逆子がなかなか治らない！予定帝王切開前日に私が逃亡したワケ

立ち会い出産予定が……

1人目妊娠をして、昔から念願だった立ち会い出産を出来ると思っていました。ヒーヒーフー!!と言いながらお腹を痛めて出産と言うつもりでしたが……妊娠5ヶ月に逆子である事が分かりました。

初めての妊娠だったので、何故逆子か分からずそれに出産までには治ると思って日々を過ごしていました。9ヶ月ぐらいになり、エコーをしてもらうと……変わらず逆子で、主治医に予定帝王切開を提案してもらう事になり軽くパニックになりました。まさか手術になるかもなんて……。

ひたすらに逆子体操をする毎日

いい歳になっても手術という響きは怖くてどうにか普通出産をしたいので毎日逆子体操をしていました。

そして赤ちゃんに毎日話かけて治りますようにとしていました。通っていた病院では鍼治療やマッサージで逆子を治すのを推奨では無かった為、ひたすら逆子体操をしていました。が、とうとう戻らず出産予定日の2週間前に予定帝王切開日を決めることになりました。

元気で生まれてきて欲しいし無事でいて欲しい反面お腹を切られる恐怖が毎日襲ってきました。

まさかの高熱で入院になり焦る

色々な気持ちが交差する中で、予定帝王切開日まであと3週間を切った時何故か高熱39度が出てしまい即産婦人科で入院になりました。赤ちゃんがとりあえず心配で、お腹の中にいるから様子も見れないし不安でいっぱいでした。

大病院の産婦人科で色々検査をしてもらいましたが原因不明で先生達も分からないみたいで感染の危険もあるため隔離され家族の面談もかなり厳重なものとなりました。

点滴や薬を腕から刺した針から投与をしたり、エコーで赤ちゃんの心音を聞いたりしながら慎重に治療をしてもらい5日で回復しました。まだ予定帝王切開日まで１週間程時間があり1度退院する事になりました。

いよいよ帝王切開日になって心臓がバクバク

予定帝王切開では前日検査があるために、前日の朝から逆子をエコーで確認してから入院と言う流れでした。検査で逆子を確認しベッドで安静に…のはずが、私は本当にお腹を切られるのが怖かった為に入院してから思わず病院の目の前の公園に逃亡。笑

本当に大人気無いですが……。そこで親子が楽しそうに遊具で遊ぶ姿を見てたら、産み方は人それぞれだし無事に元気な赤ちゃんに会えるならと再びベッドに戻りました。前日２１時からは絶飲食の為そこまでに最後にご褒美にと売店で買ったチョコレートを１つ食べました。

当日の朝手術室に入る前に最終検査があり、エコーをとるとやはり逆子でした。普通分娩とは違い、手術室まで家族や旦那さんに見送ってもらいました。

無事に赤ちゃんが生まれてきてくれた

手術室に入り、胸までの局部麻酔をしてもらいました。出頭医の先生は麻酔が効いてきたのを確認してから手術がはじまり。局部の割には、眠気がかなりあったので寝そうなな感じウトウトしていると……、

｢いくよー!!いくよー!!｣といきなり聞こえてきた瞬間お腹を思い切り押された感じがあり、次の瞬間には｢オンギャ〜!!｣と大きな元気な声が聞けました。聞いた瞬間涙が出てきました。

生まれたての赤ちゃんをすぐ頭元まで助産師が運んできてくれて手で頭を触らせてくれてかなり嬉しかった。それから赤ちゃんは綺麗にしてもらい家族と旦那が待つ場所へ。私はお腹を綴じる為にしばらくまだ手術室……。笑

当日は手術後は麻酔が抜けないので足に血液循環ポンプを付けてもらいながら経過観察病室に……。入院日数は10日と長かったので、看護師や助産師にたくさん頼りながら無事退院。

出産の後日談

逆子の原因はなんと！私の骨盤にお尻がハマって抜け無かったからみたいでした。思わずおっちょこちょいが我が子らしいなと思いました。