質問の力を活用した時短術

こんにちは。ことさくらです。

子育て中のパパ、ママは、限られた時間で成果を出すことを求められることが多いのではないでしょうか。さまざまな工夫をして、仕事のスピードアップを進めていることと思います。

私は昔、ビジネスコーチングを専門とする会社にいたこともあり、質問の力を活用しています。

私にとって一番機能した質問は、
「仕事を今の5倍のスピードでこなすとしたら、どんなことをしている?」です。

コーチングスキル「とんでもない質問をする」を使ってみた

まだ20代の頃です。当時、私は膨大な仕事量に押し潰されそうでした。少人数の会社にいたので、何もかも自分で考えて進めなくてはなりません。よく言えば機動的な会社にいたので、上司の指示はどんどん変わります。

深夜まで残業してもタスクは全然終わらず、休日でもずっと仕事のことを考えている状況でした。

早く業務を進めるために、色々と工夫しているつもりなのですが、全然間に合いません。1つのタスクを終える前に、3つぐらい新しい指示が飛んできます。

その時に「とんでもない質問をする」という、コーチングのスキルを使ってみることにしました。

「5倍のスピード」を目指したら、仕事ができるようになってしまった

例えば、「もう少し仕事を早く進めるにはどうしたらいいか」と考えると、現状の延長線上のアイデアしか出てきません。

それを、「5倍のスピードで」と設定した途端、お馴染みのやり方は通用しなくなります。

何てったって5倍。全く違うやり方が必要です。それがブレイクスルーを生むキッカケになります。

もう15年以上前のことなので、その時何をしたのかは正確には覚えていません。

ツールを揃えるとか、人にお願いするとか、時間管理の方法を変えるとか、色々総動員したのだと思います。優先順位のつけ方は、その時に覚えたのかな。

数ヶ月した頃、仕事のスピードが上がり、日々の業務が劇的に楽になりました。自分でも「仕事ができるようになっちゃった」とびっくりしたのを覚えています。

思いっきりハードルを上げた質問を見つけよう

その時に身につけたものは、今でも私の仕事の仕方の基礎になっています。

特にワーママになると、限られた時間で最大のパフォーマンスを出すことが求められます。仕事のスピードを上げることに集中した経験は、ものすごく役立っています。

今でも、仕事の繁忙度が増して、追い立てられるような気持ちになりかけると「仕事のスピードを倍にするとしたら?」という質問が頭に浮かびます。

今の仕事は、ある程度時間をかけることも必要だったりするので、スピードばかり追求しないようにしています。それでも「倍のスピードか」と考えることで効率化のアイデアが見つかることもあります。

あなたが抱えている課題に対して、思いっきりハードルを上げた質問は何ですか?その質問を見つけることが、解決に繋がるかもしれません。

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ことさくらさん

40代ワーママが目指すシンプルライフ。ズボラでも気持ちのいい暮らし、身を粉にせずに成果を出す仕事が目標です。お金についても考えていきます。夫、5歳の息子、2歳の娘、猫2匹との暮らし。カープファン。

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