「東京都虹の下水道館」お仕事体験が無料とは思えぬ充実っぷり！見学ツアーも

お仕事体験がすごい！「東京都虹の下水道館」

「東京都虹の下水道館」は、お台場の有明水再生センターの5階フロアにあり、東京都下水道局による下水道をテーマとした、体験型の広報施設です。エレベーターを降りると、土管がドカーンとお出迎えしてくれます。（笑）

下水道のお仕事って？ちょっと難しそうに聞こえるかもしれませんが、小学校の社会で習う内容ですので、早めに制服を着てヘルメットをかぶって、楽しく体験しておくのも良いかもしれません。

お仕事体験プログラム

実物大の下水道管やポンプなどの設備を使い、下水道局職員になりきって、下水道の仕事を体験できるプログラムです。

※土日・祝日・夏休み・冬休み・春休み期間中の実施です
※小中学生対象　各回約1時間　各プログラム6人
※日本語での案内のみ。当日先着制

有明水再生センターガイドツアー

虹の下水道館の地下にある、有明水再生センターを見学できるプログラムです。

※土日・祝日・夏休み期間中、1日1回11:00より約1時間開催します
※日本語での案内のみ。当日先着制。ベビーカー、車イス未対応

わくわく♪お仕事体験レポート

お仕事体験は1日5回、5種類（10:00、11:00、13:00、14:00、15:00）のプログラムがあります。受付で参加したいお仕事を選んで申し込み、時間になったら入口から見て、右奥にあります「水再生センター（下水道事務所）」に集合！なんだか名前までリアルです。

まずは着替え。お仕事体験の醍醐味ですね。ミニサイズの作業着を着せてもらい、作業によってヘルメットをかぶったり、ベルトをつけたり、軍手をしたり…と本格的です！

体験前のミーティングまであります！体験は準備からお仕事体験、お片付け、発表会までを含んだ、たっぷり1時間。今回は、5種類のお仕事体験の中から2種類を体験してみました。

パイプをつなげて、ポンプを動かそう！

パイプ修理に必要な道具を、あれこれ装備するだけでも子どもたちは楽しそう！体験は子どもたちだけで、ママさんたちは右の丸窓の外から見ることができます。

ポンプの修理体験は、実際にブーンと動いているポンプを止めて、パイプを点検・修理して、また安全に動かす、という壮大なテーマ。ブラシやレンチを駆使してのポンプ修理は、達成感があったそうです。（子ども談）

微生物を観察しよう！

こちらは、下水処理で活躍している微生物を観察します。顕微鏡やカウンターを使っていて、研究者みたいです！

子どもたち真剣です！動く微生物を見つけると、うれしいですよね。難しい名前の微生物も、一生懸命メモしたりスケッチしたり、数を数えたり。終わった後は「すごく早く動く微生物と、全然動かない微生物がいたよ。」と教えてくれました。

すごく早く動く微生物って…、見たいような、見なくていいような（笑）

他にも、気になる体験プログラムがあります。

• 下水道管をピカピカにしよう！ 下水道管の中の汚れを水で吹き飛ばす体験
• 下水道管を”たんけん”しよう！ マンホールから実物大の下水道管の中に入る体験
• まちを大雨から守ろう！ ポンプを運転して、大雨からまちを守る体験

設備や道具も本物みたいで、普段見ることのできない“家で使った水が排水管を通って、下水道管へ流れていく様子”などを見ることができます。

そして！お仕事体験が終ると、「お仕事手帳」にスタンプを集めることができます。5種類のお仕事体験と、有明水再生センターガイドツアーの全てをクリアすると「下水道マイスター」になれます！

「下水道マイスター」になると、ガチャガチャができるそうです。1日でマイスターになるのは難しいので、また来なければ！

お仕事体験以外の見どころ

お仕事体験は子どもしか入れないところもあるので、家の中の水の流れが見えるシースルーハウスや、ショートムービーの上映を見ても良し、館内を見てまわっても良し。中には、図書室や休憩所もあります。

それに、パズルやボールを転がして遊ぶようなものや、折り紙やぬり絵など、小学生以下の子どもも遊べる場所がたくさんあります。

目の前に遊具のある広場もあるので、ここで待っているのも良いかも。館内のスタッフさんはとても親切で優しくて、子どもたちのこともしっかり見てくれます。これが全部無料なんてステキ！

ワークショップや工作が開催されている日もあるので、チェックしてみてください。

※夏休み期間中（7/14～8/26）は毎日開館

施設情報（アクセス・サービスなど）