「仕事と子育てで毎日手一杯で、家事がおろそかになってしまう...。みんなはどうしているの?」 そんな働くママの疑問に答えるべく、時短家事のプロ・本間朝子さんから片付けの時間を短縮できるカジタンテクニックを教えてもらいました。

お話を聞いたのは

本間朝子さん

知的家事プロデューサー。働く女性に向けた家事メソッド「知的家事」 をメディア活動や講演を通して多くの女性に伝えている。著書に『幸せを呼ぶ家事 「時短」の楽しい小ワザ88』(祥伝社黄金文庫)など。公式Webサイト LINE

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おもちゃは1アクションでしまう

おもちゃは片付けのルールが簡単でないと、親も子も面倒に。

おもちゃ整理には、フタがなく、上からポンポン入れられる大きめのカゴがおすすめ。これなら「おもちゃを入れる」という一つのアクションで簡単に片付けられます。おもちゃが多い場合は、種類ごとにカゴを用意し、イラストや写真のラベルを貼っておきましょう。

片付けは1日1回できれば十分。「出かける前」「寝る前」など、時間を取りやすいタイミングを決めましょう。

園から持ち帰った子どもの作品は子どもと一緒に撮影

保育園で作った工作や絵を持ち帰ってきたら、子どもに持たせて記念写真を撮りましょう。いずれ作品を処分しても、成長の思い出として残せます。

作品を飾りたいときは、展示スペースを決め、スペースがいっぱいになったら古いものから入れ替えを。古いものは子どもと相談して保管か処分かを決め、保管するものは専用ファイルなどに収納しましょう。

おもちゃの選別は衣替えと同時に

衣替えのタイミングで、服と一緒におもちゃの選別をするのがオススメ。

最近遊んでいないおもちゃはいったん押し入れで寝かせてみて。「あのおもちゃ、どこに行ったの?」と聞かれたら出してあげ、次の衣替えまで思い出すことがなければ処分する、というサイクルにすると明快です。

また、新しいおもちゃを欲しがったときに、しまってあったおもちゃを出してあげれば新鮮な気持ちで遊べて、新しいおもちゃを増やさずに済むことも。

時短だけではなく、思い出づくりにも使えるプロのテクニック。働くママのみなさん、ぜひまねしてみてください!

※この記事は、2016年12月発行の「あんふぁんぷらす 年末年始号」に掲載した記事を再編集したものです