/ 2019.03.07

大根こそ、一度にまとめて使い切り。

まるごとの食材を使い切るシリーズの第三弾、きょうは大根です。冒頭の一汁一菜の写真、3つのお皿すべてに大根を使っています。大根は汁物、漬物、煮物、おでん、サラダ・・・いろいろに使える万能選手。まさに使い切り向きです。

それに、使う分だけとって何度も皮むきをするより、使うときは1本まるごと、上から下までしゅーーっといっきに皮をむいてしまえば下ごしらえも一発で済みます。

さぁ今日も、買い物袋からまな板に直行。この大根、使い切っていきましょう!

今回は4種類に使い切りました。

根の部分は三等分に。それから葉っぱもおいしいから捨てないで!4種類に使いました。

大根は先のほうにいくほど辛みが強くなるので、葉に近いほうは煮物や汁物など甘味を生かしたいお料理に。先のほうは漬物などに使うようにしています。

★葉・・・塩漬けに。
大根はぜひ葉がついているものを買ってみてください!葉の部分を根から切り落として、それをまるごとポリ袋に入れ、多めの塩を入れて塩漬けにします。食べる時に少しかじってみて、塩辛く感じるときはしばらく水に漬けて塩出しをしてから使うと良いです。

★一番葉に近いところ・・・いちょう切りにして汁物に。
今回は鮭の粕汁にしました。

★真ん中・・・太めの千切りにして塩もみ。
サラダ用に塩もみにしました。

★一番先のところ・・・拍子木切りにして漬物に。
ゆずとあわせて、ゆず大根にしました。

ざっくりレシピ1.大根の一汁一菜。

冒頭の写真の、大根を使った一汁一菜の作り方をざっくりと。

★大根菜めし
塩漬けにした大根の葉を細かく刻んでから、砂糖、しょうゆ、ごま油、ごまを入れて味を整えます。ごはんがいくらでも食べられます!

★鮭の粕汁
普通にお味噌汁を作る要領で野菜を煮た後に酒粕を入れしばらく煮たあと、食べやすい大きさに切った鮭を加えます。鮭に火が通ったらみそをといてできあがり。酒粕は、鍋の中にいきなり入れるとなかなか溶けません。細かく刻んでタッパーに入れ、野菜を煮ているだし汁と合わせて、レンジで3分くらいあたためた後タッパーの中で崩すようにすると簡単に溶かすことができます。

★ゆず大根
拍子木切りにしてポリ袋に入れ、まずは塩だけでしばらく漬けます。水気が出てきたらぎゅっと水気を絞って、砂糖、だし醤油(白だしなどの液体のだしがおすすめ。なければ粉末でも)、酢、ゆずを入れてもみこみしばらく置けばできあがり。

ざっくりレシピ2.大根とわさび菜のサラダ

塩もみにした大根と、同じく塩もみにしたわさび菜、それからツナをあわせたサラダです。塩もみにした野菜はよく水気を絞ってサラダボウルに入れて、ツナ、砂糖、酢、しょうゆで和えればできあがり。

わさび菜はあんまりポピュラーな野菜ではないかもしれませんが、ほどよい辛みがくせになる菜っ葉です。サラダ、浅漬け、煮びたしなど、風味は違うけど小松菜と同じような使い方で楽しむことができますよ。もし見かけたらぜひお試しください!

他にもこんな使い方。

★やっぱり王道は煮物。
今回はつくりませんでしたが、やっぱり大根といえば、煮物ですね。だしをよく含んだ大根は冬のごちそう。こんにゃく、鶏肉、豚バラ肉など、いろんな食材とあわせて楽しみたいですね。

★おでん。
大根の一番好きな食べ方は何かと問われれば私はこれです。おでん。今回の記事にはしませんでしたが、今年の冬はおでん屋のごとく、具とだしを継ぎ足して継ぎ足して2週間楽しみました!

★干し大根に。
白菜の使い切りについて書いた記事で、干し野菜について触れました。大根も干し野菜向きです。文末にその記事のリンクを貼っています。

★皮も使えます!
皮をむくときにピーラーではなく、包丁を使ってかつらむきにするときには、ピーラーでむくより少し厚めにむくことになります。この厚めにむいた皮を千切りにして炒めて、砂糖としょうゆで甘辛く味付けすると大根の皮のきんぴらができます。白ごはんにぴったりのおかずが一皿増えますよ。

次回はにんじんです。

使い切りシリーズ、次回はにんじんを扱います。どの季節でも売っているけど、一袋買ってくるとちょっと余らせてしまうことも多いにんじん。ぜんぶおいしく使い切っていきたいと思います!

きょうもお読みくださりありがとうございました!

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さん

2人の男の子をもつワーママです。普段は会社員ですがいつかお料理を仕事にしたくて勉強中。まいにちのごはんのことを投稿します。みなさんご一緒に、日々のお料理を楽しみましょう!

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