こどもをパパ好きにしてママが楽になりたい作戦!

おつかれさまです。6歳、4歳、1歳の三姉妹保育園児に日々絡まれている母です。最近おしゃべりが盛んなこどもたち。

「ねえママー!」
「それでねママー!」
「ガーガー!」
「もう今の話きいてるー!?」
「あ!わんわん!

と。3人が同時に話してくることもしばしば。うんうんと適当にきいてるとそれはそれで怒るので、女子はめんどくさい。いや、間違えた。女子はかわいい。

そんなこどもたち。生まれるときから、絶対パパ好きにさせようと誓ってました。いまのところ上2人はパパ好き。

そして、こどもが苦手で触りたがらなかったパパも今ではベタ甘にこども好き。いずれ思春期でまたパパ嫌いになってしまうだろうけど、とりあえず今はパパ寄りで、母としては助かることもあります。

そんな我が家の、パパ好きにして母が楽になりたい奮闘作戦と、思わぬメリットをご報告します。

【作戦1】名前はパパが決める。初めての誕生日プレゼント!

独身時代からこどもが苦手だった旦那。友人のこどもがいても、まず近寄りません。どう取り扱っていいのかわからなかったようです。

なので、愛着を湧かせるためにこどもの名前は旦那に決めてもらいました。

「なまえは親が1番最初にあげる0歳の初めての誕生日プレゼントだからね」
「ママの仕事はこどもの命を産むこと。パパの仕事はこどものなまえをうむことね。一生モノだからね」

と。当時いまだこどもがうまれる実感に乏しく、責任感ゼロ、パパ自覚ゼロの旦那に、名前をきめてもらうことで父親愛を芽生えさせようと。

とにかく、頼んだ以上は黙って一任。どんなにへんな名前でも…、とりあえず怒らないようにしよう。でもあまりにへんなら、こっそり誘導しよう。と心に決める。

なまえを頼んで良かったことは、1人目が生まれると必ず色々なところで、「おめでとう!なまえは?」と聞かれる機会が多く、その度に、「◯◯です。パパが決めたんです」とパパ自覚を植え付けていけたような気がします。

本人も「自分がつけたなまえを沢山の人に褒められる」という経験をたくさんしたようです。

というわけで、我が家の三姉妹。3人とも、初めての0歳の誕生日プレゼントはパパからでした。

【作戦2】ママとはお菓子もテレビを一切禁止!パパとだけ!と条件をつける

実は、我が家は、原則、積極的にはテレビを見せずお菓子もあげません。ここは生まれたときからそういう仕組み。テレビはあるけど壊れてることになっていました。

保育園の頃は、お菓子を食べなくても死なないし虫歯のリスクを増やしたくない。テレビを見なくても生きていける。(おやつはしっかり食べます!お菓子以外で。あとイベントの時はケーキ類ももちろん食べますので、あくまで日常的には原則禁止、という意味合いです)

小学生になったら解禁予定ですが、生まれた時から見せなければ、こどもはそういうものだと思うので、テレビを見たいとは普段言いません。

家にある絵本を読んだり、絵を描いたり、折り紙をしたり、トイレットペーパーの芯で遊んだり…。遊び方は無限大。というわけで、平日は1分もテレビをつけません。(テレビを見ると支度が進まないのでつけたくない…。複数育児をしながら働くにはこれが1番だった)

でも例外もあります!パパと祖母がいるときは、テレビもお菓子も良いことにしています。

祖母はたまにお迎えや育児を手伝ってもらっているのですが、親の私でも三姉妹に手こずるので、どうにもならない時の必殺技として、祖母がお菓子とテレビのカードを使うことは容認。同じくパパも。2人が「いいよ」と言ったら、OK!

このおかげで、こどもたちは祖母のお迎えもパパの育児も大好き。祖母もパパも、手こずる時の必殺技カードがあるので、3人育児を頼んでも嫌がることはありません。

本当は、お菓子やテレビ等、モノで釣るのは良くないんだとは思いますが、たまに育児を頼む祖母やパパがいるときくらい許してあげたら、こどもも息抜きになるかなあと思っています。

【メリット】
普段禁止にしている分、3人育児を祖母やパパに依頼するときの必殺技として使える。母といる日は基本的にテレビ禁止のため、結果的に他に見るものがないから絵本が大好きになり、ひらがなの読み書きが3歳で自然と身についた。(今は小学生の児童書を読む)

そしてドリルが大好きになった。ドリルは勉強ではなくゲームだと思っているので、進んでやる。複数育児で塾に行かせる暇はないので、家庭学習に力を入れてます。

【テレビの代わりに部屋に置いてあるもの】
・絵本、児童書
・おりがみ、塗り絵、画用紙
・粘土
・絵の具
・パズル
・くもんの磁石、将棋、トランプ、カルタ
・ジェンガ
・カプラ
・大量のドリル(漢字、迷路、時計、ひらがな、カタカナ、足し算引き算、掛け算、文章題、間違い探し。好きなものをやらせる)

【デメリット】
・ひらがなが読めるようになるまでは、テレビがないと親ががっつり構わないといけなくて苦労しました。テレビをつけたら楽なのは間違いない!
・でもココを堪えて本人がひらがなを読めるようになれば、あっという間に一人で絵本を読んだりできる
・こどもがやりたいと言った遊びのセッティングと在庫管理が手間
お菓子の箱、トイレットペーパー芯をコツコツ集め、休みの日に100円ショップでも揃えていました。

とにかく保育園中心のため家庭内で過ごす時くらい、テレビ、電話、スマホに頼らない…ようにがんばる。親が。

こどもはあるもので自由に遊ぶから、小さい頃はなくても別に困らないようです。むしろどんなガラクタでも遊ぶから発想力はすごいなと思うことも多々あります。

また、パパとはオッケーにすることで、全面禁止よりもメリハリがついたように思います。

【作戦3】◯◯って言ってるよ!と言いまくる

こどもが苦手だった旦那。何かと最初は敬遠していたので、強制的に頼んでいました。

「パパとお風呂入りたいって◯◯が言ってるよ!」
「◯◯がパパにオムツ変えて欲しいって言ってる!」
「洗濯干すのとこどもとお昼寝するのどっちがいい?」
「ママ、腱鞘炎で抱っこできないからパパが◯◯とお風呂入ってくれないかな?」
「◯◯のお洋服、ママセンスないからパパが選んでくれないかな?」
「パパと一緒に将棋したいってー」

この中で1番我が家で効果てきめんだったのは、お洋服だったかもしれません。帽子やうわぎ、靴を、単発でパパチョイスで選んでもらい、かわいいーと誰かに言われるたびに「パパチョイスです」と自慢。

パパ自覚を少しずつ植え付けました。あと、パズルや将棋、カプラもかな。喋らないコと付き合うのは男親は苦手なのか?モノとともに依頼した方が、まだ構ってくれました。

【作戦4】頑張ったことはパパからほめてもらう!

朝も夜も基本的には母お迎え。なので、父親と接する機会が圧倒的に少ない我が家。日々の頑張りは概ねママが聞いています。が、パパの存在も大事にしたい。

ということで、何かあったらこまめにパパにLINEして内容を予め説明。帰宅したらパパがこどもを呼び、今日はどうだった?とあえて聞いてもらい、抱っこして褒めてもらっていました。

寝かしつけまでにパパが帰宅できないときは、交換日記も活用。こども一人一人と、パパ、ママの3人で書く日記で、最初は手紙メモを書いていたのですが、記録に残った方がいいかな?と思い、ノート型に変更。

本当はひらがなの読み書きの家庭学習の一環でやり始めたことですが、この交換日記最大のメリットは、あまり育児に絡まない、時間的接触が少ないパパとこどもが愛情を感じる場のひとつとして、最適だった!ということです。

一緒にいるママは、毎日ぎゅーとして抱っこすれば充電できる。でもパパの愛情実感は感じにくい。そんな、あまり絡まないパパが自分に交換日記を書いてくれる。夜遅くて朝早いからパパに会えないこどもたちは、それを朝読むのが楽しみにしていました。

週6で保育園に行かせてる分、親との絡みはどこよりも圧倒的に少なくて。ここでパパとこどもの愛情充電を補っている面もありました。

【おすすめ】
・パパが、褒める
・パパとママとこどもの交換日記をやる

文章は少しでもいいです。おはよう!今日は雨かな?それでは行ってきまーす!とかでも、こどもは喜ぶ。

こどもには、ひらがなを書けないときは絵を描かせたり、折り紙を挟んだり。複数育児だと個別に愛情をかける時間が減るので、1人1冊で頑張りました。ちなみにもっとも頑張ったのは面倒くさがりなパパに書かせること!

「ここで頑張らないとパパの居場所なくなるよ」
「これ書かないならこどもの保育園の連絡帳書いてよ」
と。ここは力を入れたひとつ。

まとめ

書いていて思いました!きっと初めからこども好きのパパさんは、こんなことをせずに子育てイクメンだったのかもしれませんよね。お役に立てなかったらすみません。

ただ、我が家は旦那が当初は「こどもは苦手、接し方がわからない、どうしよう?!」からのスタートだったので、こんな感じで作戦実行し最終的にムスメLOVEな男親になったのでした。パパにこども育児を安心して頼めるおかげで、精神的な負荷も分散。

いま、わたしがワーママ生活がなんとかできるのも、神様のようにいつも大変お世話になっている祖母(我が家では、神様と書いて「ばあば」とよぶ!)、家事は全然やってくれないけれどムスメにベタ甘パパのおかげです。感謝。

おかげで安心して母は飲みにいけるのでした。ニヤリ。

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へべれけさん

9歳、7歳、4歳の三姉妹育児をしている医療系ワーママです。医療。しごと。卵アレルギー治療。家庭学習。小学生と保育園生にぎゅうぎゅうに挟まれながらも日々戦いで頑張ってます!

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