/ 2019.04.23

4月から保育園に入園した我が家の娘

4月からいよいよ慣らし保育スタート!同じ環境の皆さま毎日本当にお疲れ様です。

我が子は毎朝号泣しながらも先生方のお陰で頑張っています。まだ歩けない娘が一生懸命窓際に来る姿を見て初日は私も大号泣。寂しいけれど母娘一緒に頑張ろう!

帰りに1日の様子を聞くと、お昼ご飯もオヤツもきちんと食べていて、お昼寝は泣きながらも「トントン」したら寝ている様子。

ん?「トントン」?

お昼寝が1番不安だったので、一安心すると同時に、今まで1年2カ月ずっと授乳を続けてきて、家にいたら2時間すら間隔が空くこともなく、そのせいかご飯もあまり食べない&昼も夜も添い乳じゃないと寝なかったのに。

ご飯もたくさん食べて、しかもトントンで寝れるの?と、母はビックリ(笑)。

欲しがるまであげようと思っていた最後の授乳

上のお兄ちゃんは2歳直前まで授乳。2人目の娘も我が家にとっては最後の赤ちゃん。母娘の特別な時間と、飲んだ後の幸せいっぱいの顔を見たい。保育園に行き始め、環境も一気に変わり気持ちが落ち着くなら欲しがるまであげようと思っていました。

しかしながら、保育園に行くようになり長時間飲めないことで帰ってからずっとおっぱいを飲んでご飯もあまり食べず。夜中も何回も泣いては探し、朝まで口に含んだままで朝ごはんもあまり食べない。週末は朝から晩までずっと催促していました。

少なからず保育園でも、オッパイがない不安もあって泣いているのかなぁ。そもそもこんな辛い思いをしてまで預けて働く意味があるのかな…と、保育園入園前に卒乳に踏み切れなかった後悔や、ついには働く事さえ申し訳なくなるという負のループから抜け出せない私がいました。

目前に迫る復帰と揺れる母の思い

娘の為にはどっちがいいのか、私自身も寝不足のままで本当に復帰できるのか。こんな自己都合で娘に辛い思いをさせていいのか…などなどたくさん悩みました。

が、ある日の土曜日。相変わらず執着がすごい娘と格闘している時、上のお兄ちゃんが「買って!」と欲しがった“アンパンマンのキズテープ”が目に入りました。アンパンマンが大好きな娘。「パンパン」と指差して嬉しそうにテレビを見ています。

もしかしたらいけるかも!ダメならまた考えよう。とりあえず一回やってみよう。そんな気持ちで試してみることにしました。

使い方は簡単!貼るだけ(笑)

画像付きで詳しい説明はできませんが…^^;「貼るだけ」です。娘にバレぬようこっそり貼って、次の催促を待ちます。

いつも胸の辺りを「トントン」が、ちょうだいの合図。いつも通りに服をめくると…、

「ギョギョ!!」笑ってしまうぐらいビックリした娘の顔。「パンパン」と指差しながら見つめる娘に「パイがパンパンになったねぇ。どうしようかなぁ?」と聞くと首をブンブン横に振りながら「いらない、いらない」と去っていきました…。

え?いらないの?まさかの反応に私の方が拍子抜け。しかしながら、これで終わるわけはなく…ここからが母娘2人の試練の始まりでした。

何回確認してもアンパンマン。大好きなパイがもういない

第1関門、休日の昼間。何回も胸の辺りを「トントン」ちょうだいするも、めくれば出てくるアンパンマン。悲しそうな顔をしながら去っていく娘。数回繰り返しながらも、お菓子やジュース遊びに抱っこ。色々気を紛らわせながら頑張りました。

第2関門はお風呂です。この日はパパ不在で私が入れるしかない。子ども用のキズテープは粘着が弱いから剥がれてしまう。それなら手書きアンパンマンでやってみよう!お風呂はこれでしのげました。確か、上の子の時も大きな絆創膏を貼って「お風呂でもパイはなくなった」という設定にしたことを思い出しました。

お風呂をクリアした後がラスボス級のねんねの時間。さぁ、いよいよ最終難関の時間です。母も覚悟してお布団へ。朝まででも頑張る!そんな気持ちで寝室へ…

心が折れそうになって涙が溢れた1日目の夜

案の定、「パイを出せ!」今までソフトな合図だったのに「トントン」から「バシバシ」へ変わるほどの要求。泣き叫び、眠たいのに眠れないから余計に泣く。

母もカチカチで痛みも辛いし、もう今日はあげてしまおうか…。また別の日に改めたらいいか…。など軽い気持ちで試した自分に腹立たしく、また目の前で泣き叫ぶ娘を見て本当に諦めそうになりました。

でも中途半端にしたらもっと辛い。ご飯もたくさん食べて、夜もぐっすり眠れるようになることが娘には1番大切。と自分に言い聞かせ、ぎゅっと抱きしめたり優しく話しかけたりと2人で頑張って乗り越えました。

諦めて泣き疲れて寝たという表現が1番正しい眠り方で、何とか寝てくれました。夜中も思い出しては探して泣いて、口をパクパク。ぐっとこらえて朝を迎えました。

すごい!朝ご飯をモリモリ食べる嬉しい変化

朝起きて、いつもの「トントン」をしてみるけどパイはない。すぐに諦めてお茶をごくり。朝ごはんのパンやバナナいつもよりパクパク!嬉しそうに食べる姿を見て頑張って良かったと思いました。

2日目は日曜だったので不安でしたが、お出かけした車の中で少しだけ泣きましたが眠りました。母のガチガチ具合はこの日がピークに辛かったですが、ネットで調べたりしながらセルフケアで何とか峠を越えました。

3日目からは探したり触ったりするも、泣くことはなくなりました。保育園でも2時間の最長お昼寝記録!夜寝るときもベッドでゴロゴロしたり遊びながら寝てくれました。

そして、この夜!あんなに夜泣きしていたのに1回起きただけでお茶を飲んだら朝までぐっすり!私も久々に朝まで眠れてスッキリ早起きに成功(笑)。

4日目の朝は落ち着いた様子で遊び、朝ごはんもモリモリ食べてご機嫌さん。やっぱりまだ口寂しさや触りたい気持ちはあるようですが我慢して頑張っています。

保育園の先生も一緒に卒乳を応援&フォロー

保育園のお帳面にも卒乳の件と様子を書きました。念の為口頭でもお伝えしたら、返ってきたお帳面には「保育者みんなで頑張ってすごいね!とたくさん褒めました。不安なことあれば遠慮なく私達に言ってくださいね。」と先生方も一緒に頑張ってくださっています。ありがた過ぎて嬉し過ぎて涙がポロリ。

卒乳4日目を通して、甘えん坊の抱っこ姫が更に甘えん坊になりました。「授乳」という形はなくなったけどまた違う形でスキンシップをたくさんしながら一緒に成長していこうと思いました。

ママにとっての卒乳メリット

1.今年から花粉症に悩まされ、授乳中の薬しか飲めず効果が薄かったのですが薬の処方も効果を重視できるように!

2.ずっと我慢してきた大好きなビールの解禁です!!夏に間に合ったー!とは言え、まだ癖なのかノンアルを買ってしまいます(笑)早く飲んでみよう。

3.産んでから初めて朝まで眠れた感動!夜泣きをずっとして細切れ睡眠だったので朝まで眠れるという事がこんなに幸せかと痛感しました。

4.洋服も授乳ありきで選んでましたが、これからは着たい服を着れる楽しみができました。

5.そしていよいよ本格的にダイエットも開始できます^^;

今後は、もう授乳をすることがないと思うと本当に寂しくなりますが、息子と娘とのたくさんの幸せな時間をありがとう。とゆっくり自分の身体を労ってあげようと思います。

旦那より頼りになったアンパンマン…。君はやっぱりヒーローだ!

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かおりいでいさん

2人の子育て中フルタイムワークママです!働きながらも家族との時間を楽しみたい!お酒と美味しい物大好き。
いつか自分でお店がしたくて念願の「食品衛生責任者」の資格を育休中に取得しました♪

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