小さくなってしまった子ども服や、使わなくなったおもちゃでいっぱいのわが家。最近は、フリマアプリが人気ですが、1点1点出品するのってちょっと面倒ですよね。今回は、一気に部屋を片付けてられるフリーマーケットについて紹介します。攻略法も教えます!

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子連れでも大丈夫!会場選びのポイントは?

最近、いろいろな場所でフリーマーケットが開催されており、全国の開催予定などが見られるサイトもあります。フリーマーケットは、大規模な会場で行われるようなものもありますが、地域の商店街などが年に数回、開催している地域密着型のものもあります。

地域密着型のフリーマーケットでは、出店者・お客さんともに子連れが多く、子ども服やおもちゃが充実しています。また、子ども向けにお菓子がもらえたり、じゃんけん大会があったり、と子どもが楽しめるイベントも用意されています。そのため、

子連れには、子どもと一緒に楽しめる地域密着型のフリーマーケットが断然おすすめ!

参加するだけでお菓子がもらえる会場も

子連れ出店で気を付けておきたいこと

子連れでフリーマーケットに参加するときに、気を付けておきたい点がいくつかあるので紹介します。

トイレの場所

子どもが一緒だと、まずチェックしておきたいのが、トイレが近くにあるかどうかということ。広い会場だと、出店ブースからトイレが遠い場合もあり、走ってトイレに向かったら長蛇の列…!なんてことも。

商店街などで開催されるフリーマーケットの場合には、コンビニや商店など、トイレ協力店が近くにある場合もあるので、事前の確認しておきましょう。

会場で受付時にトイレ協力店が記された地図をもらえることも

日当たり

屋外での会場の場合、これからの暑い時期には日当たりも気を付ける必要があります。フリーマーケットは朝から夕方までの開催が多く、お昼にはジリジリした日差しのもと、大人でもバテてしまうこともあります。太陽から逃げるために、小さなポップアップ式のテントを持って行くといいですよ。

フリーマーケットに、団体で出店する場合にかかる料金は、1ブース2500円~3500円と高めのところが多いですが、地域密着型のフリーマーケットは500円~1000円と比較的安いです。

狭い場所で子どもがじっとしているのも大変だし、テントを使う場合にも、広々使えるよう1ブースではなく、2ブースくらい予約するのも良いかもしれません。

車出店?手持ち出店?それぞれのメリット

車出店のメリット

車出店の募集がある会場は、公園やショッピングモール、競馬場などの駐車場での開催が多く、2台分の駐車スペースが1ブースとなり、車を駐車した隣のスペースが販売スペースとなります。

駐車料金が無料である代わりに、手持ち出店より出店料が1000円ほど高い場合が多いですが、チャイルドシートやベビーカー、不要になった家具などのかさばるものや、たくさんのものを運ぶ場合は車出店がやっぱり便利です。

また、車があると、子どものオムツ替えや休憩スペースにもなるし、暑い日差しを避ける逃げ場にもなるので、何かと役に立ちます。

手持ち出店のメリット

手持ち出店は、車出店とは違い、2m×1.5mくらいの少し小さなブースを設けている会場が多いです。会場の近くに駐車場がある場合もありますが、基本的に駐車料金が別にかかると考えておいた方がよいでしょう。

自宅近くの会場や、駅、バス停などからすぐの場所であれば、交通費は節約できます。出店料も車出店の場合よりも安い、というメリットがあります。

また、手持ち出店は、室内の会場もあります。その場合は、飲食店やトイレも近くにある場合も。気温や天候にも左右されない点がポイント。

申し込み方法

会場が決まったら、まずは出店の申し込みが必要になります。フリーマーケットの団体での申し込みは、基本的に事前振込になります。規模の大きな運営機関にはホームページがあり、ネットまたは電話で申し込み後、事前に銀行振込などでの支払いになります。

また、地域のフリーマーケットの場合、商店街の事務局などへ電話、または直接出向いて申し込みをし、当日に支払いをするところが多いです。各運営団体、あるいは区役所などのホームページに詳細が載っているので、そちらも事前に確認をしてくださいね。

事前に準備しておくもの

  • 商品(売れ筋商品を前もって選別しよう!)
  • 値段がわかる値札やポップ(ポップだけでもOK)
  • お客さんに商品を渡すときの袋(紙袋やビニール袋)
  • お釣り用の小銭、お金を入れる斜めがけポシェット
  • レジャーシート
  • 日よけグッズ
  • 飲み物
  • ハンガーラック、ハンガー
  • ゴミ袋
  • 子ども用のお店屋さんの準備

それぞれの準備のポイントを詳しく説明します。

売れ筋商品とは?

会場によって、売れる品物がまったく違います。代々木公園や明治公園など、若い人が多い会場は大人の服やバッグ、コスメなどが売れ、子ども服はあまり売れません。

一方、五反田TOCなどキッズフリマ(子どもが出店し、お客さんも子どものみ)が同時開催される会場や、地域密着型のフリーマーケットでは子ども用品はバカ売れです!また、キッチン雑貨などの日用品も人気ですよ。

不用な物がたくさんある場合には、お客さんが見やすいボリュームをで選定しなくてはなりません。地域密着型のフリーマーケットに出店するときは、

子ども用品7割、日用品2割、大人の物1割

くらいにするのがちょうどいいです。

また、「季節に合ったもの」を選ぶことも重要です。春・夏は夏服、秋・冬は冬服以外、ほぼ売れません。子ども服は、多少の汚れや少し傷んだものでも購入してもらえますが、大人の服やキッチン用品などは、売れやすい未使用の物やキレイな物だけにするのが◎。

ポップを作ると楽チンに!

商品一つひとつに値段を付けるのは大変なので、「子ども服300円!」「箱の中すべて200円」などのポップを事前に作っておきましょう。特に、お客さんがごった返した場合など、お釣りの計算がぐっと楽になります。

また、折り畳み式のボックスや大きめのランドリーバッグなどを用意し、その中はすべて同じ金額に設定し、ポップを出しておくと、お客さんにとってもわかりやすくなると思います。

お買い上げの商品を入れる袋を用意

ショップバッグなど、家にある紙袋などを準備しても良いですが、かさばるので、私は事前にビニール袋を購入しています。100円ショップでも販売していますし、小売店では100枚で数百円程度で販売しています。

50枚くらい準備するといいですよ。また、大きなおもちゃを販売する場合は、商品に合った大きさの袋を用意していくといいかもしれません。

斜めがけポシェットとお釣り

私の経験上、5000円札を出すお客さんはあまりいませんが、1000円札をもらってお釣りを渡す機会は多いので、小銭の準備が必要です。最低、500円玉2枚、100円玉10枚あるといいでしょう。

このお金ですが、財布や缶などに入れておくのは、あまりおすすめしません。財布はお金の出し入れが面倒ですし、缶は移動の際に持ち運びづらいので、お金の管理をするには小さなポシェットがぴったりです。

雑誌の付録の斜めがけポシェットなどを財布代わりに!

レジャーシートは忘れずに!

レジャーシートを忘れると大変です!商品を並べられなくなってしまうので、ブースに合った大きめのレジャーシートを、事前に忘れずに準備しておきましょう。

日よけグッズで日焼け防止

これからの時期、屋外は暑くなるため、帽子・日傘・ポップアップ式テントなどがあると便利です。また、秋などは夕方寒くなってくるので、毛布や防寒着を忘れずに。

ハンガーラック・ハンガーも役立つ!

フリーマーケットでは、組立式の小さなハンガーラックに商品を陳列しているお店も多く見かけます。畳み直しも必要ないため、車出店などで持って行けそうな場合にうってつけ。

また、車のドアなどにハンガーで直接商品を下げている人もいるので、掛けられる場所があるなら、ハンガーを持って行くと良いかもしれません。

水分補給は必要不可欠

「飲み物は会場で購入すれば良いかな?」とのんびり構えていると、商品を並べ始めた段階からお客さんがたくさん来て、買いに行けない…!ということもあります。そんなことがないように、飲み物は最初から準備しておきましょう。

ゴミはお持ち帰りが当たり前

ゴミが捨てられない会場も多いため、ゴミ袋を1枚は用意しておくといいですよ。

子どもにもお店屋さん体験を!

子どもが保育園や幼稚園で、お店屋さんごっこをすることがあります。お仕事体験ができるアミューズメントパークも人気ですが、せっかく子どもと一緒に参加するなら、お店屋さん体験をさせてあげましょう。

座っているだけでは飽きますし、お金の計算の勉強にもなります。私は事前に子どもと魚釣りゲームを準備しました。

息子が作ったホタテとヒトデらしきものも(笑)
1回100円の魚釣り。ハズレなし!

準備したものは、100円ショップで購入した小さなクリアテーブルに折り紙を貼ったものと、これまた100円ショップで購入した魚釣りのおもちゃ。お魚の後ろに1等、2等、3等のシールが貼ってあります。1回100円でハズレなしの魚釣りゲームですが、かなりの確率で1等が当たります。

当たると100円ショップで購入したベルを鳴らして、息子も楽しそうにお店屋さんをしていました。魚釣りは大盛況で、正午にはほとんど1等がなくなり、その後は1回50円に。子どももお客さんも楽しめる、仕掛けもあった方が盛り上がりますよ。

地域密着型フリーマーケットに出店!

事前に区のイベントサイトにて、フリーマーケットの日程を確認して、商店街の事務局にて申し込みをしました!

当初、私のベビーサイン教室を卒業された、生徒さんと出店する予定だったため、1ブース500円のブースを2ブース予約。しかし、子どもの都合で来れなくなってしまったので、今回は息子と2人で2ブースでの出店となりました。

結果、広々使えて、隣のスペースは前述したように、息子のおもちゃ屋さんになりました。しかし…お~い!もらったお菓子を食べながら、お店屋さんってどうなの~!?

商店街にあるバルーンショップ、MARQUEES(マーキーズ)さんのかわいいお店もありました。

途中、子どもたちのダンスショーや素敵な演奏も!

先日息子と観た、「リメンバー・ミー」の曲の演奏もあり、息子は大興奮。

ランチは商店街にある、飲食店のおいしいそぼろ丼をいただきました。

商品にしていた、いらなくなったバッジを、「やっぱりいる!」と言って自分で付ける息子。フリーマーケットあるあるですね(笑)。

200円でミニトマト盛り放題にチャレンジ。たくさんのミニトマトをゲットしました。割り箸の割り方からお箸の持ち方、上手に盛れる方法もおばさんが一から教えてくれ、そんなところも商店街の温かさを感じます。

16:00にフリーマーケットが終了する予定でしたが、雨もパラパラ降ってきたため、1時間早めて撤退。

気になる売り上げは…?

今回は、な、なんと…!

7280円!

パチパチパチ~。ほとんど100円~300円での販売だったので、なかなかの売り上げかと。息子のおもちゃ屋さんの大盛況のおかげです。途中、ちょこちょこお店屋さんを休憩して、他のお店でショッピングを楽しみました。

今回の戦利品は、bebeのTシャツなど100円や200円で購入した息子の服と、木のミニチュア家具のおもちゃ。

そして、保育園に毎日持って行くお箸。50円!安い!

不用品もなくなり、お買い物も楽しめ、とても良い1日となりました。みなさんも子どもと一緒に、フリーマーケットを楽しんでくださいね!

この記事を書いたライター

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せきぐちあきさん

6歳の息子がいる一児の母です。 ベビーサイン講師、子育てアドバイザーとして活動しています。子育てがより楽しくなるような方法を、日々考えています。

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