江戸東京博物館で、乗って触って江戸体験♪リニューアルして更にパワーUP

東京観光にもぴったりの東京都江戸東京博物館とは？

東京都江戸東京博物館（以下、江戸東京博物館）は、JR両国駅前に国技館と並んで建つ江戸・東京の歴史博物館です。電車からも見える近代的な建物で、駅から歩いてすぐですが土日は動く歩道も動いています。

タイムトンネルみたいなエスカレーターで常設展へ

JR両国駅西口から歩いて行くと駅前とは思えぬ広々空間（3階）に出ます。この左側にチケット売り場があり、常設展（5階・6階）へは右に見える赤いエスカレーターか、そのまた右側にエレベーターもあります。

エスカレーターで、江戸時代へタイムスリップ～！今回は「常設展」をメインに。常設展だけでも十分な広さ、かなりの見ごたえがあります。

日本橋を実物大再現！

入口を入ると幅が実物大で復元された日本橋を実際に渡ることができます！高い橋の上から広い館内を見渡すことができてテンションあがります～！

そして日本橋を渡ったその先には、同じく日本橋周辺を再現した縮尺模型もありイメージが膨らみます。館内にはさまざまな縮尺模型があり、双眼鏡が置いてあり見ることができます。

なんて繊細な技！と驚かずにいられない模型ばかりです。一人ひとり違う動きや表情をした人形たちを覗き見て、当時の様子など想像するのもおもしろいです。

そして、日本橋からも見える中村座前では、日によってイベントも行われています。

この日は、新緑寄席「江戸芸 かっぽれ」でした！にぎやかで華やかで日本らしさ満載で、初めてかっぽれを見た私も子どもも外国人観光客の皆さんもラッキーでした。

触れる・乗れる・音を出せる！伝統文化体験も！

博物館ですので、写真撮影OKというだけでも驚くような貴重な展示が多い中、こちらの博物館は触ったり乗ったりしてもよい展示がたくさんあって驚きました。

これはお姫様の駕籠だそうです。写真撮影はOKですが、もちろん触ることも近づくこともできません。でも！その向かいに、実際に乗って記念写真も撮れる駕籠が用意してあるんです！

お姫様の駕籠はダメだけど、大名のはイイらしい（笑）。実際に乗ってみると、中は思ったより広いね、くつろげそう！と思ったり、小窓があり、風通しや外をちょっとのぞくのなんかに使ったのかな～と想像したり、大名気分が味わえます。この実体験は貴重だと思います。

ほかにも色々！江戸時代のものから近代のものまで、子どもにはどれも珍しく大人には懐かしい体験展示がたくさんありました。これは子どもが飽きなくていいですよ～♪

ワークショップ・外国人向け伝統文化体験プログラムも充実

日本の伝統文化を短時間で体験できる外国人向け伝統文化体験プログラムは、日本人も参加OK。

この日は、鏡味正二郎さんのものすごい曲芸を見ることができただけでなく、後半は参加型で子どもが「傘回し」に挑戦させていただきました。外国人観光客もたくさん参加されていて、案内が英語と日本語でグローバル～。日本人でもなかなかやった事ないですもんね、子どももすごく楽しかったようで、傘回しが一生の思い出になりました。

ふれあい体験コーナーは、事前応募制のものと当日参加できるものがあります。この日は、歌舞伎の「鳴り物」を実際に説明してもらい音を鳴らして体験することができました。結構大きい音がしますが、この博物館は気にしないようです。木魚をたたく人用に坊主のカツラまで用意してありました（笑）。

江戸から東京への移り変わりを楽しく再現

その他、紹介しきれないのですが、鹿鳴館を上から見る展示（しかも時間になると屋根が開いて舞踏会の様子が見れる）や、ライトアップされるもの、「東海道四谷怪談」歌舞伎の仕掛けなど、歴史の知識がなくても楽しい、詳しい人なら見る所ありすぎて困るんじゃないか、という充実ぶりでした。

伝統ある老舗洋食レストラン

1階にはレストランとカフェがありました。とっても綺麗なミュージアムショップも。

三笠會館伝統の洋食メニューが食べられるレストラン。お子様ランチもありました。ソフトクリームのテイクアウトもできます。

隣り合ってカフェもあります。ハンバーグサンド、昔ながらの焼きプリン、どちらも美味しかったです～。お弁当派の人は3階の江戸東京ひろばに冷暖房完備の休憩所もありますよ。

施設情報（アクセス・サービスなど）