/ 2019.02.12

結論は「投信積立」、以上。

こんにちは。ことさくらです。今回はお金のはなし。学費の話の時も書いたのですが、私は10数年前に、全くの他業界から金融機関に転職しました。仕事上で得る知識はあまりに専門的過ぎて、自分自身の資産運用には役に立たず。

結局、初心者向けの資産形成の本に助けを求めました。ベストセラーっぽいものを、著者を変えて何冊か買い込み、一気読みしました。それでやっと「こういうことだったのか」というのがつかめた気がします。

知識として得ただけでも、おそらくダメで。つかんだものを頼りに投資信託を買い、だんだん見えてきました。そして、今わたしが思う「これ!」というものは、「投資信託を毎月積み立て投資して、そのまま忘れる」です。以上。

どうひっくり返ってもプロには勝てない

私も「金融機関の人間なのだから、少しはマーケットを読んだ投資をしたい」と思ったこともあります。でも無理でした。

そもそも子どもがいたら投資について考える時間なんかありません。正確に言うと、「マーケットが動きそうなときに、都合よく時間や頭の余裕ができるとは限らない」ということ。これは子どもがいなかった時でも実は同じです。

そして金融市場では、どんなに素人でも知識がなくても、プロと同じステージに立たされるのです。めちゃくちゃ頭の良い(給料も高い)人が、AIみたいなシステムまで駆使して、全力で勝負しているんです。知れば知るほど、「あ、無理だ」と感じます。

私たちがプロより有利なのは、時間をかけられるところ

一方で、プロより個人投資家が有利なのは「時間が使える」という点です。短期で結果を出すように誰かに言われることはないので、数年~数十年で育てられればOK。投資が趣味ではない限り、投資信託の積み立てを続けるのが、一番資産としてふやしやすいと思います。

積立投資とは、勝手に毎月決まった額を投資してくれるというものです。相場が高ければ少なく、安ければ多く買うので、価格が上下しながら上がっていくような資産に有効です。市場の暴落などがあればチャンス。その後の戻りで大きな収益が期待できます。長い時間経つと、知らない間に資産が積み上がっていきます。

この結論を得るまで、10年とは言わないまでも、7~8年かかってしまいました。

安心を得られるのが、私にとっての「投資」

もっとうまい投資の話はあるのかもしれません。仮想通貨で資産が何百倍とか聞くと、いいなあと思います。確かに。

でも、それだけ暴落する危険があるということ。自分だけうまくやれるとは思えません。資産形成は何十倍、何百倍にすることを狙うこととは、ちょっと違うもの。私にとっては、安心を得るためのものです。

年間数%の収益でも、投信積立で何十年とじっくり育てていけば、ある程度大きな資産になります。資産形成の軸は、そこに置きたいです。ちなみに投資対象は、よっぽどマイナーなものでなければ何でもいいと思います。私が何に投資をしているかは、また別記事で書こうと思います。

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ことさくらさん

40代ワーママが目指すシンプルライフ。ズボラでも気持ちのいい暮らし、身を粉にせずに成果を出す仕事が目標です。お金についても考えていきます。夫、5歳の息子、2歳の娘、猫2匹との暮らし。カープファン。

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