子どもの絵や工作を見ていると、一生懸命さやひたむきな姿勢が伝わってきて、愛おしく感じますよね。とはいえ、保育園や小学校、自宅でのお絵かき等、増え続ける作品をどう保管すれば?と頭を悩ませることも。今回はおすすめのファイルを紹介します。

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question子どもの作品、どうすればキレイに保管できる?

保育園でのかわいらしい作品も、成長を感じる小学校での作品も、親にとってはすべてが大事な宝物ですね。いつかは処分するかもしれないけれど、しばらくはキレイに保管しておきたいものですよね。

今回は、そんな子どもたちの作品を良い状態で、たくさん保管することができる「サクラクレパス」の「ホームポケット 作品ファイルB」と、さらに賞状なども保管できる「ホームポケット がんばったファイルB」の2点を使ってみたので、レポートします!

こんなファイルです!

左の大きい方が「作品ファイル」で、絵や作文などの作品を保管します。右の小さい方が「がんばったファイル」で、賞状や表彰状などを保管します。

作品ファイルの大きさは、縦44.5cm×横30cmで、厚みは約4cmほどです。「がんばったファイル」の大きさは、縦35cm×横25.5cm、こちらも厚みは4cmほどです。なお、今回はピンク色のファイルでレポしますが、他に「きみどり」がありますよ。

ファイルを開いてみると…

「作品ファイル」と「がんばったファイル」、どちらも共通している点は2つあります。1点目は、どちらもファスナーで開閉できること。

このおかげで、ファイルの中にホコリが入らないので、キレイに保管できます。2点目は、背表紙にそれぞれのファイルのタイトルを入れられる仕様になっていることです。

この部分に名前を書けば、兄弟がいる場合は子どもごとに分けられますし、一人っ子の場合でも年齢や学年ごとに整理する場合などに使えます。次に、それぞれのファイルの構造を見ていきましょう。

「作品ファイル」

ファスナーを開くと、こんな風になっています。

背表紙が丸く折れるようになっているので、大きな作品にも折れ線がつかない状態で保管できますよ!(入れすぎると、若干の折れ筋がついてしまうので気を付けてください)

ファイルの右側には、写真を入れられるポケットが。わが家は小さな折り紙などを入れましたが、本来は工作など「立体作品の写真」を入れて使います。大きなものでも、写真で保管しておけるのは良いですね!日付やメモも書ける仕様になっており、とても便利です。

左側には、クリアファイルのような仕切りがついています。こちらには比較的、小さな作品を入れられます。

その下には、丈夫なピンクの仕切りがあります。ここには、四つ切り画用紙など大きめの作品を入れることができます。

どのくらい収納できるかというと、サクラクレパスの公式サイトによれば、「四つ切り画用紙が30枚」「立体作品などの写真が60枚」とのこと。さらに「小学校6年間の作品をたっぷり収納できる」との記載もありました。

実際に使用したところ、造形や絵画に力を入れている幼稚園に通った娘の作品は、1冊のファイルに1年分しか入りませんでした。しかし、小学校1年生の1年間の作品は、1冊のファイルに余裕で収まったので、少なくともあと数年は使えそう、という感想を持ちました。

がんばったファイル

こちらは、「作品ファイル」と比べると、構造はシンプルです。開いてみると、右側に蛇腹のような、クリアファイルが付いています。

クリアファイルをめくると、大きなポケットが。

「がんばったファイル」に入れてあるのは、小学校1年生1年間の作文、観察日記や通知表、各種検定の合格証です。

どのくらい収納できるのかというと、こちらも公式サイトから引用すると、「通信簿・作文・自由研究など6年分」、「A3サイズの賞状が20枚」とのこと。

今回、このファイルに入っているのは、小学校1年生の1年間のもののみ。まだ、この程度の容量しか使っていないので、余裕で6年間使えそうです。親としては、小学校卒業までにたくさん表彰されて、このファイルも膨らんでくれたらうれしいですね!

使うとき、ここは気を付けてほしい!

そんなとても優秀なファイルなのですが、気を付けてほしいポイントが1つあります。次の画像をよく見てください。これは「作品ファイル」の方です。

なんとファスナーが作品の端を噛んでしまい、少しですが破けてしまったのです。

このファイルには、娘の年長時代の作品が大量にファイルしてありました。大好きな園の思い出をできるだけ多く保管しておきたいという気持ちで、それこそファイルがパンパンに変形するくらい入れてあったのですが、あまりにも多いと、このように開閉時にファスナーが作品を噛んでしまうのです。

ファイルが変形するほど詰め込むのは、やはり問題だと反省しました。使う場合、作品をキレイに保管するため、詰め込みすぎないように気を付けてくださいね。

ファイル自体の収納に必要なスペースは?

わが家では、作品ファイルは学年ごとに1冊の「作品ファイル」を使っており、未就園児・年少・年中・年長・小学校の5冊と、「がんばったファイル」1冊があります。子ども部屋のクローゼットの上に立てて、並べて保管しています。

この6冊のファイルすべての横幅は約40cm程度でした。必要なファイルの数は、園や学校でどのくらい芸術科目に力を入れているのか、で異なってくると思います。1冊で3年間使うことができる園もあれば、わが家のように3冊必要になることもあると思います。

が、大きな作品や賞状も、折れ線をつけずに半分の大きさにして保管することができるので、そのまま保管するよりもかなり省スペースになっていると考えられます。

気になる値段は?

「作品ファイルB」は税別で1550円、「がんばったファイル」は税別で1450円です。(2018年4月15日現在)楽天やamazonでも取扱店舗があるので、検索してみてください。

作品を保管しておいたらこんなことが

最後に、わが家の話で恐縮なのですが、この記事を書くにあたり過去のファイルを見直したら、2枚の絵が出てきました。娘が年長の頃と小学校1年生の頃の二度、消防車を描いた作品です。こちらの画像は、年長時代の作品。

次は、小学校1年生の頃の作品。

1年しか経っていないのに、絵のタッチがかなり違うように感じられます。年長時代は繊細な線で細かく描いていますが、入学後は筆圧が強くなり力強い絵になりました。

そういえば、娘は年長時代は、「細かなことによく気がつく繊細な性格」だったと思います。そのため、入学前には少し心配だったのですが、実際に入学してからは、親の気持ちをよそにたくましくなったと感じています。ひょっとしてそれが絵に現れている…?なんて思いました。

それが私の勘違いだとしても、作品を保管する前に処分していたら、この2枚をこんな風に見比べることはなかったかもしれないと思うと、「作品ファイル」に入れておいて良かった!と実感しました。

子どものそのときの様子がリアルに伝わる作品たち。キレイに保管してあげてくださいね!

この記事を書いたライター

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岬さちこさん

岬さちこと申します。時間がないときや体調が良くないときでも、ささっと作れる時短料理を紹介します。忙しいお母さんの参考になれば幸いです。

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