褒め方の選択肢を持っていると、コミュニケーションが楽になる

こんにちは。ことさくらです。

子育てでも、仕事でも、プライベートでも、「褒め」は一番の潤滑油でありエネルギー。モノゴトがスムーズに進みやすくなります。特に春は出会いの季節。これから新しい生活をスタートさせる方も、新しい人を出迎える人もいると思います。そんな時「褒め方」の選択肢を持っておくと、新しい人間関係を築くのに役立ちます。

人は自分が褒められたい方法で他の人を褒めてしまいがちです。実は、私はストレートに褒められるのが苦手。だから意識しないと褒めることができません。どんな褒め方でも嬉しくなっちゃう夫にとっては、物足りなく思うことも(たぶん)。

褒め方にバリエーションを持っておくことで、相手に合わせた褒め方ができます。タイプに合わせて4パターンの褒め方をご紹介します。

その1 どんな褒め方でも嬉しくなっちゃうタイプ

長男は「今日、ウルトラマンを折り紙で折ったんだよ、すごいでしょう」「階段5段からジャンプしたんだよ、すごいでしょう」と、何かと「すごいでしょう」を連発します。そして「すごいね!!」と答えると、嬉しくて走り出します。

夫も、どんな褒め言葉も嬉しいタイプ。同僚や上司からの褒め言葉を私に話すことで、さらに嬉しさを増幅させます。

うちの雄猫もですね。私に撫でてもらえるならどこでもいいみたいで、大きな声でゴロゴロ言います。

このようなタイプは、褒め言葉は何でもOK。褒め言葉を栄養にして、モチベーションを高めてくれます。

その2 褒めに理由が必要なタイプ

一方で、ただ「すごいね!!」と褒められても「え、何が?」と思ってしまう人もいます。このようなタイプには、何に対して褒めたのかを、きちんと説明することが必要です。

仕事上であれば「あのデータ分析があったから、企画書の説得力が増したね」であったり、子どもであれば「この漢字は3年生で習う漢字なのに、もう知ってるんだね」であったり。

客観的なデータに基づいて具体的に褒めればバッチリです。

その3 褒められるより承認がありがたいタイプ

そもそも褒められるのが苦手なのが私のようなタイプもいます。

単に「さすが!」などと言われると、相手に上から評価されたような気がして、ちょっと嫌な気持ちになります。「かわいい!」なんて言われたら、「バカにされたのかな」なんて勘ぐってしまいそう。面倒くさくてごめんなさい。

できれば褒めるよりも、承認がありがたいです。「この資料、全部一人で作ったんですね」「あのデータ分析を1時間で終えたんですね」など、事実を言ってくれるだけでいいです。

もう一歩踏み込むとしたら、「あなたがリーダーになって、チームがとっても明るくなりました」みたいに、周りに与えている影響について伝えてくれると嬉しいです。

その4 人の役に立つことが喜びになるタイプ

人の役に立つことに喜びを感じるタイプは、何気ない時に「あのレポート助かったよ」などと、声をかけると響きます。自分が相手にどんな影響を及ぼしているのかが気になるので、声がけの量が大事。頻繁に声をかけられていると、安心して動けます。

褒め言葉も「すごい!」「さすが!」よりも、「助かったよ」「役に立ったよ」の方が受け取りやすいようです。

逆におおっぴらに褒められるのが苦手。会議など大勢いる場で褒められると恐縮してしまうので、やめた方がいいです。こっそりたくさん褒めるのが効きます。

人によって受け取りやすい言葉は違う

人によって受け取りやすい言葉は違います。褒めの引き出しを持っておいて、近しい人に対しては「この言い方がピンと来ないなら、こっちの方法を使ってみようかな」みたいな感じで試してみるといいです。上手くいくコミュニケーションの方法を見つけておくと、とっても楽になります。

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ことさくらさん

40代ワーママが目指すシンプルライフ。ズボラでも気持ちのいい暮らし、身を粉にせずに成果を出す仕事が目標です。お金についても考えていきます。夫、5歳の息子、2歳の娘、猫2匹との暮らし。カープファン。

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