2017.06.25
レインコートに長ぐつ、傘など持ち物も多くなり、いつもよりたいへんな季節ですね。お出かけできない日も増えてストレスも溜まりやすい。こんな季節こそ、絵本でゆったりと過ごしませんか。
教えてくれたのは
- 東條知美さん
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絵本コーディネーター・学校司書・ライター・イベンター・〈絵本の百年と未来研究会〉主宰。活動のモットーは「子どもに絵本を。大人にこそ絵本を。」-Blog「僕らの絵本」
あめのひのくまちゃん
お散歩に出かけたくまちゃん。きれいなしずくに喜ぶカエル、雨の輪っかを見上げる蟹の親子。いろんな音、しめったにおい、霞む景色… 雨の日の、ふだんとは違う<非日常>を、くまちゃんと一緒に感じましょう。
みずたまりぼっこ
かんちゃんが水たまりの中をのぞきこむと、水しぶきとともに「みずたまりぼっこ」が飛び出した!ぐんぐん、ぴたぴた、ぴょんぴょん…それは不思議なファンタジー。雨上がりのお散歩が、待ち遠しくなるかもしれません。
マルマくん かえるになる
うまく泳げず、みんなにからかわれるマルマくん。がま先生は、マルマくんと同じような子どもたちに特別な授業をすることにしました。成長期には不安や悩みがつきものですね。「ゆっくりでいいんだよ」 子育てのバイブルのような一冊。
あめふり
毎日雨ばかり降るので、ついに怒ったばばばあちゃん。雲の上に向かって大声で「ようし、こっちにも考えがあるよ」。ばばばあちゃんの考えた作戦とは?空から雷の子どもたちが落ちてくるシーンでは、本を縦に。演出も面白い!
かえるの平家ものがたり
古典の名作「平家物語」をパロディにした大判の絵本。「げんじがえる」と「へいしねこ」の戦いが、ユーモアを交え迫力たっぷりに描かれます。日本画風の繊細なタッチの絵に、大人も子どもも思わず「わあ~」っと声を上げそうです。
小さなお子さんはおひざに乗せて、大きなお子さんには「雨ってどんな音?」と問いかけながら。せっかくですもの、雨という非日常を親子で楽しんじゃいましょう。