こんにちは。秘密結社主夫の友です。
イクメンという言葉が聞かれるようになって何年か経ち、世の中に育児する男性は増えました。男性が街中で子どもを抱っこしたりバギーを押している姿もよく見かける光景に。では男性の家事はどうでしょう? 主夫の友総統で、料理教室を開催するほど料理が得意な村上誠が語ります。

男性は家事が苦手?って決めつけてない?

「夫は家事ができない」
「俺は家事苦手だから」

こんな声をよく聞きます。

「男は女よりも家事ができない」ってレッテルが世の中では一般論のようです。
でもそれって世のオヤジたちが「女は仕事ができない」って頭から決めつけてるのと同じなんじゃないでしょうか?

女性でも片付けができない、料理が苦手な方もいます。逆に家事が好きで得意な男性もいるのです。私たち秘密結社主夫の友のようにね。

子育てに関して言えば、女性の方が一日の長があると言えます。女性には「妊娠」「出産」「授乳」といった男性がどんなに頑張っても絶対できないアドバンテージがあって、男性は我が子が産まれて抱き上げて、ようやく肌感覚で親の実感が湧くのと比べると、父親と母親ではそもそものスタートダッシュが違うので追いつくのが大変です。

でも家事に関しては男女の性差よりも、個人の性格や得意分野、育った家庭環境、何よりも経験値が家事力の差に現れるのではないでしょうか。料理人も清掃業もクリーニング屋も家事プロフェッショナルの仕事をしている男性は数多くいるのですから。

我が家でいうと、僕の家庭は両親共働きで多忙だったので、子どもも家事を手伝わないと家庭が回らない状態。特に自分の飯は自ら調達できないと死活問題。育ち盛りの頃は家に炊飯器が3台あってとりあえず米だけはいつでも炊いてある状態で、腹が減ったら冷蔵庫にあるもので何か作って、飢えを凌ぐ日々を過ごしたので、ありものでパッと作る料理はお手のものに。また母が美容室を経営していたので洗濯物が日々大量にあり、洗濯のスキルも身につくようになりました。

一方、僕の妻の家庭は父親はバリバリ外で仕事し母親は専業主婦の典型的な昭和家庭モデル。
必要に迫られ家事をしてきた僕と、家のことはほとんど母親がやってくれて、家事よりも勉強をしなさいと言われて育った妻では、家事の経験値がある僕が主夫になるのは必然だったのかもしれませんね。

何事もやる前から「お前たちはできない」って決めつけられるとモチベーションも上がりません。
男性も女性も関係なく「家事をやればできるようになる」って前向きな気持ちが大切なのです。

家事は女性の仕事?って思ってない?

「男は外で仕事、女は家庭」という固定的役割分業が日本の伝統的な家族モデルだと思ってませんか?

実は専業主婦がマジョリティだったのは、高度成長期の一時代だけ。それ以前の時代は一次産業や自営業が多く住職近接で、家族で働き家族で家を守るのが当たり前でした。専業主婦率がピークだった1970年代でさえも専業主婦家庭は2/3程度。その後、共働き家庭数は増え続け1997年に専業主婦家庭数を逆転し、今は6割が共働き家庭です。

昭和の頃は結婚したら寿退社もよくある話でしたが、今や多くの女性が結婚しても仕事を続けてキャリアを目指す時代です。「家事手伝い」って職業は死語になりましたが、それでも結婚前に花嫁修業としてクッキングスクールに通ったりして料理を学ぶ健気な女性も多いですよね。

では男性はというと、結婚前に結婚生活に向けて何か準備する人はどれくらいいるでしょうか?一人暮らしの経験があり家事を一通りしてきた男性でも、それ以上の上積みはまずしないと思います。

付き合っている頃は、雰囲気のいいお洒落な店にエスコートして美味しい料理を食べて2人の時間を特別にしようと努力してきたのに、結婚したら「釣った魚に餌を与えない」とばかりに何もしなくなる男性が大勢いるのではないでしょうか。

女性は結婚後も仕事を継続し、更に家事も育児も妻の分担。国際比較で日本の女性の家事育児時間は群を抜いて長く、睡眠時間は世界一短いのです。逆に日本の男性の家事育児時間は世界最低水準。
妻は家事が苦手な方でも愛する家族のために頑張ろうとしているのに、夫は家で何も努力しないのでは、そりゃ妻の愛情曲線はだだ下がりですよね。

男は稼いでナンボ!って思っていて家のことは妻任せの男性は要注意。男の価値を仕事だけに見出していると、将来、定年退職した後は男の株が大暴落、妻に見放され家で邪魔者扱い、下手すりゃ熟年離婚と、哀愁漂う枯れた人生が待ち構えているかもしれません。一昔前そんなシニア男性のことを、粗大ごみとか揶揄してたことも。

育児は子どもが育つまでの期間限定ですが、家事は生活して行く上で一生必要なスキルです。家庭は生活共同体。共に暮らしを営む家族として、男性も家のことは自分のこととして捉えて家事ができるようになりましょう。

秘密結社主夫の友のミッションは、男性の家事分担時間を増やして、日本中の女性の睡眠と美貌を守ることなのです!

兼業主夫宣言をして、主夫の友に!

長時間労働が常態化している今、仕事も忙しいうえにイクメンのプレッシャーも強くて、更に家事やれって無理ゲーだよ。と思われる貴兄も多いでしょう。うん、そうですね。いきなりは無理。まずは意識を変えることから始めましょう。

主夫というと一般的に専業主夫と思われがちですが、実は私も含め主夫の友のメンバーの多くは仕事もしている兼業主夫です。フルタイムでガッツリ働いている主夫もいますし、妻よりも稼いでいる主夫もいて、その人なりのスタンスで主夫をやっています。

働く女性は家事をどれだけやっているかに関わらず、誰もが兼業主婦と呼ばれますよね。既婚女性は専業主婦でなければ兼業主婦なのです。男性も同じく専業主夫でなければ兼業主夫、働く男性のことを兼業主夫って呼んでも良いのではないでしょうか。

ワーキングマザーって言葉はあっても、ワーキングファーザーって言わないですよね。
ワーキングマザーという言葉は「働く」と「母親」が合わさったもので、仕事と子育ての両立の意が含まれますし、兼業主婦も仕事と家庭を兼業していると読み取れます。

「名は体を表す」と言うように名前はその物や人の性質や実体を表すもの。「サラリーマン」「ビジネスマン」って呼ばれると仕事して稼ぐだけの男から脱却できません。呼び方一つで意識も行動も変わります。まずは初めに「ワーキングファーザー」「兼業主夫」と名乗ってしまえば、男性も仕事だけでなく育児と家事もやるぞ!ってマインドになるのではないかと思うのです。

さあ、皆さんも「兼業主夫宣言」をして、秘密結社「主夫の友」に入会しませんか!

主夫の友では自薦他薦問わず構成員を大募集中。勝手に内緒で旦那を送り込んでもOK。
主夫はもちろん、家事を全くしてこなかった男性も、学生も独身も女性でもウエルカム。
主夫に関心があり、主夫を増やす活動に協力をしてくれる方なら誰でもお待ちしています!

この記事を書いたライター

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