2018.05.12
家事に子育て、仕事…。目が回るほど忙しい毎日も、労いや気遣いの一言で報われたり、ちょっとした気分転換でまた頑張ろうという気持ちになれたりするものですよね。身近なプチ贅沢で気分転換、いつもより少しゴージャスなご褒美パンはいかがでしょうか?
File 12. 渋谷駅「BOUL’ANGE 渋谷店」
2020年の東京オリンピックに向けて、渋谷駅周辺が大きく変わろうとしています。既に東横線が地下へ移転し、ヒカリエ開業で様変わりしていますが、19年には道玄坂一丁目駅前地区には新・東急プラザ渋谷が開業予定です。
その目まぐるしい変化に注目度も高く、多くの人が集まっています。
そんな渋谷の変遷の中で、昨年6月に誕生したのが「BOUL’ANGE(ブールアンジュ) 渋谷店」。アパレルメーカーであり、数々の飲食店経営の実績もあるベイクルーズグループが手掛ける初めてのオリジナルブーランジェリーブランドです。
宮益坂の交差点は青山へ続く道、線路を隔てたセンター街とは少し趣が異なるエリアです。
「BOUL’ANGE 渋谷店」は駅を出たら信号を渡ってすぐという立地の良さに加えて、この3点が魅力です。
- オブジェのような陳列、オシャレな店内
- 季節感のある商品ラインナップ
- ゆとりと寛ぎを感じる空間設計、イートインスペースも充実
まず目で楽しむパン、そこに居る時間が楽しい美空間!
店名「BOUL’ANGE」は「Boulangerie(ブーランジェリー:パン屋)」と「Ange(アンジュ:天使)」を融合させたもの。私は天使の羽のように柔らかく、天使の存在そのもののように心地よい食後感のパンを提供したいという想いを感じました。
そんなお店の名前もオシャレですが、「BOUL’ANGE 渋谷店」はなにもかもがオシャレ。外観、内装、パンの成形、そして並べ方…センス抜群で、入り口を入った瞬間に渋谷の喧騒からは別世界に来たような感覚があります。
このオシャレ感は経営母体が株式会社ベイクルーズというアパレルメーカーであるからこそ。これまでの飲食店展開で培ったノウハウを活かし、「BOUL’ANGE 渋谷店」もパンという食品にファッション性を兼ね備えた独自の世界観を作り出しています。
人もパンも見た目は大事、でもそれだけではなく、中身もいいのが“本物”です。「BOUL’ANGE 渋谷店」では本場フランスのパン作りを学んだ職人さんたちが世界中から厳選した小麦粉を使用するなどこだわりを持ったパン作りをしています。
外はバリっと中はもっちりのハード系、パリパリの折込系やサンドイッチ類など、どのパンもハズレなし。見た目で選んでまったく問題ありません。
旬の厳選食材で、季節感を演出
定番商品の美味しさはもちろんのこと、「BOUL’ANGE 渋谷店」のもうひとつの魅力は季節限定メニューです。
桜が咲き誇る頃には定番メニューに桜を施してみたり、桜を意識したピンク色のクリームを使ったりした商品が登場していました。
これからは新茶が出回る季節、「BOUL’ANGE 渋谷店」では抹茶で初夏を迎えることが予定されています。
よくパンには季節感がない、などと言われたりしますが、こと「BOUL’ANGE 渋谷店」では当てはまらないようです。
季節ごと、だけではなく、「BOUL’ANGE 渋谷店」では定番商品タルティーヌは時間帯ごとにメニューが変わるといったサービスも。
何度行っても、いつ行っても楽しめるお店です。
パン最大の魅力、「焼きたて」「作りたて」を満喫
チーズがとろっと蕩けるタルティーヌやサックサクのヴィエノワズリーは、その場で味わいたい!そんな私たちの気持ちを受け止めてくれるのが、店内に設けられたイートインスペースです。
「BOUL’ANGE 渋谷店」はカフェでもあるので、香り高いコーヒーなども販売。レジ近くの冷蔵ケースにはジュース類も充実で、パンとともに楽しむことができます。
4月からはカフェだった2階も「BOUL’ANGE 渋谷店」のイートインスペースに変更し、50席に増席されました。
渋谷駅チカ、さらに早朝7時から21時までと営業時間が長いので、便利に利用できそうです。シーンに合わせて楽しみましょう!
「BOUL’ANGE」は渋谷の他に、東京では新宿、日本橋、自由が丘、池袋と合計5店舗。また、仙台、名古屋、三重、福岡と全国展開をしているので、旅の途中でも立ち寄れます。
店名 | BOUL’ANGE 渋谷店 |
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Webサイト | http://boulange.baycrews.co.jp/ |
所在地 | 東京都渋谷区渋谷1-14-11 BCサロン 1F |
電話番号 | 03-6418-9581 |
営業時間 | 7:00~21:00 |
定休日 | 不定休 |
この記事を書いたライター
ライター一覧- 福地寧子さん パンコーディネーター
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1日3食、年間1095食以上パンを食べ続けて四半世紀。そんな小麦まみれの生活の中で見つけたキラリと光るパン屋さんをご紹介します。