2018.08.25
コロンとした球が並ぶ、布製ネックレスを作ってみました。金属フリーで汗をかく夏場もOK。小さな子どもが引っ張ってしまってもちぎれる心配なし。とても軽くて肩が凝らない。ママにうれしい自然派アクセサリーでおしゃれを楽しみましょう!
index目次
材料
- 布(薄手の、ほつれにくい生地が適しています):5cm×210cm
- 直径1.5cmの発泡スチロール球:12個前後
作り方
- テープ状の布の、短い5cmの辺を中表にして半分に折り、折り合わせた部分がズレないようにまち針で留めます
- 半分に折って2.5cmになっている辺の端と、折り合わせた部分の端を、縫い代2mmほどで縫います(下図赤線が縫い線)。もう一方の2.5cmの辺は縫わずに開けておきます
- 縫わずに開けておいた端の部分から布をひっくり返して、布を外表の状態にします
- 布の縫い閉じられている方の端から、35cmのところをしっかりと一結びし、結び目を作ります
- 布の口が開いている端から、発泡スチロール球を入れます
- 続けて、2つ目の発泡スチロール球を入れ、布の中を1つ目の球の結び目まで移動させ、1つ目の球同様に結び目を作ります
- 開き口の部分の布を内側に5mm~1cm折り込み、縫い閉じたら、ラッピングネックレスの完成です!
布の両端は、一方は縫ってあり、もう一方は縫わずに開いている状態になっています。
細長い形状のため、布をひっくり返すのは少し大変です。菜箸などの細長い棒を使ったり、まち針で引っ張り出したりしながら、少しずつひっくり返します。
ピンセットで内側の布をつまみ、引っ張り出すようにすると、比較的スムーズにひっくり返すことができます!
両端は、一方が縫い閉じてあり、もう一方が開いていて、細長い袋状になっています。
袋状の布の奥に向かって球を移動させ、先ほど作った結び目のある、反対側の端から35cmのところまで移動させます。
布の中の球を、結び目側にギュッと押し寄せて、布が球にぴったりと沿うようにします。結び目と反対側の布を指でつまみ閉じ、緩まないように気を付けながら、結び目を作ります。
3つ目以降の球も同様に布の中に入れ、結び目を作りながらつなげていきます。途中、布が緩んでしまうと球の形がいびつになってしまいます。球と結び目の間を開けず、ギュッと詰めながらしっかりと結び目を作っていくことで、きれいな仕上がりになります。
今回は、球を12個入れたところで、開き口の端からようど35cmとなりました。
12個目の球を入れた後も結び目を作って、しっかりと結び閉じます。
布の素材や結び目のキツさによって球の数を調整し、両サイドの布の端から球の入っている部分までの長さが同じになるようにします。
ネックレスの仕上がりサイズは、長さ約113cm(ボール部分は約43cm)。ひもで結び留めるため、結ぶ位置を変えることでお好みの長さに調整できます。
アレンジいろいろ
中に入れる球は、発泡スチロール球の他、ビーズなどを使用してもOKです。
ただ、発泡スチロール球はビーズに比べてとても軽くて、つけていることを忘れてしまうほど。身体への負担の少なさを考えると、発泡スチロール球がおすすめです。軽い発泡スチロール球なら、球の数を多くして作っても重みで肩が凝ることもありません。
発泡スチロール球は、手芸店で手に入る他、インターネットショップで手頃な価格で入手できますよ。球のサイズもいろいろとあるので、お好みのサイズをチョイスできます。
不要になったネクタイを活用して作るのもおすすめです(ネクタイ生地は厚みがあるため、中に入れる球は大きめにした方が作りやすいです)。
少しシミやほつれがあるものでも、結び目部分に充てることでうまくカバーし、素敵にリメイクできます。
ブランド生地(ソレイアード)のハギレ布でも作ってみました。
長さが短めなので、そのままつけて「チョーカー風」にしたり、2本を結び合わせてデザインを変化させても素敵です。
その他、リボンや造花をデコレーションして華やかさをプラスするなど、工夫次第でいろいろなアレンジが楽しめます!
おすすめポイント
- 金属フリー
- 軽い
- 丈夫
金属を使用していないので、金属アレルギーの人や、汗で皮膚が傷つきやすい夏場に身に着けるのも気になりません。
軽い素材で作っているので、見た目の印象に反して、とても軽いつけ心地です。
お子さんが引っ張ってしまっても、ちぎれたりパーツが外れる心配がありません。また絡まったりすることもないので、扱いが楽です。
子育て中のママにこそ、おすすめしたいハンドメイドアクセサリーです。
この記事を書いたライター
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又多 実千恵さん
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手芸などのハンドメイドが大好きです。手軽・短時間・ローコストをモットーに、「手抜きアイデア」を模索しながら、物づくりを楽しんでいます。