食品の保存袋で有名な「ジップロック®」から、冷凍ごはん専用の保存容器が新登場!ふっくら炊きたてごはんを再現したいママに使ってほしいアイテムです。今回はその使い方や、使い心地を検証しながら紹介します。

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画期的な専用容器

多く炊きすぎて余ったり、昼食用のストックとして、白飯を冷凍保存している人は多いと思いますが、一度に食べる分を考えながら小分けにしてラップに包み、さらに保存袋に入れて…と、意外に工程が多くて面倒に感じてはいませんか?

私も結婚当初は共働きの忙しい日々の中、その手間がストレスで「何かいい方法はないのか」と悩んでいました。そんなときに出会った画期的な商品が「冷凍ごはん専用」の食品保存容器でした!

炊き上がったごはんを容器に盛るだけで冷凍庫に保存でき、しかも容器がそのまま1膳分の容量になっているので、使うときに多すぎたり少なすぎたりしないので、とっても便利!それ以来、ずっと手放せないお気に入りのアイテムとなりました。

「ジップロック®」が参戦!

そんな「冷凍ごはん専用保存容器」業界に、あの「ジップロック®」がついに参戦!昨年9月から、ジップロック®コンテナーシリーズのごはん保存容器として販売が開始されました。

ジップロック®ごはん保存容器 一膳用 2個入り 389円

いざ、検証スタート

1個の高さは、なんと37mm

さっそく取り出してみると、その薄さにとても驚きました。2個重ねてもご覧の薄さ。これは、ごちゃごちゃしやすい冷凍庫に収納するのにうれしいサイズです。

次に、容器の底面を観察してみると、2つの凸凹とサイドからつながる溝があるのを確認できます。どうやら、解凍のときに出る蒸気がこの溝を通って、底にたまるような設計になっているようで、ごはんのベタつきを防ぐ目的があるようです。

水滴を受け止めるエンボス加工

さっそくパッケージ裏面の説明書きを参考に、フタを開けようとしましたが、思ったよりも力が必要でなかなかうまくいきません。さすが、高い密閉性を誇るジップロック®。しかし、何度かチャレンジするうちにコツはつかめてくるので、女性でも日常使いに困ることはなさそうです。

フタを開けるときには、フタの上に指を添え、親指でつまみを押し上げる

親指をぐっと奥まで入れてから、押し上げるとスムーズ
使っていくうちに、よりスムーズになりました

そのまま、フタを閉める練習もしてみました。

フタを閉めるときには、フタ中央の矢印マークを押す

フタ中央、少しへこんだ部分にマークがあります
容器を縦に持って、両手で押すと楽です
マークめがけて、瞬間的にぐっと力をかけます
見事、1回で全ての角がハマり、フタが閉まりました

力の加減のせいか、たまにどこかの角だけ閉まらないこともありますが、その際には閉まらなかった角のフチを押してあげると、フタが完全に閉まりました。

使用上の注意

おいしくごはんを保存するために、いくつか注意事項が書かれていました。まず、ごはんを入れる量。そして、冷凍前・解凍前のひと手間です。

ごはんは内側の線より下に入れるべし

容器の内側をよく見ると、水滴を通すための溝の始まりの部分に、横の線が見えます。ここまでフタが降りてきます、というサインなので、できれば線よりも少し下に余裕を持って、ごはんを詰めるといいと思います。

あまりギリギリまで詰めてしまうと、ごはんがフタにくっついたまま固まり、解凍したときに表面の食感が悪くなってしまいます。特に、真ん中の部分はついつい詰めすぎてしまうので、要注意です!

ごはんを詰めたら、すぐにフタをのせるべし

ごはんの粗熱を取ってから冷凍庫へ入れるのですが、そのまま放置していると表面が乾燥してしまうので、熱いうちにフタをのせましょう。そして、粗熱が取れてからしっかりとフタを閉めて、冷凍庫へ保存します。

解凍するときは、フタをずらしてチンすべし

一膳分は500Wで約3分、600Wで約2分半加熱

この容器のフタには、蒸気を逃す穴などはありません。なので、チンする前に必ずフタを開け、少しずらした状態で電子レンジで加熱をします。

サイドの溝が最大のミソ

水滴が全て溝の中に!

先にご紹介した通り、本当に溝を通って蒸気が底のくぼみに溜まるので、ごはんがベタつかずふっくらと加熱できていました。

ふっくら炊きたてごはんがいつでも再現!

個人的には「最後のフタをずらす工程だけ、蒸気穴などで代用できないかな?」と正直思いました。

フタをとる手間は大したことないのですが、容器の上にただのせるだけだと、フタがとても不安定です。取り出すときに、手に熱い蒸気や水滴がかかりそうで怖いので、フタが固定されたまま加熱できればより便利かもしれません。

とはいえ、省スペースで収納できて、他のコンテナーシリーズと組み合わせて活用すれば、より冷凍庫もスッキリ美しく使えるので、今後もわが家で大活躍間違いなしです!今までの保存方法に不便を感じていた人は、試してみてはいかがでしょうか?

この記事を書いたライター

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わたなべさとみさん

2児の母であり、転勤族のヨメ。息子は1歳にして立派な子鉄(鉄道好きの子ども)となり、一緒に各地へお出かけしています。 日課は育児マンガを読むこと。

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