なぜ人々は投資をするのか、と考えたことはありますか？

投資をすると資産が増える、と思うのはなぜ？

こんにちは。ことさくらです。

なぜ人々は投資をするのか、と考えたことはありますか？

投資をして資産が増えないと皆が思っているなら、とっくに金融市場なんてなくなっているはず。でも実際は、数百年間大きくなり続けていて、今後もなくなる気配はありません。

どうして私たちは、投資をすると資産が増えると思っているのでしょうか。

私たちが投資をするのは「人類の成長に期待しているから」

最初にズバリと答えを言うと「人類の成長に期待しているから」です。

例えば、あなたが今35歳だとします。10歳の時、世界の人口は約57億人でした。「学校で世界の人口は60億人くらいって習ったな」なんて覚えている人もいるかもしれません。そして25年経った今、世界の人口は約78億人。ざっくり20億人ぐらい増えています。

そして世界経済の大きさを表す名目GDPでみると、その25年間で2.7倍になっています。人口が増えるよりはるかに速いスピードで経済が大きくなっているのは、技術革新があるからです。

25年前はパソコンもインターネットもあまり普及しておらず、スマホも存在しなかったのですから、1人ができる仕事量は、もう全然違います。

経済の規模が大きくなるということは、企業の利益が大きくなることとほぼイコールなので、株価も上昇するはずです。実際、世界株式の指数の推移を見ると、細かく上下することはあるものの、全体では右肩上がりとなっています。

ほぼ同じ理由で、債券や不動産といった資産の規模も大きくなっています。

投資をするということは、明るい未来を信じること

もちろん、過去に資産の価値が上がってきたからと言って、今後も上がるとは限りません。

ただし、世界的に見れば人口が増えていくということは予想できます。技術革新もまた、止められない流れです。つまり人類が成長していく限り、資産は拡大することが期待できます。だから、人々は投資をします。

言い換えると、将来にわたって人々が生活を営み、さらに豊かになっていくという明るい未来を信じるから、投資をするのです。

自分の子どもを見ていても、人って放っておいても学ぶ生き物なんだなと思います。新しいものがあると飛びつき、遊んでみようとします。分からないことがあると「どうして？」と聞いてきます。

彼らが成長して大人になったら、また新しい技術革新が生まれるでしょう。そういった未来に投資するのだと思うと、楽しく思えてきませんか？