/ 2019.04.10

子どものためにも必要な”しつけ”ですが、公共の場でのマナーや礼儀作法など幼いころから伝えていくのはとても大切なことですよね。何度言っても言う事を聞かないからと怒鳴ったり、叩くのはよくありません。

まだ幼い子だと、一度言ったことを次からできるという事はまずないのです。子どもは言われた事をすぐに忘れてしまうので、一度言って素直に聞く子の方が珍しいです。

それでも毎日、毎日同じことを言っていると「さっき言ったでしょう!」「何度言ったらわかるの!」など、お子さんに言ってしまっていませんか?

できないからとイライラしてしまったり、大きな声で叱ったりしないですむ、“魔法のしつけのコツ”をご紹介します。今回は【靴を揃える】ことについて焦点を置きたいと思います。

お子さん、靴をきちんと揃えられますか?

我が家はというと、毎日帰宅時はこのような状態です。「ただいま!」と玄関に入ると靴をそのまま脱ぎ捨てて家の中へ入って行きます。その度に「ちゃんと靴を揃えなさ~い!」と玄関から大声を出す私。

しつけは根気強くと分かっていても、子育て中の身だと毎日同じことを言い続けるのは、疲れてしまう日があるのも正直な本音です。時には「も~う!」と思いながら私が揃えてしまう日もあります。

でも、それでは意味がない!「脱いだ靴は綺麗に揃える」ということが当たり前のことになるまで言い続けなければ意味がないのです。まさに日々の積み重ねが大事です。しつけは子どもの為にも根気強く。

まさかの脱いだ靴で人間性診断!?

脱いだ靴を見て、人の受ける印象って結構変わると思っています。

≪玄関で綺麗に揃えられた靴を見た場合≫
■「きちんと揃えて偉いね!」
■「親のしつけがなっているのね!」
■「マナーがいいわね!」
と言ったようにきちんと揃えられた靴を見ただけで好印象を受けます。その子がいくら、やんちゃな子だとしても、靴のかかとが揃っている脱いだ靴を見ただけで賢いイメージを持たれるので不思議ですね。

≪玄関で散らかっている靴を見た場合≫
■「親のしつけがなっていない!」
■「普段から、やんちゃな子に違いない!」
■「普段から、いたずらっ子に違いない!」
■「何てマナーが悪い子なの!?」
と、どんなに良い子でも靴が散らかっているだけで世間ではネガティブな印象を持たれがちです。

脱いだ靴くらいで人間性が判断されてはたまったものじゃないと思ってしまうのが親心。ですが、いくら自分がそう思っていても世の中の多くの人たちからはこんな印象を持たれてしまうことが多いのです。たかが脱いだ靴と軽視できません。

将来の子どもの為にも、今からでも遅くないのできちんと揃えることの大切さを子どもに伝えていきたいです。

揃えてほしいところに貼るだけ!?

京王ストアでこんなものを見つけました。よくよく知らべてみるとネット通販でもこのような商品が販売されているのですね。

【学研×OURHOMEくつをじぶんでそろえたくなる くつおきマーク(貼ってはがせる)】
■カラー:ブルーorピンク
■864円(税込み・購入時価格)

店頭ではピンクしか置いてなかったのでピンクを2セット購入致しました。息子たちが保育園に行っている間に貼りつけておいたのですが、帰宅後すぐに気づき今まで口うるさく「靴を揃えなさ~い!」と言い続けていたのが嘘のように自ら揃えて家の中へ。す、すごい!まさに魔法のシール!

また、しつけの際に私もやりがちなのですが「○○しなさい!」とついつい命令口調で言ってしまいます。すると、社会性が身についていない子どもにとって、戸惑ってしまったり、反抗的になってしまいがちです。大人でも「○○しなさい!」なんて言われたら良い気持ちにはならないですよね。

「○○しなさい!」ではなくて「○○しようね!」などと言葉を改める必要もあるようです。

できたら褒める。できて当たり前でもたくさん褒める!

このシールを貼った初日からこ~んなに綺麗に揃えてくれてとっても感動しました。ついつい揃えたくなってしまうシールというのは本当だったのですね!このシールを貼ったことで、帰宅後「ただいま~!」の言葉と同時にシールに合わせて靴を揃えることが習慣化しそうです。

子どもが、できたときに褒めてあげるのはもちろん、褒めるにプラスして、ハグ♪も大事にしています。

そうは言っても子どもだって人間です。その日、疲れていることもあるし、気分が乗らなくてやらない時もあります。そんな時、「今日は疲れたね~!まま1個お手伝いしてい~い?」と聞くと「うん。いいよ~!」ともう1足は自分で揃えてくれる日も多々あります。

決してやらせるのではなく、長い目で見て自分でやりたくなるような声かけ、そしてできたら褒めてぎゅ~っとハグすることによって子どものやりたい気持ちが高まるかと思います。

絵本で靴の気持ちになって考えてみよう♪

■『いつもいっしょ絵本(くつおきシール付き)』(親子の時間研究所)

■『くつくつあるけ』(福音館)

歩けるようになって、靴を履いてお出掛けできるようになったお子さまとの大事な絵本タイムにおすすめです!そもそも靴に関心がなかった子、履くのを嫌がる子でも靴に関心が持てるようになるかもしれません。

また、「なぜ靴を揃えなければいけないのか?」と一緒に考えてみたり、お子さまを物語の主人公にして自分を重ね合わせて、自然と靴を揃えるように促してみたり…と、こんな方法もあります。お子様に合ったしつけの方法が見つかりますように…♪

数日後、どちらかが揃えていないと兄弟同士で「揃えてないよ!」と注意しあうようになりました。笑

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yumiさん

東京都在住/保育士/長男(小3)次男(小1)
アウトドアが大好きで毎月家族でキャンプに出掛けるのが楽しみです。

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