時短で、賢く、楽しく子育て。働くママでも、毎日たった5分からできる!知育や子どもの心と体を育てるノウハウを、SakuraEdu代表の荒井聖子さんに教えてもらいます。今回のテーマは「子どものおもちゃ収納」について。

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お片付けは「法則性」の概念を学ぶ

子どもの好奇心はスピード感満載。「あれで遊ぼう!」とひらめいたらすぐに取り出せることが最重要、そして自分で元に戻せることが次に重要です。

つまり「あるべき場所にある」という方法で整理すると良いのです。なぜかというと、子どもは秩序のある環境の中で、「法則性」の概念を学び、知能を高めていくと言われているからです。

モンテッソーリ教育の現場では、教具が整然と並んでおり、子どもが1人で選び、使い終わったら自分で戻せるように工夫されています。

これは“全部、自分でできた!”という自立心を育てる環境でもあるのです。

では、家庭ではどのように工夫したら良いでしょうか?今回は超簡単な整理術をご紹介します。

7つの手順でラクラクお片付け

1.準備する

クッキーやお茶の缶、空き箱などを意識して集めます。

足りないときは100円ショップで、積み重ね可能なカゴ、ペン立て、フックなどを買い足します。サイズを統一すると収まりやすくなります。

2.分類する

おもちゃを出して分類します。

  • 工作系
  • 絵画系
  • 手芸系
  • 線路系
  • 車系
  • 人形系
  • 積み木系
  • ブロック系
  • ままごと系
  • パズル系
  • レンジャー系

など、関係して遊ぶ物をひとまとめにしてグループを作りそれ以外は別にしておきます。

このときに、思い切ってもう遊ばない、まだ遊ばない物は、処分するか手の届かない空間にしまいましょう。

3.計画する

分類した物を置く場所の計画を立てます。ポイントは、遊ぶ場所や作業する場所が近いということです。

工作や絵画は台が必要になるし、絵本はソファ、積み木やブロックは床の上など、使う場所から近い所に置くのが基本です。まずは頭の中で置いてみましょう。

必要なら小さなシートや新聞紙など、汚れ防止に使う物を置いても良いですね。

4.住所を決める

シミュレーションができたらおもちゃの住所を決めます。

「何となくこの辺り…。」だと、子どもが1人で出したり片付けたりできません。物を減らしてでも子どもが見て分かるように必ず住所を確保します。

5.道具箱を作る

工作や絵画などに使う物は、ひらめきからすぐ必要になります。

引き出しや道具箱をいちべつしたら、使いたい物がそろうように入れておきます。ハサミは?セロテープは?といちいち探している内に、子どもの意欲は薄れてしまうものです。

色鉛筆などは筒形の物にさして置くと使いやすいですよ。秩序感の大好きな子どもは、クレヨンも色通りにぴったり入るようにしておくと、ちゃんと片付けてくれます。

6.宝物バッグを作る

どこのグループにも入らないけれど大切にしている物。公園で拾った石、シール帳、おまけのおもちゃ、メモの紙、子どもの宝物はごちゃごちゃしています。

おすすめは使っていないファスナー付きのリュックかカバンを1つ渡して、「宝物バッグ」と名付けてまとめてしまう方法です。

すると使わない物はだんだんバッグの底の方にたまってきますので、処分が必要なときにはその辺りから着手していきます。

7.細かい物を収納する

おはじき、ビー玉などの細かい物は散乱しがちです。これは仕切りのあるクッキーの缶がぴったりです。側面に絵ラベルを貼っておけば、子どもが住所を覚えることができます。

クッキーの缶は積むことができ、密閉性が高いので大変便利です。

たくさんのおもちゃに囲まれながらも集中して遊んでいない、テレビやタブレットに依存してしまう、もしそんな様子が見えたなら、ぜひ一度思い切って整理してみて下さい!

子どもに変化があると思います。

この記事を書いたライター

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荒井聖子さん

SakuraEdu代表、コドモンテワークショップ主宰。資生堂に勤務後、目黒区民講座講師、幼児教室のコンサルティング等をしながら、通算百回以上の企画開催。日本モンテッソーリ教育綜合研究所教師、NPO日本食育インストラクター1級などの資格を生かし子育て支援活動を行う。

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