2018.07.27
今年4月1日にリニューアルし、開園から20年以上多くの人に愛され続けている「トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園」。まるで北欧の童話のような世界観を感じられる、この公園の敷地内に北欧風のお店「カフェプイスト」が誕生しました!
index目次
「トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園」が生まれ変わった
4/1にリニューアルオープンした「トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園」は、他にはない魅力がたっぷりの公園です。今年は、北欧がテーマのイベント「HANNO GREEN CARNIVAL」の会場にもなりました。
基本理念は「自然との共生、自我と自由の尊重」
この公園は、ムーミンの原作者であるトーベ・ヤンソン氏との手紙のやり取りから生まれたのだそうです。そのため、公園内のいたるところに、彼女の想いがちりばめられています。
きのこの家はどうなってるの?
きのこの家の中は、なんとも不思議な空間。
アンティークなシャンデリア照明もステキ。
太陽の日差しがキラキラと輝く、ステンドグラス。
自由に昇り降りできるはしごがあったり、
思わずのぞきたくなる、小さな窓。
どこを見渡しても、ワクワクが止まりません…!
ほら、今にも隠れていた誰かが飛び出してきそうでしょう?
テント発見!
きのこの家は一見の価値あり。実際に行って、中に入ってみることをおすすめします!
北欧の雰囲気を楽しめるCAFE PUISTO(カフェプイスト)
今回、最も気になっていたのは、6/1にオープンしたばかりの「CAFE PUISTO(カフェプイスト)」。ブルーの壁が印象的なエクステリアです。
コンセプトは「人と地域がつながり、ゆっくりと北欧時間が流れる場所」
「プイスト」とは、フィンランド語で「公園」という意味があるそうですが、森の中の公園で木と人が集い、北欧の雰囲気に包まれながら、誰もがそれぞれくつろいでほしい、という思いが込められているそうです。
木造2階建ての店内に入ると、さらに洗練された空間が。
温かみのある木材を使った内装は、飯能の特産物である西川材を使用。
テーブルは、フィンランドを代表するテキスタイルブランド「ivana helsinki」のファブリックと、西川材の世界初のコラボ家具なのだとか。
コーヒーや食器へのこだわり
お店自慢のドリップコーヒーは、コロンビアの契約農家からフェアトレードを行う、「lohasbeans coffee」監修。オリジナルコーヒー豆「リトマネンブレンド」はお店での購入が可能で、100g(700円)と200g(1400円)の2種類。
北欧らしい味わいで、ブラウンシュガー・ナッツ・オレンジのような甘さと、さわやかな酸味が特徴だそう。また、店内で使用されている食器は、フィンランドを代表するブランドで統一されています。
子どもから大人まで楽しめる
こちらのカフェには、キッズスペースが併設されていたり、キッズメニューがあったりと、子連れにうれしいポイントがあります。また、全メニューがテイクアウト可能なので、晴れた日には公園内で、のんびりとピクニックするのもいいですね。
フィンランドのグラフィックデザイン界の巨匠のポスター
CAFE PUISTO(カフェプイスト)店内のポスターはすべて、フィンランドの世界的グラフィック・デザイナーである、Erik Bruun(エリック・ブルーン)の作品。彼の作品がどれもユーモアたっぷりなのは、「ポスターは見る人を笑顔にしなければならない」というモットーでデザインされているから。
ポスターアート全盛期だった1890年代~1970年代頃は、多くのアーティストが「さあ、フィンランドへいらっしゃい!」と、さまざまな技法やテーマで旅行ポスターを描き、フィンランドの魅力を伝えていたそうです。
「Come to Finland(カムトゥフィンランド)」は、100点以上の復刻ビンテージポスターを販売する会社。
カフェプイストのカウンターでは、同社出版のポケット画集も販売されていました。ポスターデザインの背景情報やフィンランドの歴史、ライフスタイルなどがまとめられた、マニアにはたまらない一冊です。
大人も子どもに戻って、空想の世界を楽しもう!
とにかくこの公園は、いろいろな発見に満ちています。まるで童話の中に入り込んだような気分になり、もしかしたら本当に妖精に会えるかも…。そんな不思議な気持ちにさせられるのは、春夏秋冬の季節ごとに、さまざまな顔を見せる自然の豊かさが、想像力をかき立てるからでしょうか。
騒がしい都会から少し離れて、大人も童心に返り夢中になって冒険したり、かけがえのない時間を子どもと過ごすことで、日々の忙しさを少し忘れて、リフレッシュできるかもしれませんよ。
自然の中で楽しく遊ぶことで、子どもは何かを学び、創造力が育っていくのですね。大人もかつては子どもでした。あの頃のワクワクした気持ち、覚えていますか?もし、あなたが忘れかけているなら、もう一度思い出して。さあ、子どもと一緒にファンタジーの世界へ迷い込みましょう!
【おまけ】今秋オープン予定のメッツァ(metsa)情報
以前、メッツァ(metsa)についての速報レポを書かせていただきましたが、今回も積極的に情報をお伝えします。
北欧のライフスタイルを体験できる「メッツァビレッジ」の開業日は、2018年11月9日に決定しました!入場は無料です。また、トーベ・ヤンソンの想いを感じることができる「ムーミンバレーパーク」の開業日は、2019年3月を予定されています。
今回、開催された「HANNO GREEN CARNIVAL」では、メッツァ(metsa)もイベント協賛企業として、ワークショップブースを出展されていました。ワークショップの内容は、ムーミンバレーパークのエントランスアプローチに、実際に飾られるウェルカムモニュメント作り。
実はこちらのワークショップ、以前参加したアンバサダーミーティングで議題となった内容でした!みんなで出し合ったアイデアがこのような形になり、気持ちも高まり胸ワクワク!
このモニュメントももちろん、飯能特産の西川材を使用しています。あれ…、なんか私、もう西川材のアンバサダーみたいになってません?(笑)あ、そんなことない?大丈夫でしょうか。一応、メッツァアンバサダーらしい報告を。
余白と、暮らす。
5月1日、メッツァ(metsa)公式WEBサイトより、上記のブランドタグラインが発表されました。「余白と、暮らす。」には、下記のような意味が込められています。
正直、私自身は“余白” のある暮らしとは程遠いです。なぜ、こんなに毎日バタバタしているのだろう、というくらい、いつも何かに追われているような…。
休憩を大切にする北欧の人たちのように、もう少し心に余裕を持てたら、と常に考えています。メッツァ(metsa)で家族と過ごす時間が、自分にとって“余白” のヒントとなることを願っています。
施設情報(アクセス・サービスなど)
名称 | トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園 |
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公式サイト | https://www.city.hanno.lg.jp/akebono ※最新の情報はこちらで確認を |
おすすめ年齢 | 0歳~どなたでも |
入園料金 | 無料 |
開園時間 | 9:00~17:00 ※季節によって開園時間は変更 |
カフェ営業時間 | 10:00~17:00 ※ラストオーダー16:00 |
アクセス | 〒357-0046埼玉県飯能市大字阿須893番地1 <電車の場合>西武池袋線 元加治駅下車 徒歩20分 <車の場合>圏央道狭山日高インターより約20分 圏央道入間インターから約20分、関越自動車道川越インターから約50分 |
駐車場 | 市民体育館・市民球場・ホッケー場と共用(無料) |
サービス | おむつ替えスペースあり / 授乳スペースあり(要相談) / 全面禁煙 / ペット連れ可(建物内部は不可) |
この記事を書いたライター
ライター一覧- yucaさん
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お出かけ大好き、好奇心旺盛な3歳差兄妹のママ。広告系グラフィックデザイナー、コスメメーカー企画職を経て、WEBクリエイターエキスパートの資格を取得。現在はPR会社で勤務しながらフリーランス活動中。
北欧への関心が高く、2018年夏にスウェーデン一人旅を果たす。都内で話題のスポットや子供と楽しめるアートについても発信。