/ 2019.04.20

卒園式前に今までの苦労を思い出すと、やっぱり保活が!

おつかれさまです。もうすぐ卒園式を控える6歳、4歳、1歳の保育園児母です。

第一子の成長は、そのまま自分の母親歴に直結するのでとにかく感慨深いです。昔を思い出すだけで泣けてくる。卒園式、卒業式で、親が泣く気持ちが、今になりわかった気がしています。

今回は運良く三姉妹が、激戦地区でどうやって全員認可保育園に入れたか、そのために親がやったコソ練を、卒園式前に思い出してみます。
※これが役に立ったのかはわかりませんが、、妊娠前、妊娠中、出産後でそれぞれ思い出してみます

保活対策?妊娠前から考えていたこと

1、住む場所をきめるとき
当時。妊娠前からここが日本全国ワースト地域だったことは知っていたので、保活は激戦になるのは予想していて。いざ、住む場所を決めるときから区役所のホームページで、通えそうな範囲に保育園の数を数えていました。その駅に数個しかないよりも、十数個保育園があるほうが、倍率が分散すると思ったからです。

あとは、祖父母と同じ地区にはあえて住みませんでした。募集要項にもよりますが、同エリアに祖父母がいると保活に不利になることがあるからです。

あとは呼び出しやお迎え担当を、夫と妻とどちらが多いかを検討し、我が家は私が担当することが多いと見込み、どちらかといえば私の仕事場に近いエリアに住むことにしました。

2、マンション建設を調べる
いつ妊娠するか、と考えたとき、念のため住まいエリアのマンション建設についての情報を集めました。

これは、主に2人目3人目を検討したときに特に意識して調べてて、何歳差がいいなーと夢を見ても実際できるかわからないのと、例えばそのエリアに3年後に大型マンションが建つことがわかったら、そこでさらに人口が増えて保活が激戦になるのは間違いがないので、マンションが完成する前に2人目3人目の子供を保育園に入れたい(完成時期と同じ年に保活をするのは避けたい)と、考えたからです。

現実、そんなにうまく妊娠はしませんがイメトレの一つとして。検討材料にしています。情報は、区議会の議事録とか地域ニュースを見ればある程度わかります。

3、とにかく第一子を認可にいれるとあとが苦戦しない
妊娠前に区役所で保育園要項を入手し、ポイントを取れる案を考えました。
結果、フルタイムが重要なこと、一歳枠はきょうだい枠で埋まることが多く、狙うは0歳枠しかないこと、共働きの家庭は大体横並びなので、加点ポイントを取らないと認可は難しいことを知り、加点をどうやってとるかを検討します。

ここのエリアは、きょうだいポイントが高めに設定されているため、一歳枠で新規に入るのはかなり難しいと知り、それなら0歳枠で入れるように、春から夏あたりに出産になるよう妊娠するしかないとイメトレします。(実際妊娠するかは本当に別問題。あくまで保活に重きを置いた時のイメトレ。)

保活対策?妊娠中に考えていたこと

1、前年の募集要項を読み、就業証明書の起点日をいつか知っておく
妊娠したてはまだ来年春用の申し込み書類は配布されておらず、今年度のものしかありませんが、参考に早めにそれを入手し対策を練る。三姉妹それぞれ妊娠後すぐに前年分を早めに入手し読みましたが、やっぱり3人ともに若干、ルールが異なっていました。

1人目 単身赴任加点あり、実勤務時間で記載
2人目 単身赴任、夜勤加点あり
3人目 保育士優遇あり、時短を取っていても契約上の時間換算で良い

ここでポイントは、保育士優遇あり、です。今までうちのエリアでランクが優遇されるのは、シングルマザー世帯か生活保護世帯が主だったのですが、これに保育士優遇が入ると不利だなとおもいました。やはり保育士人口は一定数いるからです。

これはもう絶対に0歳でランク上位+加点を取らなきゃ無理だと悟ります。そして、ランク上位をとるにはフルタイムが条件。

このとき、うちのエリアでは、就業証明書には起点日前前6ヶ月の内容を記載するので、この起点日がいつになるか毎回チェックしていました。(結果的に三姉妹ともに同じ起点日でしたが、突然今年から起点日が変わると困ると思い、イメトレ)

そして、1人目で時短を取っていたものの、この起点日に合わせて前6ヶ月以上はフルタイムになるように時短を解除しました。時短のままだとランクが一つ下がる可能性があるからです。本当なら時短の方が体的にも第一子育児的にも優しいのですが、ここは保活でAをとることを優先。

2、保育園説明会に行ったら
できれば、その保育園に実際入ってる方がランク何で入ったか、加点は幾つだったのか、そして、その保育園できょうだいがすでに入園してて妊娠中の方々が何人いるか(きょうだいポイントを使う人が何人いるか)も聞いてみます。

これは正直毎年変わると思うので、上の子で一度その保育園を見学していても、もう一度その都度説明会に参加し質問して聞いていました。この回答で、加点をいくつまで目指すかを検討していました。

A保育園
加点なし、ランクAの人多め、きょうだい入園予定3人
→加点なしならチャンスあるかも?でもきょうだい枠を3も取られるならばあと2枠しかない。。加点ないとここは無理かな。

B保育園
加点必須、大体加点プラス1とか2、ランクA、きょうだい入園予定2人
→それなら夜勤ポイント取れば並ぶかも?0歳枠も20人あるし流石に20人きょうだい枠が埋まることはないだろう。。

C保育園
加点必須、きょうだい枠や単身家庭加点多め、ランクA
→うーん。。ここだと夜勤ポイントじゃ勝てない。きょうだいポイントや単身ポイントは夜勤ポイントよりも断然上だから。ここで戦うなら早めに無認可入れてポイント増やさないと無理かも?

とかをイメトレします。

保活対策?出産後に考えていたこと

1、離乳食は早めに進める
0歳枠で入れると、大体離乳食が完了していませんでした。でも、働き始めると新しい食材を平日の午前中に試すことはかなり難しい。
なので、出来るだけ早めに新しい食材を試し、食べられる食材数を増やしていました。

2、動物園に連れて行く
三姉妹、ともに初めて動物園に連れて行ったら、いつも翌日発熱をしていました。産休育休中に、地域のコミニュティや遊び場など、行ける月齢にも勿論よるとはおもいますが早めに多少の菌と接触した方が、保育園に入ってからの発熱呼び出しが減るな、と第二子あたりで気づきました。

思えば、発熱呼び出しが1番多かったのは第一子。
第二子、第三子は、菌と接触率が高かったからか、ほとんど呼び出し電話はなりませんでした。

保活対策?第二子第三子を考えたときにしらべたこと

1、おまけ。
次の子の妊娠を検討したとき。
妊娠前にまず調べたのは、やっぱり保育園募集要項。第一子が保育園在園中に次の子を妊娠、出産すると、第一子の保育園はどうなるか?これは住むエリアによってだいぶルールが違います。
あるエリアでは育休中は第一子の保育園は退園になる、
となっていました。うちのまわりのエリアでも、実はルールが結構ちがいます。

上の子が在園中に下の子を妊娠出産した場合のルール

Aエリア
保育園在園児が3歳以降はそのまま在園可。それ未満は退園。
→このエリアで2人目を検討するなら、3歳差以上にするのがベスト。

Bエリア
在園児がその保育園に2ヶ月以上在園してて、かつ3歳以上または園長からの意見書があれば在園可能
→転園させるときは要注意。園長に相談して意見書を書いてもらえる条件を事前に要確認。年子は要注意。

Cエリア
下の子育休中一歳半までは在園可。それ以降に仕事復帰しない場合は退園。
→この場合、仮に会社が3年の育休を認めても一歳半以内に復職しないと退園になってしまう

など。。エリアによって基準がだいぶ変わります。この基準を満たすよう、妊娠タイミングを考えました。(実際できるかは正直わからないので、あくまで検討のひとつとしてイメトレ)

2、きょうだいポイントがあるか否か
これも募集要項をみればわかります。きょうだいポイントが使える条件を調べ、使えるようであれば上の子が在園中に保活をしたいと考えていました。例えば6歳差にすると、小1と0歳になり、きょうだいポイントが一切使えません。保活、1からのスタートです。

小規模保育で2歳までの場合、下の子を3歳差にすると、0歳保活の時にその小規模保育を卒園してしまうのでそこの保育園に対するきょうだいポイントは使えなくなることがあります。

3、おまけ
きょうだいポイントを使うにしても、同じ保育園内に妊娠されている方がその募集枠を超えたら必ず誰かは落とされてしまいます。ここは、別の学年のママさんや先生方にこっそり妊娠中のかたを聞いたりして、枠以上いないか、数えていました。

さらにおまけ

1、アレルギー対応
ここでは書きませんでしたが、アレルギー対応がどこまでできるかも、保育園により異なります。入った保育園が個別対応してもらえず、結局退職を選んだ友人もいます。

2、受け入れ可能月齢
これも保育園によってちがいます。うちのエリアでは、生後3ヶ月目からすぐ預けられるところが多かったので、そこは気にしませんでしたが、友人のエリアでは、せっかく早生まれではなく、0歳枠を狙っていたものの、そもそもこのエリアの保育園は全て生後7ヶ月以上じゃないと預けられず、四月入園が叶わなかったことがあります。

3、申込書の余白にたくさん書く
これが効果があったかなかったかわかりませんが、三姉妹、いつも余白に書き込みしたり、別紙をつけて、保育がどうしても必要な状況下であることを追記していました。募集要項には、不要と書かれていても、です。


保活って、本当にいろいろ悩むことが多く大変でした。とくに、第一子。雑誌を読んでもいまいち実感が湧かなくて、第一子はとにかく試行錯誤。
そんなことを思い出しながら、もうすぐ卒園式。母はいろいろ思い出して泣きそうです。

卒園児の保護者さま。保活、保育園生活、ほんとうにお疲れ様でした!

crown weekly ranking

この記事を書いたブロガー

ブロガー一覧 arrow-right
へべれけさん

9歳、7歳、4歳の三姉妹育児をしている医療系ワーママです。医療。しごと。卵アレルギー治療。家庭学習。小学生と保育園生にぎゅうぎゅうに挟まれながらも日々戦いで頑張ってます!

へべれけさんの記事一覧 v-right