で裁縫道具を引っ張り出してくるのは、正直面倒じゃないですか?・・・私はとても面倒です!
100均にも小さなソーイングセットは売っていますが、あれってちょっと使いづらいし、いざ使いたいときには何故か行方不明に…。
そこで、今回は「いつでも手の届くところに飾って置ける」「最低限の裁縫アイテムがセットできる」裁縫セット(ソーイングボトル)を100均アイテムで作ってみることにしました。
材料・道具
- 好みのふたつきボトル(口の広いもの)※写真はセリアのもの
- 針セット(セリア)
- ミニ糸切りはさみ(セリア)
- 糸セット(セリア)
- 好みのはぎれ(20×20cmくらい)
- 厚紙(10×10cmくらい)
- 手芸用綿(ダイソー)
- グルーガン(なければ工作用ボンドでもOK)
- ペン・工作用はさみ・布用はさみ
- 好みでリボンやフィギュアなど
作り方
- 針山の土台を作る(10分~15分)
- 針山を仕上げる(10分~20分)
- 針山をボトルのふたに貼る(5分)
- ソーイングアイテムをボトルに収納する(5分)
- 好みでリボンやタッセル、フィギュアなどでデコろう
- ガーリーなら…リボンやシール
- エレガントなら…タッセルやレース
- ナチュラルなら…麻紐
- 男前なら…転写ステッカー
- ポップなら…動物フィギュア などなど
まずは、厚紙の上にボトルのふたをのせて、ペンで円をなぞって描く
円が描けたら、工作用のはさみで「描いた円の約1cm内側」を切って、丸い台紙を作る
次にはぎれの裏側にも、ボトルのふたを使って円をなぞって描く
円が描けたら、さらに「描いた円の外側2cmくらい」のところにも円を描く
2つの円が描けたら、布用のはさみで、外側に描いたの円の「さらに外側2cmくらい」のところで切り落とす
針山の土台になる部分が準備できたら、丸く切ったはぎれの「外側の円」の線上を一周、並縫いしていく(一周縫い終わっても玉どめはせず、針も外さないように)
同じく丸く切った厚紙の上には、手芸用の綿を適量のせてスタンバイ
両方準備できたら、綿をのせた厚紙ごと、はぎれで包んで糸を引く
こんもりおまんじゅう型の針山ができたら、一度逆さまにしてボトルにはめて、サイズを確認する(ここで綿を増減したり、台紙のサイズを微調整)。ボトルにすっぽり入ることを確認したら、糸を玉どめして針山の完成
※この後、完成した針山をボトルの裏に貼り付けていきますが、裏側の余分な布はカットしておくときれいに貼れます
針山が完成したら、ボトルのふたの裏にグルーガンで貼り付ける。接着後もふたが閉まるように、ふた裏の中心に貼るように(ボンドの場合は、ある程度固まるまでしばし待つ)
あとは、ボトルの中に用意したソーイングアイテムをぽいぽい収納するだけ。針山には、ボタン付けがささっとできるように、あらかじめ針に糸を通したものを2本くらいスタンバイしておくと◎
このまま棚にポンと置いておくだけでもいいのですが、インテリアの雰囲気に合わせてデコると、オリジナル感が増します。
ソーイングボトルの注意点
子どもの手の届かないところに!
当然ですが、針やはさみは小さい子どもにとっては大変危険です。飾る場所には十分気を付けてくださいね。
「地震や落下が心配…」という人は
もし、地震やふとした拍子にガラスのボトルが落下すると大変危険ですし、後片付けも大変。100均には、ガラス風のおしゃれなプラスチックボトルもたくさんありますので、心配な場合は素材を確認して購入してください(今回使用しているセリアのボトルも、ガラス風のプラスチック製です)。
あれもこれも入れすぎない
あくまでも「最低限の」アイテムを収納するのがポイント。あれもこれも詰め込みすぎると、かえって不便になるので、本格的なソーイングのときは面倒でも裁縫セットを出しましょう。
まとめ
日々の生活の「微妙に面倒くさい」が解消されると、時短にもなるし物事にも前向きに取り組めますよね!このソーイングボトルはプチプラでできるので、ママ友へのちょっとしたお礼やプレゼントにもおすすめです。
次に「ママ~!ボタン取れちゃった~!」って言われたときは、笑顔でささっとボタン付けして、「ママさすが♪」って言われるといいですね。
この記事を書いたライター
ライター一覧- かわばたふみさん
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4歳と1歳の兄弟を抱え、毎日てんやわんやのWebデザイナー&ハンドメイド作家です。手芸好きのママを増やすべく「簡単・可愛い・褒められる♪」手芸の技を日々研究中!