/ 2019.03.04

育休中に伝えられたリーダーへの打診

こんにちは。ことさくらです。

私は育休明けまもなくチームのリーダーとなりました。打診があったのは育休中です。復帰後に1ヶ月程度の引き継ぎ期間を設け、その後にリーダーに就くことになりました。

ゼロ歳児を抱えながらリーダーというポジションに着くのは不安もありましたが、復帰前から所属していたチームだったこともあり、何とかなるかな、と引き受けることにしました。

着任を控えて不安が募ってきた

メンバーは変動がありつつ10名前後。上司は「いつでもサポートする」と言ってくれたものの、漠然とした不安がだんだん具体的に迫ってきました。

幸い、私の会社はフレックス勤務が定着していて、ママさんではなくても仕事が終われば早く帰る文化があります。ただ、仕事が忙しくなっても私は残業できません。休むことも出てくるでしょう。力技でフォローするのは難しい状況です。

私としては「子育て中だから」と、他の人に負担をかけるのは、極力やりたくありません。でも、おそらく物理的に無理になってきます。

復帰してからリーダーになるまで、特に何もないのに緊張した日々を過ごしました。メンバーに「だから子育て中の人は嫌よね」と言われるのが怖くて、ビクビクしていました。

メンバーと話すうちに応援したい気持ちが湧いた

リーダーに着任した後、メンバー1人1人と時間を取って面談をしました。普段仕事をしていてどうか、どんなことを目標に頑張りたいのか、などを聞きました。

ありがたいことに、みんな前向きで、不満に感じることがあっても仕事はしっかりやろうという思いがありました。

次第に「みんなを応援したいな」という気持ちになりました。このメンバーがそれぞれ幸せに暮らしてくれればそれでいい。もちろんノルマはあるけれど、みんなが不満に感じることもあるだろうけど、私自身は1人1人が幸せに暮らせるようなサポートだけを考えようと。

判断基準は「目の前の人が幸せかどうか」

それから、何かを決める時には「目の前のメンバーがどうしたら幸せになるか」を判断基準にしました。そう考えてから、気持ちが落ち着きました。

基本的には、メンバーそれぞれが成果を上げて評価を上げてもらうのが一番良い結果です。でも、会社から色々言われても、誰かの幸せとバッティングするなら、のらりくらりとかわすぐらいのことはしよう。困ったら上司に丸投げしちゃおう。昇進を目指している訳でもないし、会社は二の次。そのくらいのノリです。

実際にはチームメンバーはお互いに助け合い、学び合いながら、より高度な業務ができるようになっています。安心した環境さえあれば、人は自然と学ぶし、パフォーマンスも高まるんだろうと感じています。

また、業務ができる時間帯は全力でみんなをサポートすることで、助けてもらうことも抵抗がなくなってきました。他のメンバーだけでなく、私が幸せであることも大事にしています。

大切なことだけを考えたらシンプルになった

結局のところ、私にとって一番大事なのは「周りの人が幸せかどうか」なんだな、と思いました。だから、それだけを考えていれば色んなことがシンプルだし、迷いも少なくなります。

まだリーダーとしてはヒヨッコで力もありませんが、「全力であなたの幸せをサポートするよ」というメッセージを今後も伝えていくつもりです。

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ことさくらさん

40代ワーママが目指すシンプルライフ。ズボラでも気持ちのいい暮らし、身を粉にせずに成果を出す仕事が目標です。お金についても考えていきます。夫、5歳の息子、2歳の娘、猫2匹との暮らし。カープファン。

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