年度末になると幼稚園や保育園、小学校から一年を通して作った作品や絵を持って帰ってきます。リビングに置きっぱなしになり、処分に困るという相談をよく受けます。今は新学期に向けてモノを入替えるチャンス!簡単すっきりな収納方法を紹介します。

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子どもとやってみる選別作業

学期末にはいつも、子どもを主体として思い出品の「いる・いらない」選別作業をしています。親が気に入っていても、本人は実は好きじゃないというモノも。

思い入れがある作品もあれば、実は先生に言われて無理やり作ったモノもあったり。本当に残しておきたいものだけを選別しましょう。この作業によって保存量を減らすことができます。まだ判断が出来ない年齢の場合は、ママが勝手にやって大丈夫です。

絵や紙モノ作品を入れるのに便利な保存袋

絵の保存方法はわが家の場合、年度ごとに保存袋にガサッと入れています。ポイントは種類別に分けるのではなく「年齢」「時期」で区切ることです。毎年、袋はひとつ!

幼稚園でいう年少さんからスタートして、毎年ひとつずつ増えていきます。

保存袋:クラフト封筒(角形0号)

その年に行ったイベント・旅行などの思い出パンフレット・チケットなども、クリアファイルに入れてから、この保存袋に入れてます。絵に限らず、紙類全般です。大人になってから「あー、この頃ここに行ったね」「こんなチラシが好きだったね」と盛り上がれるはず!

形ある作品は思い出BOXに

子どもが頑張って作った立体作品。まずは、子どもと一緒にとっておくものを決めましょう。取っておく作品が決まったら、専用の「思い出BOX」に入れていきます。

思い出BOX:セリアのPlenty Box。強度が弱いため軽いものを納めるのにおすすめです

箱の大きさを決めることでここに納まるぶんだけ、という枠組みが決まります。毎年、年度末に中身を見直すことで子どもの方から「これはもう要らない」といった発言も出てきます。

工作が好きな子どもの場合や、収納が多いご家庭はBOXの数を増やしてもいいと思います。わが家は狭いので1個だけですが。

単なる整理作業じゃない

整理収納を子どもとやるといろいろなメリットがあります。大人が全てやってしまったほうが早いけれど、そうすると子どもの生きる力を育てられません。

モノをひとつひとつ手に取り、自分にとって必要か?気に入っているか?という判断作業を行うことで「決断力」「選びとる力」を小さい頃から育てることができます。

この記事を書いたライター

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藤井あや子さん

家事代行サービスを通じて得た経験から独自の効率的な部屋作り・家事らく技を確立。個人宅をスッキリ空間に変身させる整理収納・お片付けサポートサービスを行う。また自宅を公開した収納セミナーも開催中。第5回SHUFU-1準グランプリ。整理収納アドバイザー。

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