2018.05.29 / 2021.06.01
ジッパー付き袋を使うのでカビがはえにくく、また少量からチャレンジできる梅干し作り。面倒な作業は子どもに参加してもらって(笑)、一年に一度、この時期だけの楽しい梅仕事に 親子でチャレンジしてみませんか?
- 材料 作りやすい量
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- 黄梅(熟しているもの)
- 1kg
- 自然塩
- 120g
- 氷砂糖
- 100g
- 焼酎(35度以上)
- 50cc
※塩を通常(梅に対して18~20%)より少なくする代わりに砂糖を入れます(防カビのため)。仕上がりの梅干しには砂糖の甘さは感じられません
- 作り方
- 所要時間40分
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- STEP1
- 梅は傷んでいるものを除き、傷がつかないように優しく洗い水気をふき取る(防カビ対策)
- STEP2
- 梅のなり口(枝についていたところ)をつまようじなどを使ってきれいに取り除く。つまようじを取り除く部分に軽く刺すと取りやすい。梅本体に傷をつけないように!
- STEP3
- 梅をボウルに入れ、塩と砂糖、焼酎も入れて梅全体になじませる。※子どもにこの作業を任せる場合、焼酎は最後にママが入れて混ぜてください
- STEP4
- ジッパー付きの袋に梅を入れ、ボウルに残った調味料も全て入れる
- STEP5
- 袋の空気を抜いて(ストローを使うと抜きやすい。その際、焼酎のアルコール臭を吸い込み過ぎないようにに要注意!むせます!)キッチリ閉じ、さらにもう一枚の袋に入れてそれも袋を閉じる
- STEP6
- 梅が重ならないように平らに置き、梅と同じくらいの重さの重し(雑誌など)をのせて涼しい場所に3日ほどおく。袋は2重にしても液が漏れてくることがあるので、トレイなどに必ずのせて。酸が強いので金属製は避け、100均などで売られている安いものがおすすめです
- STEP7
- 3日ほど経つと、梅酢が上がってくる(水分が出る)。それに触れていないとカビやすくなるので、1日に数回、袋を揺らしたり、上下を返したりしてよくなじませる
- STEP8
- 2~3週間ほどたち、土用の時期(7月下旬~8月上旬)になったら「土用干し」をする。晴天が続きそうな日に、ざるなどに梅同士が触れあわないように離して並べ、日中、途中裏表かえして両面を日に当てる。1日目と2日目は夜になったら引きあげ、3日目は夜通し外に出して「夜露」にあてる
100均などのザルで十分ですが、私は干し野菜ネットを使用。入れたまま家に入れたり外に干したりできて便利な上、虫も防げるのでおすすめ。漬けていた調味液「梅酢」は消毒した瓶などに入れ、梅と一緒に一日日光にあて、冷蔵庫で保存します
- STEP9
- 3日干したら瓶などに入れて保存する。すぐ食べられますが、冬を越すとおいしくなるそうです!保存した梅酢はオイルと混ぜてドレッシングに使ったり、ご飯を炊くときに少量入れて炊くと、傷み防止になるそうなので、私はお弁当を作る朝に炊くご飯に入れたりしています
少し時間はかかりますが、作業は簡単!自分で漬ける梅干しはどこの梅干しにも負けない“超高級梅干し”です!
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すなねっこさん
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高1男子、小6女子、小3男子のママ。家族みんなが食いしん坊!酵母でパンを焼いたり味噌を仕込んだり、趣味は「食のDIY」!