2018.08.02
先週より「ヒモメン」がスタート!窪田正孝のヒモ男っぷりにあきれながらも、なんだか憎めない?そしてギボムスでは、偽装結婚だと疑われ…。どうピンチを切り抜けたのか !?今週も見どころをまとめてお届けします。
index目次
2018年夏ドラマ、レビュー作品はこの4本
タイトル | 放送時間 | テレビ局 |
---|---|---|
義母と娘のブルース | 火曜22時 | TBS系 |
透明なゆりかご | 金曜22時 | NHK |
サバイバル・ウェディング | 土曜22時 | 日テレ系 |
ヒモメン | 土曜23時15分 | テレ朝系 |
レビューするのは6人のママたち!
毎週木曜に感想をレポートします!
ヒモメン
渡したお金をパチンコですったくせに、「ドブに落としちゃった」とウソ。ゴミ出しで500円をもらっておきながら、2階のベランダからゴミ置き場に投げて済まそうとする。出てくるのは言い訳ばっかり…。
いやいや子どもかよっ。しょっぱなから、クズ男のオンパレードだなっ。
「ゆりこ大好き」とバックハグして、「1000円ちょうだい」じゃねーよ!これはイケメンじゃなかったら、許されないヤツ!(笑)でも、自分のモノを勝手に売られるのはイケメンでも絶対イヤだな…。
「ゆりこに捨てられたくない、でも働きたくもない」ってどんだけ~!切羽詰まっても働かない選択になるのか…。野草食ってお腹壊してるんだもん、これは更生させて働かせるのはムリじゃないかい?
「見くびらないでください、オレは無職です!失うモノなんてありません。あなたがどれだけの権力を使おうと、無職の前では無力です!」と翔ちゃん(窪田正孝)。
もっともらしい感じで言ってるけど、全力で無職アピールだから!久しぶりにドラマで大笑いしました(笑)
ゆりこ(川口春奈)が怒って詰め寄る2人の掛け合いも、息ぴったりでおもしろい!毎回訪れるドライヤーのシーンもじわじわウケる(笑)
「ヒモとの関係に未来はない!」と経験者の一言が重いなぁ。うんうん、相手は相当手強いね~。
がんばれ、ゆりこ!
(オマタアズサ)
キートン山田のナレーションに「ちびまるこちゃん」感を感じながら観ていました。
「ゆり子ー。大好きー。1000円ちょうだいっ」気持ちいいくらいのクズヒモ彼氏っぷりがお見事。
結婚をして子どもを産み、ワーキングマザーとして生きる今、周りにヒモ的な彼氏がいる友達はなかなか見かけなくなったけど、独身時代の女子会では、1人はいたよな~。こんなダメ彼氏と別れられない子。
と、なんだか懐かしい気分になるドラマです。
ヒモな翔ちゃんの絶対に自分が働かないために最善の努力を尽くす姿、そんな彼に言いくるめられて、なんだかんだ「もう~」と許してしまうゆり子。
そもそも直しようがない翔ちゃんじゃなくて、許してしまうゆり子に問題があるのでは?
と思ってしまったよねー。今後、ゆり子はどう変化して行くのか楽しみ!
昔ヒモ彼氏に貢いだ挙げ句、フラれたゆり子の先輩ナースの田辺さん役の佐藤仁美、ゆり子を狙うチャラドクターの池目先生の勝地涼、平気で部下を売る看護師長のYOU
このドラマ脇役が濃くて、キャラ強めの脇役も今後楽しみな見どころですね!
(カワメリエ)
義母と娘のブルース
偽装結婚!? 明かされる結婚の意味
のっけから夜の営みについて盛大な勘違いをして、ママ友にセクハラ提案をしてしまう亜希子(綾瀬はるか)。電信柱に頭をつけ猛省してる姿がかわいかった~(笑)
一方、みゆき(横溝菜帆)からは、良一(竹野内豊)との結婚は偽装結婚なの?と疑いをかけられてしまいます。林間学校が終わったら全て話すと約束して、みゆきは出かけます。
みゆき不在の間、二人の出会いや馴れ初めをどう説明するか話し合う良一と亜希子。その中で、良一がスキルス性の胃がんであることが明かされます。二人の本当の馴れ初めは、良一のめちゃくちゃなプロポーズからだったんですね。いきなり
結婚してください。娘がいます。自分は病気でもうすぐ死にます。
なんてこと言われたら普通は逃げるよね(笑)そんなトンデモナイ提案にも善処するのが亜希子さんのすごいところ。
そして、二人が並んで歩いて帰る場面、
普通の結婚は二人三脚のようなもの。私達のそれは、リレーです。
と亜希子が言った時、良一が思わず泣きそうな顔をするんですよね。死にゆく自分と、これから生きてみゆきの成長を見守ってくれるはずの亜希子と、愛する娘みゆきに思いを馳せて、何かこみ上げるものがあったのかな。う~ん、切ない…。
「ピンピンコロリで逝くつもり」なんて言っていた良一は最後、治療を受ける決心をしました。
奇跡は割とよく起きます。
その奇跡を信じて、三人の未来をもう少し見てみたくなったのかもしれません。来週も胸に来る展開が続きそうで、気になります。
(ぽりこ)
良一さんのような穏やかな人と、結婚生活を共にできたら幸せだろうな
第4話は、結婚の経緯が明らかに。そして、良一さんの病状の深刻さも判明しました。
良一さんは自分が死んだ後の娘の将来を思い、亜希子さんに
僕の知ってる女性の中で1番頼りになりそうだから
と、結婚を申し込んだのでした。
今回、印象深かったのは穏やかな良一さんの魅力!一生懸命さが空回りしがちな亜希子さんをあたたかく見守る様子や、諭すような語り方に、こういう穏やかな人と結婚生活を共にできたら幸せだろうなとしみじみ感じてしまいました。
デートのような食事をして、手をつないで歩く帰り道。2人の結婚生活は共に人生を歩む二人三脚ではなく、リレーだと語る亜希子さん。どうか、奇跡が起こりますように。
そしてもう1つ印象深かったのが、みゆきちゃんと、クラスメイトの大樹くんの関係。みゆきちゃんが女子の友達ができる前から見守ってくれているなにかと心強い存在でしたが、今回も元気の無いみゆきの様子をいち早く察知したり、いたずらを仕掛けて笑顔に導いたり。大樹くん、なかなかやるなー!
蛇足ですが、このドラマ、時々大ヒットドラマJINを彷彿とさせられるのは私だけではないですよね!? 前回のラストのセミのシーンといい、今回のラストの上空からの引きのシーンと言い…、綾瀬はるかさんが主演でMISIAさんが主題歌だからだけではない、何か空気感のようなものが!そこがまた余計に切なく、ツボです!
(松田あき)
サバイバル・ウェディング
伊勢谷友介、変な髪形のそのワケは
今回はさやか(波瑠)が大変身!もともとかなりの美人さんなので、前回までのファッションも私はカワイイと思って見てたけど、やっぱりあれはださかったのねー。
パーティー用の黒いドレス姿のさやか、美しかった♥女らしく装うことは大事です。今回も宇佐美編集長(伊勢谷友介)の意見に全面的に同意ですね。
元カレ・和也(風間俊介)は相変わらずズルくて黒い。引き続き、妙なセクシーさを感じます。さやかはどうにか元彼底なし沼からは脱出したみたいですが、私が妙にはまりそう。
イケメン王子こと柏木祐一くん(吉沢亮)にドレス姿を見てもらえなかったのは残念だけれど、向こうからランチに誘ってくれてさやかにもチャンスがきそうですね。楽しみだわ~。
ところで今回宇佐美編集長の変な髪形の理由が分かりました。
おでこのシワをかくすためでしょ!!(byさやか)
えっ、そうなん?!もっと深遠な訳があると思ったのに違いましたか。
(りちママ)
ついていきます!宇佐美編集長!
前回の最後に編集長からコラムに使うイラストレーターを探して来いっていう指令が出てたけど、伝説のイラストレーターを本人と知らずに口説き落としてget!
その名も「439(よさく)」うん、「326(ミツル)」だね!(笑)懐かしいなー。しかもマスターが「439」よね?何か雰囲気がぴったり。しかもカルビくんシリーズ、かわいい♪
今週の宇佐美編集長のマメ知識
- 「結婚条件を1mmも妥協するな!」
- 「空いている市場を見つけて顧客のニーズに応える」
- 「どうしたらイイ男に出会えるか?どうしたら結婚できるのか?ではなく、純粋に男が何を考え、何を求めてるかを知ること。」
- 「いらない物を捨てろ。バッグの中を片付けられないヤツは部屋も片付けられない。インテリアは心の表れ」(納得!)
今回も編集長、説得力バツグン!そして、ガンバリをちゃんと褒めてくれるし、アメとムチの使い方わかってるぅ~!結婚するならさわやか王子より編集長かも(笑)。
百閒は一見にしかず、百見は一考にしかず、百考は一行にしかず、百行は一果にしかず
聞くだけじゃなく実際に見ろ、見るだけじゃなく考えろ、考えるだけじゃなく行動しろ、行動するだけじゃなく結果を出せ!
百閒は一見にしかずの後にこんなに続く教えがあったとは!
スゴイです!編集長!一生ついて行きます(笑)
(オマタアズサ)
透明なゆりかご
「母性」とは?を考えさせられた回
「母性」とは「母の性質」。それがどんなものかはっきりわかる人は少ないのではないでしょうか。
私は妊娠中にこの言葉がプレッシャーでした。初産で色々が初体験なのに、女性なら妊娠や出産したらごく自然にお母さんとしてやっていけるはずと暗に言われている気がして不安でした。
でも、今回そんな漠然とした「母性」って、「こんな感じ」と優しく教えてくれた気がします。
今回登場したのは事情アリの女性ばかりでしたが、辞書で調べた「母性」の意味よりも、この女性の行動が、曖昧だった「母性」が輪郭を持ち始める気がします。
さて、妊婦・町田真知子の言葉がとてもステキでした。妊娠中に自分の体の中で何が起きているのかは「謎」。
正直にいうと赤ちゃんのことを大事に思うときとそうでないときがある
けれど、赤ちゃんがいるおなかを、風をはらむヨットの帆にたとえてこう言いました。
気づいたら自然と前に進むから大丈夫。
真知子の出産は次回、どのように進むでしょうか。そして、新たに登場する「不機嫌な妊婦」はなぜアオイのささいなミスで怒るのでしょうか。気になります。
(岬さちこ)
これが母性?ママ気分になった主人公・アオイ
今回は、主人公のアオイ(清原果耶)に「母性ってなに」と考えさせる4人のママが登場しました。
持病があり、出産すれば失明の危険がある菊田さん(平岩紙)。1人で産んで赤ちゃんを産婦人科に捨てた女子高校生。夫が過保護で普通に幸せそうな真知子さん(マイコ)。
そして、4人目のママは捨てられた赤ちゃんを必死にお世話するアオイ!
アオイちゃん、ちっちゃくて育つか危ぶまれた赤ちゃんのお世話に必死なあまりに、自分のことを無意識に「ママ」と言っちゃいました。
2歳ぐらいに大きくなった赤ちゃんにママと呼ばれる妄想まで…!ちょっとちょっと、大丈夫?でもその気持ちも分かるな…。
産んだ直後に赤ちゃんを捨てに来て、親にバレても引き取りを拒否した女子高校生に最初は反感を抱くアオイだけど、だんだん許す気持ちになったようです。
思うに、拾って育ててもらえそうなところに捨てたというのがせめてもの気持ちだったと感じたのかな。
それぞれが目の前の命を愛おしく思っただけ“母性を備えた立派なママ”なんだということですね。
悲しいこともあるけれど、最後は何か救われたようなホッとした気持ちになりました。
(りちママ)
次回は8/2(木)に更新!