2017.06.09 / 2017.06.10
あなたの今の幸福度に点数を付けるとしたら10点満点中何点? 892人の働くママに、その点数と理由を聞いてみました。幸せってなんだろうと改めて考えると、見えてくるものがあるかもしれません。
question幸福度の度合いを10点満点だとするとあたなは今、何点?
全体平均は7.7点
今の幸福度を10点満点で表すと、最も多かったのは8点が約30%、そして7点が約16%。「子どもたちに恵まれた」「欲しいものはすべて手に入れた」などの声がありました。
一方で家事育児が完全ワンオペとなっている状態が続いている人は比較的低い点数を付けています。
10点満点の状態から、仕事や職場環境への不満、家事負担が重くのしかかっていること、夫との関係の悪さなど、マイナスの要素が多いと満点からどんどん引き算されていくのが特徴として挙げられます。
10 | 18.4% |
9~8 | 44.7% |
7~6 | 24.6% |
5~4 | 8.9% |
3~2 | 2.9% |
1 | 0.6% |
8点以上の高得点組
- 子どもに囲まれて、健康に、平和に日々暮らせているので満点だと思う。 空爆を心配したり、食べるものを探したりしないでいいなんて、なんて幸せな事なんだろうとつくづく思う。(40代・東京都・時短勤務/子ども3人)
- 夫の協力もあり、仕事もフルタイムでやらせてもらえているし、家事も夫が協力してくれているので満足してます。(30代・神奈川県・フルタイム/子ども1人)
微妙にゆらぐ5点・4点組
- 子どもがいて幸せだと心底思うが、子どもができて夫婦関係が冷めてきたから。(40代・福岡県・フルタイム勤務/子ども1人)
- 夫の収入や仕事量が少ないのに、私の家事及び育児の負担が大きい。なのに、夫に相手をしてくれないと不満ばかり言われるから。(30代・福岡県・時短勤務/子ども1人)
- 子どもがいる事は幸せだが経済的に余裕はない。夫は自分の事しかしない。お金の話をすればお前はその話しかしないのかとキレだす。仕事も一緒なので憂うつ。(30代・福岡県・パートタイム勤務/子ども2人)
引き算がかさんで3点以下
- 旦那さんが単身赴任で、会社都合なのに持ち出しが多すぎて家計は赤字。なおかつシングルマザー状態で仕事・家事・育児をすべて1人でこなし、自分の時間は皆無。 周りのママ友にも友達の中で大変さNo.1だと言われています。(30代・東京都・時短勤務/子ども2人)
- 夫と離れて暮らすため子育ても仕事も負担が強く感じる(30代・東京都・フルタイム勤務/子ども1人)
- 夫と子育てに対する価値観が合わないので。夫が不器用、雑、大人の振る舞いができないことに非常にストレスを感じているので。(30代・神奈川県・時短勤務/子ども1人)
question働き方マインド別平均点は?
次に、働き方の意識別で平均点を出したところ、仕事も子育ても全力投球!キャリアアップも視野に入れるアグレッシブなママが全体平均を上回る7.89点で最も高い結果となりました。
子育てをしながらでも、キャリアアップを目指したい | 7.89点 |
ほどほどの働き方で無理なく子育てと両立したい | 7.71点 |
仕事はセーブしてなるべく子育てを優先したい | 7.38点 |
question夫の家事参加が多いほど、働くママの幸福度は高い!
最後に、下記14項目の家事についての分担状況と幸福度について、夫の分担項目が多いほど幸福度が高くなる傾向が見られました。
夫の家事分担項目数
夫は「7~9項目」の家事を分担する | 8.0点 |
夫は「4~6項目」の家事を分担する | 7.8点 |
夫は「1~3項目」の家事を分担する | 7.7点 |
夫は14項目のうち1つの家事も分担しない | 7.4点 |
- 会社は子育て支援制度が割と整っており、産休、育休、短時間勤務、看護休暇など実際に取得もてきている。保育園も面倒見が良く、色々な季節の行事もやってくれる。主人も割と家事、育児に協力的。(30代・東京都・フルタイム勤務/子ども2人)
- 夫が私の両親を大事に思ってくれているのがわかる。私にはそうでもないけど。お金の面でも裕福とは言えないが困っているわけでもない。子どもたちも頭は良くないが人の気持ちを思いやれる子に育ってくれた。(30代・千葉県・パートタイム勤務/子ども2人)
- 夫も家事育児に協力的で、保育園も優しい先生が多く恵まれていると思います 2点足りない部分は子どもと過ごす時間が足りない、家事・掃除が行き届いていない点です。(30代・千葉県・時短勤務/子ども1人)
夫や両親など協力的な家族あっての幸福度もあれば、「家族が元気でいてくれるだけで幸せ」という意見も多数ありました。
子育て、仕事、家事、1日24時間を過ごす今と精いっぱい向き合っているママたち。幸福度は子どもの成長や環境の変化によって変わることもあるでしょう。
昨日よりも少し幸せな今日、今日よりも少し幸せな明日へとつながるように、笑顔で一日を始められたらいいですね。
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