/ 2019.02.07

部活やサークル漬けのスポーツ女子生活

「学生時代・社会人になってからも趣味に時間を注いでいたけど子供が出来てからすっかり自分の時間がなくなってしまった」
「今まで〇〇はしたことないけど、いつか〇〇したいと思っていた」
「今やりたいことを探している、何か新しいことに挑戦したい」
「新しい仲間やコミュニティを探している...」

そんなママってたくさんいると思うのです。

私はというと、中学は軟式テニス、高校大学と公式テニス、同時に大学ではダンスサークルでGirls HIPHOPやJAZZを3年、社会人では会社のテニス部の実業団で活動。

基本的にはテニスが中心の部活女子だった私。でも心のどこかでずっと憧れていたチアリーダー。
「30歳になる前にやっぱりチアに挑戦したい!」と思い、社会人アメリカンフットボール協会 XLeague 所属の NPO法人ハリケーンズに飛び込んだのは27歳の時。

チアリーダー初心者としては、かなり遅咲きでしたが、それから5年間とっても楽しく試合で戦う選手陣を応援してきました。

やっぱり踊りたい.....!!

子供が出来てからは当たり前ながら子供中心の生活。

汗をかくと言ったら冷や汗だったり、重い子どもや荷物を持ってじわっとかく汗だったり.....。運動ばかりの生活をしてきた私にとっては身体の中に悪いものが溜まっていく感覚でした...。

でも少しずつ子育てのルーティーンが出来てきて余裕が出た頃に、「やっぱり踊りたい....」そんな気持ちがムクムク芽生え、次第に「絶対踊りたい!!」という確固たる気持ちに。

2018年2月、息子が1歳になる少し前に3年振りに満を持して現役復帰。リーグではチアは全体で150名程いると思いますが、恐らくママは私だけです。

たまたま2017年メンバーが全員引退してしまったこともあり、OGでの再結成だったため、合言葉は「無理せず、とにかく楽しく!!!」
練習日を減らしたり、時間を調整したりと、私のようなママでも活動が可能になりました。

私がママになって思うことは、やっぱり少しは子供と離れて、妻であること、母であることを忘れられるような自分のリフレッシュの時間があると、生活の質が全く異なるということ。

子供にも旦那にもいい意味で寛大になれる(笑)、自分の生活にハリが出る、自分の体形にも多少は気を遣うので、その少し頑張っている自分に自信が持てる等々ありますが、何より、ママになっても青春を過ごすことが出来、また大事な仲間が出来ることはとっても大きいなと思っています。

そうは言っても....ママの現実...

とは言っても、私の周りでは気持ちは現役の時以上に「やりたい!」と思っても、平日の夜は子供の預け先や寝かしつけ問題があったり、もちろん週末はパパの予定との調整が必要ですし、そして土日休みでないパパもいるわけで....。みんなやりたいのに、動けるのにモヤモヤしているママが多くて、とてももったいなくて。

でも、結局はママが色んなことを犠牲にして我慢しないといけないんだなぁとママ会で話す度に切なく思うのです....。

旦那はやっぱり自分の1番の理解者。ぜひ一歩踏み出して。

私も現役に復帰する前は「やりたいとは言っても子供がいる自分には絶対にムリ...」と思っていました。でも、「やらないか?」と話が出て自分としても「やりたい!」と思った早い段階で思い切って旦那に相談してみました。

そうすると「いつかやりたいと言ってくると思っていたよ、母親になったからと言って全てを我慢する必要はないよ」
と思いもよらぬ言葉が返ってきて、喜びに溢れた日を覚えています。

そして、相談は怖かったけど、でも気持ちが熱いうちに、思い切って相談してみて本当によかった!と思いました。

もちろん色々な家庭があるので一概には言えないですが、もし、相談できていないママがいたら、勇気を振り絞って話してみるもの「あり」です。

旦那様は意外と協力的ですし、言わないと伝わらないことは本当にいっぱい。
そして自分たちが思っている状に旦那様は自分たちのことをよくわかっていて、でも言って来るまではこちらからは触発しないでおこうかな...という旦那様もいると思います(うちの場合はこれです(笑)

周りの友人たちに聞いてみても特に今まで活動的に色んな趣味を持っていた人ほど旦那様は「またいつか妻がやりたいと言ってくるだろう」と腹をくくってる方が多い気がします(笑)

勿論、今までそれほど外部活動をしていなくて、これを機に新しくコミュニティとつながりを持ってみたい、という気持ちにそうそう反対する旦那様はいないのではないかな、と個人的には思っていて、仕事、家事、育児を今まで通りやってくれるのだったら、「たまには羽、伸ばして来たら?」ときっとなるのではないかなと思います!

35歳で現役復帰したママの願いとしては、ぜひ思い切って想いを伝えてみて!ということ。外に発信すると意外とそこから調整方法の幅が広がるものです。

ぜひたくさんのママが自分の内に秘めた「やりたい!」を我慢しすぎることなく、外に出して魅力的な「ママだけど現役!」な毎日を送ってほしいなぁと願っています。

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kanaさん

2歳の男の子ママ。育児と仕事の傍ら社会人アメフトの現役専属チアリーダー、キッズチアリーダーの講師も務める。ママ会、同窓会等幹事業が趣味で人と会うことが大好き。「一度きりの人生、ママになっても欲張りになんでもやってみる!」がモットー

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