こんにちは!松本てんです。

今日は、ブランク2年・入社半年・パート勤務のワーママが、在宅勤務を勝ち取った話を書きたいと思います。

子育てと仕事の両立は結構厳しい

わたしは半年前に、ワーママとなりました。子供を保育園に預けて、9:30〜16:30の6時間勤務をしています。通勤時間は片道1時間半と長いので、在宅勤務ができないかなあと思ってました。

入社してみて、やっぱり娘が熱を出す出す!1週間丸々休まなきゃならないときもあったし、その度に、電話越しでペコペコ平謝りの日々・・。

そして、熱を出してお迎え要請の連絡が来ても、すぐに駆けつけてあげることができません。

朝も夜もバタバタで、ゆっくり関わる時間なんてない。まだ1歳の娘は、こちらの都合に合わせて動いてはくれません。イライラしてはいけないと思いつつも、ついイライラしてしまうことが増え、このままじゃいけないなと、在宅勤務を考え始めました。

「働く」ことへの考え方を変えた

在宅勤務を希望する上で、一番大切なのは信頼関係だろうなと思いました。

それでなくても、娘のことで、休んだり遅刻したり早退したり、定時ぴったりに帰っているわたしなので、その部分での信用は失っているはず。育児に理解のある方ばかりではないので、わかって欲しくても望めない理解です。

それならば違う部分での信用を得るしかないなと思いました。

そこでわたしが取った行動は、「時給5000円のパート社員になりきる」というものです。

時給5000円以上もらっていらっしゃるワーママの方っていますか?わたしの場合は、軽く倍以上です。でも、時給5000円のパートになりきるんです。

そんなに高給のパートなら、挨拶の声は自然と大きくなりますし、会議などでも積極的に意見し、常に会社の利益を考えるようになります。

自分は会社から、十分な報酬を受けている分、つまり時給5000円分の価値を産み出さなきゃ申し訳ない、という気分になりますよね。

そうやって行動してみると、当時は入社してまだ3ヶ月足らずの、まだまだわからないことだらけのわたしでしたが、契約にないような仕事を振られても「やってみようかな」って思えるし、何か教えてもらったときには「時給5000円ももらっちゃってるのに、ありがとうございます・・その分仕事でお返しします」って素直に思えるんですよね。

新人だから教えてもらって当たり前とは思わなくなり、先輩たちの時間をとらせないように、自分で調べられることは調べてから聞く癖がついたりします。

そうして、入社から4ヶ月経ったある日、在宅勤務の提案をしたのです。

在宅勤務はあくまでも「会社のメリット」として提案

わたしの働いている会社では、在宅勤務をしている人はこれまで一人もおりません。そのため、どんな仕組みが必要なのかもイチから作らなければならない状態でした。

そこで、在宅勤務をすることにより、会社にとってどんなメリットがあるのか、どんな問題点が考えられるか、またどんな仕組みが必要なのかを提案書にまとめました。

まずは上長に口頭で相談をし、すぐにでも提案書をまとめて提出できる旨お伝えしました。相談した日は、上長が社長に会う日の前日です。
わたしは相談直後に提案書を出し、社長にも話を通してもらえるようにしました。

意外と受け入れ体制はある

いま「働き方改革」によりテレワークを推奨されているので、在宅勤務も比較的受け入れられやすい傾向にはあると思います。

わたしの友人の会社でも、自分からではなく会社からの提案で、時短勤務の社員は在宅勤務に切り替える動きがあるそうです。

在宅勤務で一番重要なのは、最初にお話ししたように、「信用」があるかないかだと思います。

ワーママは確かに「信用」を失いやすく、また得づらいポジションだとは思うのですが、そんな中でも工夫次第では信頼関係を築いていけます。

また、自分から「どんなシステムが必要か」「どんな決まりごとが必要か」も提案していくと良いですね。

つまり、「会社のために自分が実験台になって効率化できる証明をしていきますよ!」という姿勢を見せることが必要だと思います。

入社半年で在宅勤務の提案が通った

誰にも頼れずに準備を進めましたが、なんとか形になってきて、ついに入社半年たって在宅勤務が稼働します。

まずは週に2日からですが、それでも、娘の保育園にすぐ駆けつけられる安心感がありますし、今までよりも2時間多く(フルタイムで)働けるので、もちろん収入も増える予定です。

在宅勤務は良いことばかりではありませんが、当初の目標を叶えられたことは嬉しく思っています。

先日、実際に在宅勤務を二日間してみたのですが、やっぱり通勤時間がないというのは最高で、娘の保育園にすぐに駆けつけられる安心感も半端なくあります。

思った通り、ものすごい集中力を保てたし、朝・昼・就業前に成果をビデオ会議などで報告して、むしろコミュニケーションが増えました。
姿が見えない分、結果を出さなければと思うので、一生懸命取り組めますよ。

ママだから。働き方をつくっていこう!

これからは、ママたちが自分で仕事の仕方を作り出してゆける時代になっていると感じています。

お金の勉強を始めてから、働くことへの考え方も随分変わってきましたし、そのことで環境まで変わってきました。

ついでに言うと、夫の考え方まで変化しています(このことはまた今度)。

皆さんも、ご自分や家族の形に合った働き方を勝ち取ってくださいね!選ぶのではなく、もう作っていける時代ですから!詳しくは個人のブログにも書いてますので、良かったらご覧ください。

今日のところは以上です!

それではまたね。
松本てん でした。

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松本 てんさん

夫と娘の3人暮らし。「普通」に憧れつつも底辺から抜け出せない夢見がちママですが、家族のためにお金の勉強始めました。日々学んだこと、体験したことを紹介します。

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