/ 2018.06.11

今年の夏も大井川鐵道に「きかんしゃトーマス」がやってきます。今回は乗車前に「汽笛を鳴らし煙を上げて走るトーマス」を見せることで、子どものテンションがさらにアップしたわが家のスケジュールを紹介します。チケットは人気ですが、まだ間に合いますよ!

index目次

question大井川鐵道とは?

静岡県の大井川周辺を走っている鉄道です。今回紹介する「きかんしゃトーマス号」の他にも、年間300日以上SLが走っていることで知られています。また、東急電鉄、南海電鉄、近鉄特急などの各地で引退した、懐かしい元大手私鉄車両も走っているので、鉄道好きの大人にとっても魅力的な路線なのです。

この大井川鐵道で、2018年6月9日(土)~10月14日(日)に「きかんしゃトーマス号」の運転が予定されています。

トーマス号のチケット入手は激戦!? でもチャンスあり◎

トーマス号のチケット購入はローソンチケットのインターネット販売のみとなります。先行予約は受付期間が決まっていますので、みなさんお見逃しなく。8月~10月分はこれからでも間に合います。
※詳しくはこちら ローソンチケット

ただし、人気チケットのため、残念ながら落選となってしまうことも。そんな場合でも諦めないでくださいね。直前にチケットが再販売されることがあります!昨年、わが家は直前にインターネットで空きを確認し、チケットを入手できました。

乗車前に子どもがワクワクするスケジュールを提案

今回、わが家の3歳児が大興奮したトーマス号の楽しみ方を紹介します。トーマス号のチケットは、千頭駅からの復路を購入。行きはあえて、新金谷駅から普通列車に乗り、千頭駅を目指します。なぜなら途中、川根温泉という日帰り温泉や足湯が楽しめる駅があり、そこが絶好のトーマスビューポイントだからです。

行き

  • 9:06
    新金谷駅発 普通列車 千頭駅行き乗車
  • 9:38
    川根温泉笹間駅下車

    鉄橋まで徒歩10分弱。待っている間は温泉や足湯を楽しめます。

  • 11:15
    鉄橋をトーマス号が通過

    向かってくるトーマス号に大興奮!もうすぐあれに乗るからね

  • 11:42
    川根温泉笹間駅発・普通列車・千頭駅行き乗車
  • 12:18
    千頭駅到着

    ランチタイム

帰り

  • 14:10
    千頭駅発・トーマス号・新金谷駅行き乗車

    ゆっくり車窓を楽しむ

  • 15:27
    新金谷駅到着

※こちらはあくまでわが家の昨年の情報です。時刻などは各自確認をお願いします。

実際の様子

川根温泉で鉄橋を渡るトーマス号に大興奮!

新金谷駅着。駅前に広い駐車場があります

新金谷駅併設のプラザロコで、チケットを交換します。お土産やお弁当なども購入できますし、授乳室などもあります。チケット交換ですが、トーマス号やSLに乗る時間帯では、長蛇の列となるようです。時間は余裕をみてくださいね。

新金谷駅発・普通電車・近鉄特急の車両がお出迎え。のんびりローカル線の旅の始まりです。30分ほどで、川根温泉笹間駅に到着します。

川根温泉笹間駅下車。緑のお茶畑を歩いて、大井川第一橋梁が見える河川敷を目指します

この川根温泉駅、日帰り温泉も楽しめます。川根温泉ふれあいの泉 に入りながら、列車が鉄橋を通るところを眺められます。施設もキレイでおすすめです。もし、「トーマス号が通過するのを見逃さないか心配」という人には足湯もありますよ。トーマス号が通る時間までゆっくり待ちます。

11:10頃から、鉄橋がよく見える河原方面へ移動します。時間が近づくと、遠くから「ポーーーーー」と汽笛が鳴っているのが聞こえます。

お、そろそろだね!

と気分も高まります。

いよいよトーマス号の顔が見えると、再び「ポーーーーー」と大きな汽笛が。

あ!トーマスが来た!

子どもの顔も真剣です。

トーマス号が見えてきた!
走りぬけていくトーマス号。客車からは手を振るお客さんも。こちらも大きく手を振り返します

これからあのトーマスに乗るんだよ

迫力のトーマス号に大興奮。そこから再び川根温泉笹間駅に戻り、普通列車で千頭駅を目指します。千頭駅では思いがけない光景が待っていました。

トーマス号の転車、トーマスの仲間たちも見れる!

普通列車のホームを降りると、先に到着していたトーマス号がちょうど転車台に移動するところでした。子どもたちは、トーマスが線路を走って転車台に入り、方向転換をするところ、トーマスフェアで待つトーマスの仲間たちと合流するところを近くで見ることができました。

トーマスフェアのように間近ではありませんが、一連の流れをすべて見られて大満足です。

トーマス号はどこへ行くのかな?
転車台では人力でトーマス号を回転させます
あ、ヒロとパーシーもいるよ
千頭駅ではバーティーもお出迎え

ゆっくり千頭駅でのランチタイムの後は、お待ちかねのトーマス号に乗車です。つい先ほど鉄橋を煙を上げて、力強く走るトーマス号を見ているので、

やっとトーマス号に乗れる!

と子どもの気持ちも高まっています。

トーマス号が千頭駅を出発すると、乗務員さんのトークがあり、トーマスの声が聞こえたり、などかわいいイベントもあります。また途中、私たちが手を振った大井川第一橋梁の鉄橋を通ると、今度はこちらのトーマス号に向かって手を振ってくれる人たちの姿が見えました。

記念撮影もしてくれます

新金谷駅へ到着。子どもたちは名残惜しそうでした。

【まとめ】たくさんの楽しみ方がある!

大井川鐵道のトーマス号については、今回紹介できなかった、新金谷駅での「SL整備工場見学」や千頭駅での「トーマスフェア」など楽しみ方はいろいろです。また、川根温泉の撮影スポット以外にも、走るトーマス号を見られるポイントはいくつもあります。

近くできかんしゃを見て、大人の私も気分が高まる1日でした。みなさんも自分のプランを立てて、大井川鐵道のトーマス号を楽しんでくださいね。

施設情報(アクセス・サービスなど)

公式サイト http://oigawa-railway.co.jp/
※最新の情報はこちらでご確認を
おすすめ年齢 0歳~大人(鉄道大好きな方は何歳でも)
アクセス 静岡県島田市金谷東2丁目1112番地
※詳細はこちら
駐車場 新金谷駅 1日800円(ただしSLやトーマス号に乗車する人が優先)
※列車を利用しない場合は、近くの臨時駐車場を利用
サービス 新金谷駅のプラザロコ、千頭駅のトーマスフェアや音戯の郷におむつ替えスペース・授乳スペースあり
トーマス号乗車中の注意 古い客車ですので空調が効きません。夏場は暑いので飲み物などを忘れずに。また、窓を開けるとススが入ります。キレイな白い洋服は避けた方がよいかもしれません。

©2018 Gullane [Thomas] Limited.

この記事を書いたライター

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すうさん

9歳長女、4歳長男、1歳次男のママ。4月に無事復職することができました!男子パワーに圧倒され て、体力づくりを真剣に検討しないとと焦る日々です。

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