iPhoneを使い始めてかれこれ4~5年経つのですが、一向に使いこなせている気がしない今日この頃(笑)。つい最近まで知らなかった便利機能や、使うだけで便利&快適になる機能など、どどっと紹介します。iPhone初心者は必見です!

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画像編集アプリは必要なし!パパっと加工「マークアップ機能」

iOS10以降で使えるようになった、こちらのマークアップ機能。この機能を使うと、簡単に画像の加工ができます。以下の写真を実際に加工してみましょう。
画面右上の「編集」をタップすると、次のような画像編集の画面になります。ここでも、明るさを変えたり、フィルタをかけたり、ちょっとした加工ができます。一番上の中央にある、丸印のマークをタップし、「マークアップ」を選択します。

(左)一番上の中央にある、丸印のマークをタップ / (右)「マークアップ」をタップ

マークアップ機能の編集画面。

(左)画面の下の書き込みできるツールを使用 / (右)実際に文字を書き込んでみると、こんな感じ

図形や、テキストも貼り付けることができます。

とても簡単にできますよね。写真加工のアプリを入れていなくても、ちょっと写真をおしゃれにしたい、必要なことを書き加えたい、というときに気軽に使えて便利です。

実際、私は友達と待ち合わせをするときに、地図を写真に撮り、マークアップ機能で目印を書き足して送ったことがあります。撮影から加工までが一続きで完了するので、忙しいときでも使い勝手がいいです。

「写真の加工なんてハードルが高い!」と思っている人や、「手軽にささっと加工したい」と思っている人にぜ試してもらいたい機能です。

夜の1人スマホにも優しい「ナイトシフト機能」

こちらのナイトシフト機能は、スマホのブルーライトをカットしてくれる機能です。夜寝る前に、スマホやパソコンを使うと寝つきが悪くなる、という話を一度はどこかで耳にされたことがあると思います。

ブル―ライトの波長は人間の目にとって刺激が強く、長時間浴び続けると、目の老化や病気を引き起こす原因になるともいわれています。そんな悪影響を及ぼすブルーライトを抑え、目への負担を低減してくれるのが「ナイトシフト機能」です。

(左)「設定」の「画面表示と明るさ」から設定 / (右)「Night Shift」をタップして、画面を目にやさしいモードに切り替える時間を設定

ナイトシフト機能を使う時間を設定できるほかにも、

(左)画面の色温度(「暖かく」すると、画面の色合いがよりオレンジがかったものになります)も調節可能 / (右)実際にこれが切り替えた画面。写真では少しわかりづらいですが、少しオレンジがかっています

このナイトシフトモードは私も毎日、夜寝る前から設定するようにしています。

たまに、何かの拍子にナイトシフトモードの設定が解除されてしまっている日があり、そんな日の夜にスマホをみると、「うわ!明るい!目が痛い!」なんてことに。ナイトシフトのありがたさを、身に染みて感じます(笑)。

子どもと旦那さんが寝静まった後の、ママの夜中の1人スマホタイムにはナイトシフト機能、必須です!

スマホ→PCの転送が楽♪「フォトストリーム機能」

個人的には一番便利だと思っているのが、このフォトストリーム機能。スマホで撮った写真が自動的にPCに転送される、まさに超便利な機能です。

フォトストリームを有効にし、Wi-Fiを経由していると、Appleが提供しているiCloudというクラウドサービスに、iPhoneで撮影した写真が自動的にアップロードされます。「設定」から「iCloud」へ、その中の「写真」とタップしていくと、このような画面になります。

「マイフォトストリーム」を有効にするだけで、準備はOKです。

次に、パソコンからiCloudにアクセスしてみましょう。インターネットに接続ができるパソコンから「 iCloud.com 」へアクセスするか、Windows用専用ソフトをインストールします。

実際に写真がアップロードされるか、確認してみましょう。まず、現在、iCloudにアップロードされている写真の一番最後をチェック。

iCloudにアップロードされている写真の最後(ウィンドウを小さくして、最後の数枚だけが確認できるようにしています)

この状態で、スマホで写真を撮ります。ぎゅってWebのスクリーンショットを撮影しました。

再び、iCloudの写真を確認してみると、

先ほど確認したiCloudの最後の写真から、1枚増えています

スクリーンショットが追加されています!スマホで撮影しただけで、PCから写真をダウンロードできるようになりました。ケーブルも使わなくていいし、メールに添付したりする手間もないので、本当に便利です!

ぎゅってWebの記事を執筆している今まさに、フォトストリーム機能は大活躍。もはや私にとっては、なくてはならない機能となっています。スマホで撮った子どもの写真を使って、PCでフォトブックを作りたい!というママさんにも◎。作業スピードが抜群に上がりますよ。

意外と使える!「WebぺージのPDF化機能」

「WebぺージをPDF化?私には必要なさそう…。」と思われる人もいらっしゃるかもしれませんが、これも意外に便利で感動した機能です。iPhoneに標準で設定されている、「Safari」というブラウザで閲覧しているページを、PDFファイルに変換することができます。

まず、SafariでPDF化したいぺージを表示し、画面下の四角い共有マークをタップします。

(左)「PDFをiBooksに保存」をタップ(作成したPDFは、iPhoneに最初からインストールされている、「iBooks」というアプリで見ることができます) / (右)これでPDF化が完了
(左)WEBぺージがあっという間にPDFファイルに! / (右)ここでもマークアップ機能を使うことができ、PDFファイルに文字や図形を書き込むことも可能

画面上部の共有マークをタップすると、そのままメールに添付することもできます。

メールに添付したり、プリントアウトすることも

PDFファイルに変換できると、自分が見ている情報を紙でプリントアウトして、そのまま誰かに渡すようなイメージで、情報をやり取りできる利点があります。私が実際に「PDF化ってなんて便利なのー!」と思った場面は、旅行に行くときの書類を友達と共有したときです。

最近、ネットから旅行の予約をすると、日程表やクーポンなどもすべてWEB上での確認になったりしますよね。友達と共有したい!と思っても、注意事項等がたくさん書かれてあり、ぺージ数も多いので、1ぺージずつスクリーンショットを撮るのはとても大変です。

そう感じていたときに、このPDF化の機能を知り、複数のぺージも簡単に1つのファイルとして共有できる便利さ、手軽さに感動しました。一見地味な機能ですが、友達親子とのイベント時など、情報共有のツールとして大活躍すること、間違いなしです。

今回紹介した以外にも便利な機能がたくさんあり、まだまだ奥の深いiPhone。進化し続けるiPhoneについていけるよう、私ももっと研究しようと思います。

※記事内の写真はすべて著者撮影のものです
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この記事を書いたライター

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うーままさん

はやりものとタイムセールにめっぽう弱い元システム系主婦。現在は一人娘の育児と、「1日15分の自分時間が人生を変える」をモットーに日々家事の効率化に奮闘中。

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