/ 2019.04.02

Iメッセージで伝えると、相手は受け取りやすくなる

こんにちは。ことさくらです。

私は昔、コーチングというコミュニケーションスキルを教える会社にいました。子どもとのコミュニケーションにおいて、当時学んだスキルが役立っています。いざという時にコミュニケーションの引き出しがあるのはありがたいです。

コミュニケーションのセオリーのひとつに「人を動かしたい時はI(アイ)メッセージというのがあります。

「(あなたが)この企画書を早く仕上げて」というYouメッセージだと、言い方によっては相手は自分が責められているように感じ、カチンときたりします。しかし「この企画書を早く仕上げてもらうと(私が)助かるな」というIメッセージだと、あくまで私が感じていることを伝えているだけなので、相手は受け取りやすくなります。

これは子どもが相手でも同じです。

ママの気持ちを伝えると、いつもよりスムーズに進むかも

「早く着替えなさい」
「ほら、もう時間ないでしょ」
「何でまだ着替えてないの!もう遅れちゃうでしょ!!」

と、どんどんヒートアップしちゃう時があります。それなのに子どもはグズグズ。うちでも、わりとよく発生する光景です。

これ、Youメッセージのオンパレードです。

そういう時ほど、Iメッセージです。できれば慌てていない時に「朝、お着替えの時にいつも遊んじゃうでしょ。そうすると、お母さんはお仕事に遅れちゃうから困っちゃうんだ」と、自分の気持ちとして伝えます。

朝には「お着替えしてくれると、お母さん嬉しいな」ともう一押し。スムーズに進む確率が高くなります。

伝えたいことだけををシンプルに伝える

言葉に余計なものを載せると、どんどん受け取りにくくなります。例えば「何であなたはいつもそうなの!」なんて言ったら、もう相手の耳は閉じてしまいます。着替えをスムーズにして欲しいことだけが伝わればいいのに、人格否定までしてしまっています。

Iメッセージで伝えようとすると、伝えたいのはどんな気持ちなのか考えるので、ワンクッションあります。思い直すと、本当は言わなくてもいい言葉だと気づくことも。どう伝えようかと考えるだけで、感情的になりにくい効果があると感じています。

つい子どもにガミガミ言ってしまう時は、伝え方に目を向けてみると、関わりが変わってくるかもしれません。

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ことさくらさん

40代ワーママが目指すシンプルライフ。ズボラでも気持ちのいい暮らし、身を粉にせずに成果を出す仕事が目標です。お金についても考えていきます。夫、5歳の息子、2歳の娘、猫2匹との暮らし。カープファン。

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